梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

大弛峠

2010-07-29 10:09:10 | 日記
ジムニーを(良いな)と思ったきっかけになったのは山梨から長野の川上に抜ける林道を走った時だった、恐らく24~25位の頃だったが今より林道規制が煩くなく関東近県の林道は殆ど走っただろう、このコースは未だ初めの頃で多分普通の2輪駆動だったと思う、塩山の先、牧丘から金武山と瑞垣山(実際の字は違うが返還しない)間の大弛峠を越えるコースで塩山出身の友人と超える事にした、春先の3月頃トライしたのだが果樹園の直ぐ先でアイスバーンが道を覆い、諦めて返って来た、再度トライしたのは多分7月頃だったと思う、前回引き換えした所から直ぐに荒れ道となる、切通しになった路面は雨水の流れた後が深い溝になり切通しも両側から崩れ落ちているのでU字溝かV字溝である、白茶けた路面は崩れ落ちた砂で走りすぎた後は凄い砂煙が上がる、直線部分は殆ど無く傾斜もきつい、暫く上って九十九折を繰り返す道路が左にカーブした所を曲がり始めたときに上から降りて来たのがジムジーだった、フルオープンでこの頃珍しいロールバーを付けてフロントをボンネットに倒してある、シムニーは切通しの傾斜が緩くなった崖を斜めに駆け登る様にカーブに突っ込むと猛烈な砂煙を立てて通過、バックミラーからは直ぐ消えたが直線路になって見下ろしたら砂煙を巻き上げながら勢いよく下りて行くのが見えた、「カッコいいよな」と友人と話しながら(買うか!)と考えたのがそもそものきっかけだった。林道は峠で左右に分かれる道がある、右に曲がると「夢の庭園」だと看板がある、友人が「是非見たほうが良い」と言うので寄って見る、そこは大きな岩が落葉松の間に無数にあり遊歩道が間を走って居る所だった、こんな山の上に有るのに滑らかな大石は確かに庭石のようにも見える、設備は何にも無いので短時間で此処を離れる、其のまま川上村におりて直ぐ別の林道で昇仙峡に下りたのだが最近の地図は林道が書かれていないのでどの道だったか解らない。その後ジムニーを暫く検討したのだが、如何にしても非力すぎて都内から高速に乗るのは少し怖い、友人と出かける事も多くなったのでマツダのボンゴ4WDを買った、パートタイムだったので効果は大きいが4WDステアロックはかなりキツイ、風雨がきつい時は走りが安定するので助かったが4WDを外すのに前輪のフリーホイルハブを手動操作で外し、数メートル後退しないと外れない構造だったので少し面倒ではあった、サンルーフが非常に大きく開くので気持ちが良い車で未だ元気だった義母を乗せて桜見物をしたときは大変喜んでくれた事を思い出す