梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

マニフェスト・年金

2010-07-13 08:19:53 | 日記
前にも書いていたが、年金のマニフェストを再度読み返してみた、各党「無年金者への最低保障として」とある、金額が違うが結局今まで年金を掛けていない者達が全く貰えないのでと言う事らしい、私の廻りにもそう言う人達が何人か居る、全く貰えない人達は最初から掛ける気は無かった様だ、本人達も「貰える人達は良いなと思うが羨ましくは無い、承知で掛けなかったんだから」と言う、羨ましくない理由として「絶対かけた金額は貰えないから、そんな事は最初から解っていた」と言う、その通りになった訳だ、再三書くが私が掛けた金が全額終えるのは88歳以上だ、平均生存年齢を7年も過ぎてからだ、我々サラリーマンは国と契約したわけでもなく強制的に給料から天引きされる、会社が負担してその倍を納める、納めないと保険事務所から「売掛債権を差し押さえる、それで倒産しても仕方ない、未納会社を倒産させて無くすのも回収率になる」と言う、此れまで掛けてきた金額は戻らないのだがその負担を回避した結果として貰えない人達に「それは可愛そうだからから国庫から支給する」と言うのはどう考えても納得しかねる、第一掛けて来なかった人達は「貰えないのは自分で選んだ事だから文句は無い」と言っているのだ、それでも生活出来ない人達には生活保護法が有る、確かに非常に厳しい受給資格検査が有るのだがもらうことが出来るわけだ、しかも貰える金額は年金の満額の倍になる、此れを国庫金でやっているのだから今更必要は無いだろう、もっとも生活保護の金額で衣食住を賄える事なぞ無理に決まっている、が年金は満額でもその半分だ、報酬比例部分を貰っても生活保護の金額に届くのはかなりの高額所得者だった人達だ、当然その人達は多くの資産を持っている、つまり金のある者は更に増える仕組みだ、当然比例部分で納めた金額が多いのだから当然だ此れが年金と言う仕組みだろう、だったらもう一方で全く掛けていない人間に国民年金満額を保証すると言う部分と矛盾するのではないか、最低生活保障と言うのなら当然高額所得者には我慢して貰うと言う方法にしなければ整合性はとれ無い、65歳から満額だと言う年金だが此れだけで生活は出来ないしもとより生活を年金で賄って仕事をやめるなんぞは考えていない、しかし景気が悪すぎる、しかし国会は今度の選挙で又内輪揉めを始めたようだ、民主党が「負けた責任だから総理と幹事長は辞職するべきだ」と言う様なことをやっていたら崩壊直前の自民党と全く変わらない、一年で3人も総理が替わった事が内外で如何に信用を落としたか考えるべきだろう、民主が落ちたのは消費税も有るだろうがその前が悪すぎた、今が良いとは言えないが少なくとも此れからどうして行くかを考えるべきで、10ヶ月の凋落ぶりに小沢氏の影とそれを背負った鳩山総理の影響が大きいのは誰が見ても分る事だ、自民党が戻ったのも決して自民党を支持したのではなく安定して運営できる人数が居るのが自民党だったと言う現実路線を選ばざるを得ない程今日本は切迫している事を有権者が知っているからに他ならない、谷垣氏の言うように「やはり我々の政権は正しかった」という様な事では去年の衆院選で何も勉強をしていなかったと言う事だ、襟を正してと言う言葉を真摯に受け止めて参院多数党を全うして貰いたいと思う