Menkarm World

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決戦は土曜日!!

2018年03月07日 00時00分00秒 | タイで子育て
タイの公立中の特別コースの願書提出が先月末に締め切られたが、娘の本命校の理数ギフテッドコースは定員108名に対して願書を出したのが1119名。倍率10倍の狭き門だ。毎年このくらいなのだが、娘の友人には泣いて諦めた娘もいたらしい。

上の息子は中学でも高校でも理数ギフテッド入試に失敗しており、娘の入試は研究に研究を重ねて対策したリベンジ戦。決戦は土曜日だ。

普通科には特別入学制度があり、公務員の子弟や寄付をした者を入学させると入試要領にも明記されていても、理数ギフテッドコースは入試選抜だけの筈なのだが、「卒業式が済んだらヨーロッパ旅行へ行く」と娘と同じ塾へ通う児童が嬉しそうに話しており、塾の先生から「入試はどうするの?」と尋ねられると、「お母さんが学校と話して、受験しなくても入れる」とさらっと言って退けたそうだ。昨年に塾の前で親同士がそういう話をしているのを息子が耳をダンボにして聴いて報告してくれたのだが、子供とは言え塾で堂々と話してしまうのには驚いた。

今週土曜の入試は算数が60分、理科と英語が40分、タイ語は30分と短時間勝負。算数は1問解くのに3分近く掛かっていたのが1分で解ける様になり、今までに問題集で解けなかった設問全部に取組中。理科は塾へ任せているが、入試と同じ問題数を半分の20分で解かされているそうだ。「ここは試験に出ます」は学校でも塾でもよく聞くのだが、今の時期に志望校の先生から言われると・・・よく覚えられるらしいw。英語は塾でトリアムウドム高の入試問題を中心にやっているそうだが、語彙に難あり。中学入試なので何とかならないかなとw。タイ語はビデオ塾だったので、テキストの見直しを妻と取り組んでいる。

先週木曜に卒業式をやった娘は、今週月・火で学年末試験終了。教室では5人がA型インフルエンザと診断されたまま出席して試験を受け、他にも8人が風邪の様な症状だったそうだ。娘はインフルエンザワクチンを接種済みで、マスクを掛けて登校したが、中学入試が有る土曜に体調を崩さないよう祈るばかり。(-人-)オ・ネ・ガ・イ♪

決戦は・・で思いつくのはドリカムの「決戦は金曜日」。懐かしいなあ。1992年・・26年前www。



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バイオハザードを封じた息子

2018年03月03日 00時00分00秒 | タイで子育て
息子は2月27日にGAT・PAT(タイの大学入試センター試験)を終え、次は3月3、4日に実施されるO-NET(基本学力試験)対策だと思っていたが、提出済みの生物のレポートが字の小ささを理由にOKにならなかったそうで、27日の夜は深夜の2時まで掛かって作り直し。翌28日に提出すると、「こんなのはダメ」と言われ、せっかく作ったレポートへ赤ペンで「×」を書かれ、何が悪いのかも答えて貰えなかったそうだ。

前期授業が終わった時も同じ先生にダメ出しされ、その時は合格まで5日掛かった。課題を手抜きした生徒が呼ばれるなら分かるが、その先生が授業をされるクラスの生徒全員が不合格に成り、合格に成るまで毎日呼ばれる。しかも受験を目前にした高3を相手にやられるから堪ったものではない。前期終了時は秋休みで、バンコクやコンケンのゼミを受講する予定だった生徒も多いが、合格にならなければ生物の評価が0になるので、合格に成るまで何度でも提出するしか無い。最後は何人かの父兄が校長に掛け合って、ようやく合格になった。まるで「バイオハザード(生物災害)」の様に感じてしまう。

今回は流石にGAT・PAT(タイの大学入試センター試験)が終わった後の呼び出しだったが、3月3、4日のO-NET(基本学力試験)も入試に使われ、良い大学へ行きたければ最低でも6割は得点しなければならない。早く終わらせなければと「×」を書かれたレポートを作り直し、三度目の正直と提出してみれば、いつもと字が違うと文句を言われる。タイでは宿題は下請けに出して受験勉強をする生徒が多いので、息子も自分でやらなかったと疑われたのだろう。「先生!僕は今そこで書いたのですよ!」と言うと、「じゃあタイトルのレタリングをやって見せて」と言われ、目の前で書いたら納得して貰えたそうだ。確かに宿題の下請けは多いのだけど、息子の場合はとんだ言い掛かりだ。

さてこれで受験勉強が出来るぞと帰る準備をしていると、「クラス全員の別のレポートが未提出なので、明日も来るように」と言われたそうだ。「先生!そんな馬鹿な!」と息子が言うと、「何か文句があるのか?」と言われたので、「はい、あります」と答えた息子。先生と息子の睨み合いに加わる同級生は居らず、ザワツイていた教室はシーンと静まり返ったそうだ。

息子はポケットからスマホを取り出し、「先生、これはレポートを提出した時の写真です。レポートの横へ置いてあるのが、スマホの時計画面です。日付と時刻を確認して下さい。そして次の写真がレポートに合格を頂いた後の写真。先生のサインが入ってます。写真はクラスの全グループ分あります。これが提出の証拠です。」
しばらく無言だった先生はニコッと微笑んで「じゃあいいよ」と仰り、同級生から歓声が上がったそうだ。

息子は理不尽なことが大嫌いで、納得できなければやってしまうタイプ。(遺伝w)今までも何度か先生と衝突しており、全校集会で生徒指導の先生をやり込めて、それが切っ掛けで先生のボイコットがあり、退職してしまわれた事もある。またやっているのかと別の先生が様子を見守っておられたらしく、息子へ近付いてきて「君は弁護士の様なやり方だなあ」と笑われたらしい。

帰り際に生物の先生へ「1年間教えて頂いてありがとうございました」とお礼を言って帰ったと聞いて、「評価が怖いのだろう」とからかうと、「いつもパパから『やり過ぎるな』とか『良好な関係の維持に努めろ』と言われるので気になった」のだそうだ。学校は1年ダブリで今年は二十歳。いつの間にやら大人になっていると思うと嬉しかった。

話は変わって、娘の卒業式の話題。
タイは3月1日が万仏節と言う仏教の祝日だったのだが、娘の学校は卒業式。



一人ずつ登壇し卒業証書と造花の花束を受け取るのだが、娘は4回登壇し、今までに担任された先生からも花束を頂いた。学習面は平均的で不満を感じる事もあったが、子供や親の要望をよく受け止めて頂いて良い学校だった。幼稚園へ入って最初の秋休みの課外授業では、タイ語が少ししか話せないからと系列校から日本語を話せる先生を準備されていたりと、細かく対応していただいて驚いた。それから校長が替わって、学校の雰囲気がルーズになったと感じたことも有ったが、タイらしい長所を感じる事が多かった。
娘へ「自分の子供が産まれたら、どこの学校へ入れるか?」と尋ねると、「ドン・ボスコに決っているでしょ!」だって。自分が卒業した学校ではなく、人気校を選ぶんだwww

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