秋田市は7月16日、記録的大雨で浸水や土砂崩れによる被害を被った住宅が最大で3万2千世帯に達する可能性があると明らかにした。市民からの情報や避難者数などから推計。全世帯の2割に当たる。
秋田市で浸水などの被害が想定される地域は、広面や東通大住中通など3地区に
及ぶ。市は18日から罹災証明書の申請を受け付けており、職員による現場での被害確認調査はこれから本格化するというが、まだまだ被害は拡大しそうである。
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(7月17日の秋田市内の冠水状態 さきがけ電子版より引用))
私の同僚医師お二人の車3台が自宅の駐車場で水没した、という。
我が家の車と異なりいずれも高級車(高額車)であり、お気の毒なことである。
7月16日の時点で路上で動けなくなっていた車が散見された。Volvo、BMW、Benzなどの高級車も放置されていた。
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(7月17日の秋田市内の状態 多数の車が水没していた さきがけ電子版より引用)
多くの車が水没して路上に残ったままとなったことを受け、県と秋田市は緊急車両の安全通行のため管理道路を災害対策基本法に基づく道路区間に指定した。この場合、所有者に移動を命じ、従わない場合は強制的に移動できる。 指定は県内で初めて、という。
同市JAF等のサービスは17日朝から放置車間のレッカー移動に追われた。17日時点で10件以上の予約が入ったといい、「道路の状況が悪くて現場到着が遅れ、1台当たりの作業時間が普段の倍以上になっている」という。
座面より上や、エンジンまで浸水していれば、廃車になる車両も多いという。
市内のディーラーには、大雨で車が故障するなどした顧客から、代車の貸し出し依頼が殺到。市外の店舗からも代車を借りているが、20件ほど予約待ちとなっているという。
水没した自動車の保険契約に車両保険が付帯されていれば、契約時の保険金額上限で保険金が受け取れる、という。
座面より上や、エンジンまで浸水していれば、「全損」と認定されるとのこと。
保険金を受領した後は、車の所有権が保険会社に移り、保険会社傘下の廃車引取業者が保管場所から車を引き揚げ、金属部品などはリサイクルに出される。
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