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NETSATでオカマを掘られる

2022年08月25日 15時05分00秒 | タイで子育て
最初にお断りしておきたいが、今回の記事は子供達へ確認せず妻へ聞いただけで書いたので、もしかするとNETSAT試験について間違いがあるかも知れない。承知の上で読んで頂きたい。

NETSAT試験とは、コンケン大学のロープ2(学部によって異なるが、普通は4回行われる入学考査の2回目)に使わる学力テスト。
高2と高3でそれぞれ2回受験可能であり、科目毎に一番良い得点を使ってコンケン大のロープ2の考査を受けられるそうだ。

20日が今年1回目の試験の初日で、高2の娘には初めての受験。
試験会場はイサーンの主要都市へあり、入寮している娘は友達とグラブタクシーを利用して行くと言っていたが、元々朝は車を捕まえ難い上に周辺の県からも集まっての受験なので車が捕まらないリスクが高く、ウドンタニから送迎に行く事とした。

深夜にウドンタニを出発し、寮への到着が7時前。他にも送迎に来られたお母さんがあり、私が前で2台が縦列駐車。
後ろの車へ乗る生徒達が寮から出て、私の車の横を通り抜けたと思ったら、後ろからドン!と強い衝撃を受けてサイドブレーキを掛けたままの車が数十センチ前へ押し出された。
降りて後ろを見に行けば…

後のバンパーの中央左が広い範囲で5センチ程凹んでいる。
後の車のお母さんが降りて来て、最初の一言が「私は保険が無いの」。
普通ならポロボー(自賠責保険)がある筈なので、車検も切れているか?
妻が降りて話し掛けると「ブレーキとアクセルを踏み間違えちゃった」と言ったそうだ。

取り敢えず被害の事実関係を確定したいので、車の写真と運転していたお母さんの写真を撮り、免許証の撮影をお願いすると、有効期限が切れているらしい。(無免許!)
何かで身元の確認は必要なので、免許証を出さないなら国民証(ID CARD)の写真を取るべきだったが、お互いに子供達を早く受験会場へ連れて行きたいので、後で会いましょうとなって電話番号を交換して別れた。

受験会場へ向かう車の中で娘へ相手の生徒を知っているか尋ねると学校は別だがウォモウォの同期と言う。繋がりがあるなら修理した後に代金を頂いても構わないが、車検も免許も期限切れなのはルーズと容易に予想出来るので、損保会社を間に入れる事にした。

娘を受験会場で降ろすと、近くへ駐車して不意のトラブル対応の為に試験開始時間まで待機。
試験開始まで30分を切った頃になって、子供が会場へ行く車が捕まらないと助けを求める書き込みが父兄のライングループへいくつか書き込まれ、寮の近くへ居られた父兄が対応しておられた。
寮のバスもあるので、試験会場の送迎くらい学校側でやれば良いのに、全くそういう事が出来ないので親や子供が苦労する。

娘は問題無く試験を始められそうなので、事故の加害者と損保会社へ連絡して9時に事故現場の寮の前で会いましょうと約束。

8時半に試験が始まったので寮へ向かっていると加害者から電話が入り、「月末までお金が払えない」だの「9時に現場へ行かない」だの言ったそうだが、私の保険を尋ねられたので「パカンチャンヌン」(車両保険付き)と答えると、私が自分の保険で修理すると勝手に勘違いしたのか来る気になったらしい。

約束の9時を過ぎても誰も来ないので、損保会社の担当者へ電話番号すると10時なんて言うから、すぐ来る様に言い、10分後に加害者がスマホで私をビデオ撮影しながら運転して到着。
直ぐに損保の担当者も到着した。

損保の担当者は、加害者と私から免許証を受け取ると、加害者へ「支払いは一括ですか分割ですか?」と軽くジャブを打って加害者のおばちゃん(以下おばちゃん)は、ヒートアップ。
「そのバンパーは2〜3千バーツ出せばある」だの「少し引っ張れば治る」だの「子供は友達同士なのに大袈裟にして」だの「子供の前(寮の前)で喧嘩させる」だの色々と言って来たが、騒いでいるのはおばちゃん一人だけ。
「警察を呼んで」と言われてすぐ191(日本の110)へ電話する損保社員。「私は警察に友達が居る」なんて言うおばちゃんは、大手損保と警察の仲の良さを知らないらしい。w
損保社員が私の車のボンネットへ二人の免許証を並べて書類作成しているところへ来て、「ちょっと運転者の確認をさせてよ。あら日本人でもタイの免許証を持っているのね」なんて残念そうに言ってる。
どうやら外国人の私が無免許運転と勝手に思い込んで、ビデオ撮影したり警察を呼ばさせたりしたらしい。
「無免許で車を乗り回すお前と一緒にするな」と思った。
警察が来て事故処理をすると、駐車中の追突でおばちゃんが100%悪くなり、罰金もおばちゃんに請求される。その上に無免許の車検切れと判れば道交法違反を問われるのは間違いない。

警察の到着を心待ちにしていると20分程でバイクに乗った警察官が登場。
挨拶を済ませて「どうしました?」と問われると、「もう解決しました。何でもありません」と言い始めるおばちゃん。
警官は「本当ですか?」と妻へ尋ねるので、妻は「損保会社の人へ聞いてください」と返事。
損保の社員は「まだだけど、ここへサインすれば解決です。」と用紙を差し出すと、さっさとサインするおばちゃん。
「終わりました」と損保が言って警官は引き上げ。
おばちゃんはどこかで金を借りて損保の口座へ振り込んだそうだ。詳しく聞いてないが7千バーツくらいか?
おばちゃんが帰った後に車の修理伝票を貰ってこちらも終了。
損保社員が言うには、「加害者が煽って来ると被害者が腹を立てて、収拾がつかなくなる事が多いのですよ。我慢されて何も言われなかったのでやりやすかったです。ありがとうございました。」だそうた。
妻は負けず嫌いで正義感が強く短気なので、「煽りに乗ると、それを理由に相手は帰ったりするから、絶対に相手にするな」と事前に言い聞かせていたし、損保会社と加害者の交渉中も任せて大丈夫だからと近くへ行かせない様に気を付けていた。
日本で二十年間無事故無違反(捕まってないだけw)だった私は、これでタイへ来て損保を呼んだ事故は6回目。
ネットへは悪くないのに加害者にされた話を見かけるが、私の場合は損保に任せておいて納得出来ない扱いを受けた事がない。
損保が示談交渉を代行してくれたので約2時間で全て終わったが、こんなDQNな人を自分で相手にしたら何回不愉快な目に遭わされるやら。
お金の支払いで揉めるのは間違いないだろう。(警察で調停して債務を確定させた事があるが、それでも払わない。個人が後から取るなんて不可能。損保は即振り込みさせるし、払えないなら金貸しを紹介し、その場で決済して闇金ウシジマくん並みに容赦ない。w)
タイで車を運転するなら大手損保のまともな保険を契約しておくと安心だ。

夕方に娘を迎えに行くと「事故はどうだった?」と言うので、「とんでもないDQNだったけど、損保の兄ちゃんが頑張って手続きが済んだ。あんな親の子がウォモウォに居るんだね。」と言うと、「あの車に乗って行った子と同じ試験会場だったから話したけど、あれは親が送迎を頼んだ知らないおばさんで、親じゃないよ。」と言うではないか。
「え?赤の他人?それだったら遠慮なくカーシアベラー(時間を無駄にした補償金=慰謝料)を取れば良かった。3千バーツは取り損ねたなぁ」と冗談を言うと「え〜取ってないの?本当の親でも取って良いのに〜」と笑いながら言う娘。www
もう少し娘が早く来ていたら、ちょうど乗るタイミングで追突されて娘が怪我をしていたかも?物損だけで怪我が無くて良かった。

NETSATの1日目の数、語(泰・英)、地学気象の感想を尋ねると、難問奇問は少なくO−NET(全国統一学力テスト)レベルらしい。
2日目の物・化・生は少し難しかったそうだが、娘の学校の定期テストよりは簡単だとか?平均点の高い争いかも?

車の修理は、月曜にウドンタニの損保指定の板金塗装業者へ行くと部品の在庫があるそうで、約1時間で交換完了。帰る前にナンバープレート灯をチェックすると点かないので手直し。タイではちょっとしたチェックが後からの手間を省いてくれる。

28日はソオウォノ試験(科学オリンピック予選)だ。
水曜から学校を休んで追い込みをしているが、今年こそは通るかな?

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