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わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

骨董入門 6 (そば猪口4)

2011-01-20 22:02:06 | 縄文土器の話、骨董の話
引き続き、「そば猪口」の話を続けます。

「そば猪口」の文様について

 ・ 「そば猪口」を楽しむ方法は、色々あり、人によって異なりますが、描かれた絵を、見る楽しみも、

   有ります。テーマを絞って、幾種類かを、集めるのも、楽しい事です。

 ・ 「そば猪口」で、多く見られる「染付」は、酸化コバルトを、主成分とした呉須で、模様を下絵付け

   し、その上に、透明釉を掛けて焼いた物です。

 ・ そこに、描かれた文様は、多種多様で、目出度い文様や、我が国で好まれる文様、中国磁器の模倣

   等ですが、その時代の、文化や生活習慣などの、影響も反映されています。

 1) 菊、菊花文様

  ① 菊は、初期の「そば猪口」から、盛んに描かれた、文様です。特に、江戸時代に園芸ブームが

    起こり、鉢植えの菊の栽培が、盛んに成ります。

  ② その影響で、17世紀末~18世紀に、多く菊が描かれました。

    但し、19世紀に成ると、この文様も少なく成ります。

  ③ 菊文様は、花の他、茎や葉なども、一緒に描かれ、地面や生垣も、描かれた物も有ります。

    菊花文様は、主に菊の花のみを、大きく描いた物が、多いです。又、18世紀に成ると、菊の周囲に

    氷裂文(格子状の文様)を描いた物も、登場します。

  ④ 時代が下るに従い、丸い菊の絵柄も崩れ、菊花と解からない文様もあり、現在では「ミカン割り」

    と呼ばれる、蜜柑を(横方向や、縦方向に)割った様な文様に、変化して行きます。

  ⑤ 窓絵文様: 丸や楕円形、四角などに、枠取りし、その中に主題の絵を描く方法で、周囲は蛸唐草

    や、氷裂文などが、描かれています。(江戸中期~末期)

 2) 牡丹(ぼたん)文

  ① 17世紀の、江戸の造園ブームでは、花木として、牡丹や躑躅(つつじ)等が、多く植えられて

    います。その影響で、文様に取入れたと思いますが、牡丹は中国磁器に多く、描かれています。

  ② 牡丹は、花が大きく豪華で、花単体で、描かれた物もありますが、根元に石(太湖石)を配した

    図柄も表れます。

 3) 松竹梅文

   松竹梅の組み合わせは、古くから、縁起の良い文様とされています。又、単体での、松文様、竹文様、

   梅文様が、描かれています。

  ① 松文様: 松は、松飾りや、門松に使われる、神が宿る樹木として、親しまれている木です。

    初期の松文は、松葉まで、丁寧に描かれていますが、時代が下るに従い、松葉は省略され、

    丸い文様に変化し、更に、松原の表現や、若松も登場します。

  ② 竹文様: 我が国では、竹に雀(すずめ)や、竹に虎の組み合わせで、親しまれています。

    竹の表現も、竹垣を表現した物(デザイン化した物)も、多いです。

    18世紀に成ると、笹に雪が載った、所謂、「雪持ち笹」の図柄が多く見られます。

  ③ 梅文様: 梅単体で描かれるよりも、松竹梅の組合せで、描かれる事が多いです。

    17世紀末には、柴垣と組み合わせた文が、描かれますが、18世紀に入ると、少なくなります。

    18世紀後半に成ると、梅と石の組合せ、梅と雪の組合せなどが、見られます。

 3) 蔓草(つるくさ)類の文様

    葡萄(ぶどう)、瓢箪(ひょうたん)、瓜(うり)、朝顔、藤などの文様です。

 4) その他の文様

  ① 植物関係: 柳文、鉄線文、藤文、紅葉(もみじ)、果実(桃、石榴など)、野菜(蕪、茄子)、

    水仙、葦(あし)、霊芝(れいし=茸の一種)、桜、蘇鉄(そてつ)など。

  ② 動物関係: 鶴、雀、鷺(さぎ)、千鳥、鶉(うずら)、雁、獅子、兎、馬、蝙蝠(こうもり)、

    鹿、蝶、蜻蛉(とんぼ)など。

  ③ 自然、風景、人物関係: 富士山、山水、流水、岩、瀧、雲、月、唐子、中国人、農夫など。

  ④ 生活用品関係: 水車、網、舟、帆掛け舟、蛇籠(じゃかご=漁具)、鳥籠、注連縄(しめなわ)

    熨斗(のし)、帯、羽、矢羽、文字など。

  ⑤ 縁起物の文様: 良い福を招く文様で、中国磁器には、八宝文や八吉祥文が有ります。

    宝、宝珠(丸くて先が尖った形)、輪宝(りんぽう)、七宝、丸文、松皮菱、蓮弁(蓮の花)

    龍泉玉文などです。

以下次回に続きます。

  そば猪口文様

 
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骨董入門 5 (そば猪口3)

2011-01-19 22:39:58 | 縄文土器の話、骨董の話
「そば猪口」には、内側中央部に描かれた、「見込み文様」があり、底には、「銘」が記されている場合も

 あります。「見込み文様」の変化と、高台内側の「銘」の変化によって、作られた時代を、推定する事が

 出来ます。

1) 「見込み文様」とは、酒や茶を飲む時は、水底に浮かぶ文様が楽しめ、蕎麦を食する場合は、

   猪口に残った汁を、そば湯で飲み干した場合のみ、現れる奥ゆかしい物です。

 ① そば猪口以前にも、碗や皿の見込み部分に、文様が付けられていましたが、1700年代頃の元禄

   時代から、そば猪口にも、描かれる様に成ります。

 ② 最初は四弁花文などで、一定な形が、描かれていませんでしたが、やがて五弁花文に、定形化して

   行きます。 五弁花文は、梅の花を表し、複弁も付いています。

 ③ 時代の古い物は、絵付けと同様に、輪郭線を描いた後、「だみ筆」でその間を、埋めています。

 ④ 18世紀の中頃から、弁の形が丸くなり、複弁も消えていきます。

   更に、梅花よりも、弁の部分が大きく成り、形も崩れて来ます。

 ⑤ 18世紀後半になると、五弁花文と共に、松竹梅を環状に表した物や、円形にした、羊歯(しだ)文

   が、表れます。羊歯文は、六方に渦状な物も有ります。

 ⑥ 18世紀末になると、五弁花文は、益々形が崩れて来ます。そして、線描きだけと成ります。

    松竹梅文や羊歯文も、簡素化が進み、 新たに、昆虫らしき文様が現れます。

    その他、数は少ないが、栗の実や、筆と宝の組み合わせなどが、加わります。

 ⑦ 19世紀初頭になると、新たに、火焔宝珠文、花文、蝶文、岩波文が加わります。

   岩波文には、水平線があり、岩と波しぶきが、表現されています。

 ⑧ 19世紀前期には、見込み文様は、岩波文が中心に成ります。環状松竹梅文は、簡略化され、

   松竹梅とは、解からなく成っています。

 ⑨ 19世紀中期になると、岩波文の波しぶきもなくなり、水の横線も、岩の中に描いています。

 ⑩ 19世紀後半になると、岩波文が描かれていますが、かなり形が崩れています。

以上の様に、文様が最初に登場した時は、かなり丁寧に描かれていますが、時代が下るに従い、簡素化や、

形が崩れて、判別しずらい程に、変化して行きます。

2) そば猪口の、高台内側に「銘」が書かれている物も、有ります。

 ① 「宣徳年製」の銘のある、そば猪口は、1660~70年代に作られた、そば猪口です。

   但し、「宣徳」の年号は、中国の明時代の年号で1426~35年に当たります。

   これは、明末の景徳鎮で焼かれた、作品を手本として、模倣した為と思われます。

 ② 「大明成化年製」、「宣明年製」の銘は、18世紀後半まで、盛んに使われています。

   「大明成化」は、我が国の年号ですが、江戸時代を通じて、使用されています。

   「宣明年製」は、「宣徳」の「宣」と「大明成化」の「明」を、組み合わせえた物で、中国にも

   ない年号です。1670~80年頃に、多く使われていました。

 ③ 「大明年製」銘は、18世紀に流行した、国号です。

   しかし、1810年頃には、この「銘」も、ほとんど姿を消します。

 ④ 「富貴長春」銘は、18世紀末に、多く使われた銘です。

 ⑤ 逆台形型の「そば猪口」は、1780~1860年にかけて、大量に作られていますが、銘の入った

   物は少ないです。

・ 「銘」の書体も、時代が下るに従い、崩れていくのは、「見込み文様」の場合と同じです。

以下次回に続きます。

 参考資料: 「そば猪口事典」 別冊太陽  平凡社

 見込み文 銘
 
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骨董入門 4 (そば猪口2)

2011-01-18 21:48:18 | 縄文土器の話、骨董の話
引き続き、「そば猪口」の話を続けます。

 ① そば猪口の歴史は古く、桃山時代まで遡ります。

 ② 磁器によるそば猪口は、伊万里(有田)で焼かれたのが、始まりとされています。

 ③ そば猪口も冠婚葬祭、季節の祭事など、ハレの日に使用される器でした。

   当時の、そば猪口の使い道は、料理を盛り付ける、小鉢の役目でした。

 前々回に、骨董の見るべきポイントを、3点(時代を見る、窯を見る、真贋を見る)を上げましたが、

 磁器の素地である、陶石の採石所は、限られた地域にしか、有りません。即ち、有田の泉山石や、天草石

 等ですので、産地(窯場)も、自ずから決まって来ます。それ故、時代による、違いが重要に成ります。

 時代を見るポイントは、形の違い、紋様の違い、手書きその他の、絵付けの方法の違い等で、見分ける

 事に成ります。

1) 時代を見分ける

 ① 形の違い

  ) 江戸初期~前期の形

    口の径と、高台径の差が大きい、逆円錐形で、肉厚で、やや重い感じです。

    高台も高く(上げ底の様)、底全体に釉(透明釉)が、塗られています。

  ) 江戸中期

    この頃(18世紀中頃)から、有田以外で、そば猪口が、作られる様に成ります。

    高台径がやや大きくなり、上下の径の差が、小さくなります。

    高台は浅くなり、全体に肉厚が、薄く成ります。底全体に、釉が塗られているのは、同じです。

  ) 江戸後期

     高台径が更に大きくなり、円筒形に近付いて来ます。

     高台は、「蛇の目高台」になり、高台内側の中央部分が、一段深く成っています。

     釉は、この一段落ちた部分にのみ、掛けられています。

  ) 明治時代

     高台は「蛇の目高台」ですが、底全体に施釉していない場合が、多いです。

2) 紋様の描き方の違い

  そば猪口には、「唐草文」も、多く描かれています。その描き方も、時代によって、変化します。

  ・ 「唐草文」とは、連続した、蔓草(つるくさ)状の植物紋様で、代表的な物は、花唐草と蛸(たこ)

     唐草です。途切れる事のない、受福の連続を願う文様で、吉祥文の代表格といえる文様です。

  ) 江戸前期:  唐草を丁寧に描いています。

     文様の輪郭を、呉須で線描きしておき、その後、太い筆(だみ筆)で、線描きの中を、埋めて

     います。又、書き出しの部分には、複雑な枝葉が、描かれています。

  ) 江戸中期: 描き方が、段々省略されて行きます。

     輪郭線を無くし、蔓草を直に、一筆で描いています。書き出し部分も枝葉を、省略しています。

  ) 江戸後期: 更に省略が進みます。

     線と点のみで、単調に表現され、花等も適当に、配置され、簡単に描かれているだけです。

  ) 明治時代

     合成呉須が、西洋よりもたらされ、鮮やかな、藍色に発色した、物が多く成ります。

     更に、印版手と呼ばれる、印刷による絵付けが、行われる様に成ります。

     高台は「蛇の目高台」ですが、底全体に施釉していない場合が、多いです。

    ・ 印判は、明治から昭和にかけて焼かれた、大量生産品の焼き物で、数も多く残っているので、

      安いのですが、最近の骨董市では、極安い物は、見掛けなくなりました。

    ・ 印判とは、銅版版画などで原図を作り、その印刷された図柄で、大量生産された物です。

      この技術での大量生産は、画期的な物でした。現在では、転写紙が使われています。

    ・ 印版手は、既に元禄時代に存在し、コンニャク(曲線に合う様にする為)や、型紙による

      図柄を、押し当てる方法で、絵が描かれ、量産化が可能に成りました。

以下、次回に続きます。
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骨董入門 3 (そば猪口1)

2011-01-17 21:48:00 | 縄文土器の話、骨董の話
骨董の種類は、広範囲に及びます。陶磁器に限っても、国内の他、中国、朝鮮、ペルシャ、ベトナム等の

東南アジアの作品や、ヨーロッパや、エジプトなどに、存在します。

それ故、どの国の、何時(時代)頃の、どんな作品に、興味が有り、蒐集したいかを、絞れれば、ベスト

です。

勿論、そんな事には、とらわれず、あらゆる種類の骨董に、興味を持つ事は、悪い事ではありませんが、

蒐集の中心になるべき、作品を定めた方が、理に適った方法と、思われます。

1) 骨董の初心者としては、作品を選ぶ基準は、以下の事が条件に成ると思われます。

 ① 比較的容易に、手に入る物。

   特に、国内で生産され、比較的多く流通している作品を、選ぶ事です。

   外国で生産された物でも、国内に流通している物も、割合多いですが、圧倒的に多いのは、国内で、

   作られた物です。

   尚、どの位古ければ、骨董と呼ばれるかの、基準はありません。一般には100年以上前に作られた

   作品が、骨董と呼ばれる物と、言う人もいますが、はっきりとした物ではありません。

 ② 比較的安価な物。

   一般に、陶器と磁器とは、磁器の方が、圧倒的に安価な場合が、多いです。

   磁器は、型を使って造った作品が多く、大量生産されて来ました。

   一方、陶器は、一個一個、手で作られる(轆轤引きした物でも)事が多く、一個一個、個性的に

   出来ている為、同じ傾向の作品を、揃える事は、難しく成ります。

   上記の対象と成る作品は、当然、時代の古い物ではなく、比較的新しい物と成ります。

2) 最初に手を出すとしたら、磁器の食器類が、無難な所です。

   特に、「小皿」や「そば猪口」等が、向いています。

  ・ そば猪口とは、そばを食する時に、使用する器ですが、細く切った蕎麦(切り蕎麦)は江戸時代

    中期~末期にかけて、一般に食される様に成ります。それ故、「そば猪口」の名前は、それ以後に、

    使われる様に成ったものです。

  ・ この形は、江戸初期頃には、存在していましたので、その頃は、向う付けや小鉢の様に、使われて

    いた様です。

  ① 特に、「そば猪口」は、江戸末期から、明治期にかけて、大量に生産され、流通量も多く、染付け

    の技法で、呉須と言う藍色の絵の具で、唐草文様等が、描かれています。

  ② 「そば猪口」は、形は単純で、口縁が開いた、「逆ハの字」型の、膨らみのない器形で、碁笥底

    高台が多いです。当然時代により、形も変化があります。

  ③ 形は単純で、特色を出すため、多種多様な紋様が描かれ、身近に有る、日常的な光景が、描かれ

    ている場合も多く、動物、植物、風景、風物など、その種類は、約数千~数万個も、有ると言われ

    ています。 それ故、絵柄を愉しむのには、打って付けの作品です。

  ④ 値段も数千円~数万円の物が、多いようです。

以下次回に続きます。

 そば猪口
    
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骨董入門 2 (きっかけ)

2011-01-15 22:25:19 | 縄文土器の話、骨董の話
骨董に興味を持った、「きっかけ」は、人により様々です。

1) 各地の陶器展を見に行ったら、たまたま、骨董市も行われていて、覗いていている内に、値ごろの

   骨董を、手に入れたのが、「きっかけ」の人も、います。

2) 国内を旅行した際の、お土産品として、購入した場合などや、世界のあちこちに、出張や旅行で

   出かけた際に、たまたま、手に入れた物が、「きっかけ」になる場合も有ります。

   私事ですが、昭和30年代に、中学の卒業旅行で、京都に行った際に、清水焼(きよみずやき)の

   小さな花瓶を、家へのお土産として、買ったのが、私が最初に購入した、陶器です。

   (今から見れば、型物の安価な作品ですが、今でも割れずに残っています。)

3) 「何でも鑑定団」なるテレビ番組を、見ている方も、結構多いと思います。

   この番組を見て、自分の田舎にも、値打ちの有る、骨董品があるはずだとか、小さい頃見た覚えが

   有るとか、親から「これは値打ちが有る物だ」と、聞かされていた等と、急に骨董に目覚め、田舎の

   納屋や物置などを、探す人もいると思います。この様な人も、骨董品の有無に関係なく、骨董に、

   関心を持つ、「きっかけに」に成ります。

4) 陶芸をやられている方なら、当然、陶磁器の書籍を読む事も、多いと思います。

   陶磁器の歴史にも、少なからず、関心があるはずです。又、どの様な作品に、関心があるかも、

   自然に出て来ます。更に進むと、それらの作品を、見たり、手にとって見たくなり、遂には、作品を

   手に入れたくなるかも知れません。

   (当然、最初は小物ですが、真贋は二の次となるでしょう、真贋を気にしたら、手が出ない

    かも知れません。)

5) その外、たまたま人が持っている物を、見せられて、自分も欲しくなって、骨董の趣味に、入り込んだ

   人もいます。

何れにしても、「きっかけ」はどうであれ、骨董は、奥が深そうで、興味も尽きず、愉しい世界ですが、

損得も絡んで来ますので、程々の所で、愉しんでいる方が、無難な事と、思います。


次に、骨董の価値には、当然と言うべき事が、幾つか有ります。

 ① 時代が古い物ほど、高価である。

   桃山時代、江戸初期、江戸末期、明治時代と、時代が下るに従い、値段は安く成ります。

 ② 品物(作品)の数が、少ない程、高価である。

   大量に作られた、型物よりも、手作りの作品の方が、高価になります。

 ③ 小さい物より、大きな物の方が高価である。

   皿や鉢など、食器類の方が、壺より、安く成ります。

 ④ 「割れ」や「傷」のない物など、高価である。

   古い物で、無傷の作品は、数が極端に少なく成ります。それ故高価です。

 ⑤ 皆が欲しがる物は、高価になる。

   需要と供給の問題です。骨董は幾ら需要があっても、新たな供給は、ありません。

   新たな供給とは、即ち贋作に成ります。

以下次回に続きます。
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骨董入門 1 (見るポイント)

2011-01-14 22:04:52 | 縄文土器の話、骨董の話
今回より、骨董についての、お話をします。

骨董の話を、お話しする前に、お断りしておく事が、有ります。

それは、私には、骨董の趣味もなく、いわんや、骨董収集の経験もなく、骨董の鑑定も出来ません。

それ故、これからお話しする内容は、自分の経験談ではなく、書物からの知識や、人から聞いた事柄

ですので、余り参考には、ならないかも知れませんが、興味の有る方は、引き続き、お読み下さい。

1) 骨董とは、古い時代に作られた、古い生活用品全般を、指す言葉です。即ち、家具、衣類、陶磁器、

  武具(武器、刀剣類、鎧など)、馬具、ガラス製品、日用雑貨など、かなり広い範囲を、対象にする

  物で、世界中の地域に存在し、使われていた物は、価値のいかんに拠らず、骨董品といえます。

 ・ 但し、これからお話しする事は、これらの中で、陶磁器に限った、骨董の話しです。

2) 骨董品を、愉しむ方法に付いて。

 ①  作品その物を、手に取って、愉しむ。

    欠けた作品や、破片で有ったり、たった一個で在っても、それを手に持ち、眺めているだけで、

    楽しく、豊かな気持になれます。資金的にも、多く掛からず、無難な楽しみ方と、言えます。

    骨董への第一歩は、この様な作品に、魅せられる事で、骨董が趣味に成って行きます。

 ②  「コレクション」として、収集する事の愉しみ。

    或る特定の種類の、作品群を、系統的に、個人で収集する愉しみ方です。

    (美術館や考古館、郷土資料館など、公の機関が収集する場合も、有りますが、ここではそれらを

    除いて、お話します。)

     上記、の趣味が高じると、数多く収集したく成ります。

    又、どんな種類の作品を、収集するかによって、資金も大幅に変わります。

    ここでは、作品の真贋も、大きく関係します。なぜなら、購入する値段も、その真贋によって、

    大きく変化するからです。

 ③  投機の対象としての骨董品。

    一般人には、金儲けの対象に選ぶには、大変危険な賭けと成ります。

    よほど、骨董の知識や、鑑定眼がなければ、入り込まない方が良い世界とも、言えます。

  ・ 骨董屋と言う、商売人もいますが、彼らは、骨董を売買する事により、生計を立てている人達で、

    場合に拠っては、値ごろの作品を、紹介してくれるかも知れません。

    それ故、懇意の骨董店や骨董屋を、持つ事は、役に立つかも知れません。

3) 骨董品を見るポイントは、大きく分けて、次の3点が挙げられます。

 ① 時代を見る(知る)

   作られた時代を、見極める。何時頃作られた物かを、推定する。

   勿論、どんな物でも、好きになった作品は、時代の古さに、関係ないかも知れません。

 ② 産地を見る。

   どの様な土地で、どの様な窯で、作られた物かを知る。産地を知ったからと言って、どうゆう事も

   ないかも知れませんが、何処で作られたかを、知るだけでも、よりその作品に、愛着が湧ます。

   (勿論、産地が解かれば、その物の価値は、上がります。)

 ③ 真贋を見極める。

   骨董品には、偽物が多くあります。新作でも、古色付けを施し、古い時代の物と、見せ掛ける事は、

   日常茶飯事です。素人には、かなりの、難問と成ります。

以下次回に続きます。

 骨董入門
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陶芸、陶磁器の諺、名言、格言 10

2011-01-13 22:21:59 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
前回は、失敗についての諺、名言をお話しましたが、今回は、成功の諺、名言などについて、お話し

します。

 1) いったん決心した事は、必ず実行に移せ。

 2) 成功は窮苦の間に、芽生えており、失敗は、得意満面の間に宿る。

    黒雲のうしろには、太陽が輝いている。: 越後 正一(元伊藤忠商事社長)

 3) 成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ 。: マーク・トゥエイン (作家)

 4) 成功の秘訣は、断固とした決意にある。: ベンジャミン・ディズレーリ

    (イギリスの政治家)

 5) 成功の最大の秘訣は、他人や状況に、振り回されない人間に、なる事だ。

    : アルベルト・シュバイツァー(医師・音楽家)

 6) 自分の成功を、何もかも一人でやってのけたように、主張することは、とても浅はかで

    傲慢な事だ。: ウォルト・ディズニー

 7) 次の心得を守れば、十中八九成功する。

    自信を持つこと、そして仕事に全力を尽くすこと。: トーマス・E・ウィルソン

 8) 私が知っている成功者は、すべて、自分に与えられた条件のもとで、最善を尽くした人々で

    あり、来年になれば、何とかなるだろうなどと、手をこまねいてはいなかった。

    : エドワード・W・ホー

  9) 成功を作り上げる条件は数々ある。健康な体、活力、分別、熱中、そして才能である。

     しかし、ここに出さなかった条件のうち、それがなければ、他の条件一切を束にしても、

     成功はおぼつかない条件が、ただ一つある。それは「勤勉」だ。: デール・カーネギー


 10) 成功への扉には、「プッシュ(押)」と「プール(引)」と書いてある。:ユダヤの格言


 11) 成功には、何のトリックもない、私は私に与えられた仕事に、全力を尽くしてきただけだ

    : アンドリュー・カーネギー

 12) 今日為し得るだけの事に、全力を尽くせ。そうすれば、明日は一段の進歩があろう

    : アイザック・ニュートン(イギリスの物理学者・数学者・天文学者)

 13) 成功は常に、その成功をもたらした、行動を陳腐化する。新しい現実をつくりだす。

     新しい問題をつくりだす。: P.F.ドラッカー(アメリカの経営学者・社会学者)

 14) 今日と同じ事を明日やるな。問題がないからと、安心するのではなく、その日その日に

     新しくものを考えながら、積極的に対応してほしい。: 永野 健(元三菱金属社長)

 15) 成功させる方法は、一つしかないと解かっていた。当たって砕けろ、とにかくやれ、

     という事だ。:ウォルト・ディズニー
 
 16) やればできる。できないのはやらないからだ。 : 飯田庸太郎(三菱重工業社長)

 17) 人の成功と、失敗の分れ目は、第一に健康である。次には熱と誠である。

     体力があって、熱と誠があれば、必ず成功する。: 五島慶太(東急グループ創立者)

 18) 人生において重要なことは、大きな目標を持つと伴に、それを達成できる能力と、

     体力を持つことである。: ゲーテ

 19) 見えざる手という物を、絶対的に信用しなけりゃダメです。

     さもなけりゃ、成功できる訳がない。: 飯田 亮(セコム創業者)

 20) 世間はよく成功者を、手放しで尊敬してしまうが、成功者の言なら、何でももかでも

     金科玉条の様に、崇めるはおかしい。: 山内 溥(任天堂第3代社長)

まだまだ、有りますので、列挙します。

  ・ 成功に秘訣があるとすれば、他人の立場から、物事を見ることのできる能力である。

  ・ 難しい事いって、成功した人を、あんまり見たことない。

  ・ カンとは、頭の働きではなく、不断の練習の結果、生まれるものだ。

  ・ 同じ経験をしたからといって、同じ創意が出てくる物ではない、大切なのは、ひらめき、

    感性だ。

  ・ 決断は、勘やひらめき、そして度胸が必要だ。

  ・ 何もない所からは、直感は出てこない、直感は蓄積した、知と体験が、組み合わさった上に

    出てくるものだ。

  ・ アイデアは、熱心に働いている時に限って現れる。

  ・ どんなアイデアでも、自分で作ってみて、はじめて自分の一部になる。

  ・ 技術が、アイデアを、バックアップしますが、初めはアイデアです。

  ・ 思いつきを大切にしなさい。それはいつも、積極的で強力なエネルギーを、伴って現れる

    からです。

  ・ 全ての人がアイデアを、生み出す力を持っている事は確かだ。

    しかし、その力は才能と同様、訓練しないと伸びない。

  ・ 辛抱する木に金がなる。

  ・ じっくり考える時間は、時間の節約になる。

  ・ 人間が賢くなるのは、経験によるのではなく、経験に対処する、能力に応じてである。

名言は、数も多く、書き切れませんので、以上で、諺、格言、名言の話を、終わりにします。

次回より、別のテーマで、お話する予定です。
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陶芸、陶磁器の諺、名言、格言 9

2011-01-12 22:09:39 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
何事も、失敗は付き物です。陶芸の世界でも色々な場面で、ミスや、失敗を起こします。

そこで、今回は、失敗に対して、勇気付けられる諺、格言を集めてみました。

  1) 「失敗した所で、止めてしまうから失敗になる。成功する所まで続ければ、それは

      成功になる。」: 松下幸之助

  2) 『楽しんで失敗する方が、退屈しながら、成功するより良い。』: ジョージ・バーンズ

  3) 『あきらめないことだ。一度あきらめると、習慣になる。』: エレン・バースティン

  4) 『大失敗する者だけが、大成功を収める。』: ロバート・ケネディ

  5) 『人生に、失敗がないと、人生を失敗する。』

  6) 「願は大きく立てよ。立てたら向きは変えるな。あとは、非妥協一本やりでいけ。

     妥協ほど、つまらないものはない」: 浜田(濱田)庄司 益子焼の陶芸家、人間国宝、

  7) 「失敗は、失敗であって、良い失敗とか、悪い失敗とかの、区別はない。」

  8) 「押してもだめなら、引いてみな それでも駄目なら、回転せよ。」

  9) 「成功は失敗のもと 失敗は成功のもと」

 10) 「わからない」というのが、謎解きの第一歩。
 
 11) 「どちらに転んで、もシメタと思え。」

 12) 「まねも、主体性のうち。」

 13)  999回失敗しても、1回うまくいけば良い。

 14)  人生で「失敗」は失敗でない。 

 15)  究極の失敗の原因は、安住してしまう事だ。: テッド・ターナー

 16)  チャレンジして、失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。: 本田 宗一郎

 17)  絶対に失敗しない人というのは、何も挑戦しない人の事である。: イルカ・チェース

 18) 失敗とは、より良い方法で、再挑戦する、いい機会である。: ヘンリー・フォード

 19) 大失敗する者だけが、大成功を収める。 : ロバート・ケネディ

 20) 物事は失敗に終わっても、人は失敗に終わらない。: ウィリアム・D・ブラウン

失敗に関する名言や諺は、まだまだ有りますので、以下に、列挙しておきます。

 ・ 失敗に対する理由は、400万もある。 : ラドヤード・キプリング

 ・ 過失は恥じるべきだが、過失を改めるのは、恥じるべきではない。: ルソー

 ・ 失敗は、躓く(つまずく)ことではない。躓いたままでいることだ。
 
 ・ 賢者達に過(あやま)ちがなかったとすれば、愚者達は、絶望するしかないであろう。

   :ゲーテ 

 ・ 過失の弁解をすると、その過失を目立たせる。: シェークスピア 

 ・ 間違いをせずに、生きるものは、それほど賢くない。: フランスの諺 

 ・ どんな過ちも、犯さない人は、常に何事も、為さない人である。: フェルプス

 ・ 成功の一瞬間は、失敗の数ヵ年をつぐなう。: ブラウニング

 ・ 失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である。: サウザーン

 ・ 失敗は大きく二つに分けられる。考えたことを、実行しなかった場合と、考えずに実行して

   しまった場合だ。 : ジョン・チャールス・サラック

 ・ 間違いと失敗は、我々が前進するための、訓練である。: チャニング

 ・ 失敗の最たるものは、失敗した事を、自覚しない事である。: カーライル

 ・ コップを、唇に持っていく間隔までには、多くの失敗がある。: イギリスの諺

 ・ 四本の足をもつ、馬でさえつまずく。: イギリスの諺 

 ・ 我々は、一人の人間の徳からよりも、失敗から多くの事を、学ぶだろう。: ロングフェロー 
  
 ・ 私の最大の栄光は、一度も失敗しないことでなく、倒れるごとに、起きる事にある。

  : ゴールドスミス

 ・ 失敗は、偉大への踏み台である。

 ・ 決断は七分の理、三分の運である。

以下次回に続きます。

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陶芸、陶磁器の諺、格言、名言 8

2011-01-11 22:33:36 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
引き続き、諺、格言、名言について、述べます。

15) 一楽二萩三唐津。

  これは、茶道に於ける、抹茶々碗について、述べた格言です。

  一番は、楽焼で、二番目は萩焼、三番目に唐津焼が良いと、茶を嗜む(たしなむ)茶人達が、言って

  いる事で、当然、焼き物全体の、良し悪しを述べた物では、有りません。
 
 ① 楽焼が筆頭に挙げられている理由

  ) 素地が多孔質に成っている為、お茶が冷めづらい点が、挙げられます。

     急熱急冷で、焼成するのが、楽焼の特徴ですが、急熱急冷に、耐える為に、可塑性の大きい

     土に、「シャモット」を、混入させます。(多い場合は、全体の1/3程、入れます。)

     その為、焼成後に、多孔質の隙間が生じます。この多孔質が、断熱をもたらし、保温効果が、

     大きいのだそうです。

      注: シャモット(焼粉)とは、1300℃程度で焼成した、板状の物を、粉砕して作ります。

  ) 見た目より軽い事。

     楽焼の特徴は、本焼きに比べ、低い温度で、短時間焼成する事です。

     その為、土の焼き締まりが甘く、土の密度も、小さくなります。更に、多孔質な事も重なり、

     作品は、大きさの割りに、軽く成ります。

  ) 楽焼の更なる特徴は、ほとんどの作品(茶碗)が、「手作り」という事です。

     その為、形に作り手の個性が、強く表れます。微妙な歪み(ゆがみ)も、心に訴え、想像を

     豊かにする、働きもします。又、手作りである為と、焼きの甘さから、作品に暖かさが、有り、

     見た目だけでなく、手に取った際にも、暖かさを感じます。

  ) 楽焼の釉は、黒と赤が基本と成ります。その為、黒楽や赤楽に、抹茶の緑が冴えて、抹茶を

     美味しく感じさせる、作用も有ります。

  ) 楽茶碗には、模様などが、付いていないのが、普通です。

     そのシンプルさが、茶の湯の、「侘び、さび」の世界に、マッチしている事も、楽が珍重される

     理由の一つと思われます。

  ) 楽は、本焼きした作品に比べ、焼きが甘い事や、多孔質の為、強度的に劣ります。

     その為、壊れ易く、取り扱いに注意する必要が有ります。

     又、壊れ易い為、古い時代の作品は、残りづらく成ります。名品と言われる作品は、それなりに

     大切に保管、保全されてきた訳です。

     この、「はかなくて、脆い」からこそ、楽焼が大事に扱われ、抹茶々碗として、筆頭に挙げ

     られたのかも、知れません。

  ) 上記の諸々の事柄や、使い易さ等で、楽焼の抹茶々碗が、筆頭に挙げられたのではないかと、

     推測されます。

 尚、楽焼は、抹茶々碗以外では、実用的に向かず、使われる事は、稀で余り見かけません。

以下次回に続きます。

一楽二萩三唐津

  
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陶芸、陶磁器の諺、格言、名言 7

2011-01-10 22:20:40 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
諺、格言、名言の話を、続けます。

15) 土は寝かせてから使え。

  土を寝かすとは: 土に水を掛け、乾燥し無い様に、覆い(昔ならば、むしろ)をして、数ヶ月から、

  数年放置して置く事を、言います。

  時々、上から水を掛けたり、天地をひっくり返して、満遍なく、空気に晒します。

 ① 寝かす事による効果は、土に粘りが出て、作り易い事と、作品に傷や、割れが発生するのを、防ぐ

   事に有ります。特に大物を作る際には、大きく縮み、割れや切れが、発生し易いですので、寝かせた

   土を使うと、より安全です。

 ② 寝かせる事により、土の中の微生物や「カビ」が、大量に増殖し、それらからの分泌物が、土に

   粘りを与えると言われています。(尚、微生物や「カビ」は、焼成する事により、消失しますので、

   何の問題も、起こしません。)

   この強い粘りが、作品を作り易くすると同時に、切れや割れを、防ぎます。

 ③ 一度失敗した土を、再利用する為、水分を抜き、土練後、直ぐに作品を作ると、大変作り難いです。

   特に、轆轤作業での失敗した土は、顕著です。腰がなくなり、土も上手に伸びません。

   これは、轆轤作業で、土の表面の「ドベ」を剥ぎ取る事により、表面を水で、洗った結果、分泌物が

   少なくなり、粘りが少なく成った為です。

  ④ 上記の場合には、新たな土を使うか、半分ほど新しい土を、混入して、練り直し後、使用すると

    良いでしょう。

  ⑤ 土に粘りを出す方法は、寝かす以外にも、次の様な方法も有ります。

   ) 土をよく練る。土は回数を多く練るほど、粘りが出ると言われています。

   ) 土の塊を、板の上や床に、何度も、叩き付けると、粘りが出ます。

      これは、韓国の方法だそうです。

   ) 人によっては、砂糖を土に混ぜる事で、粘りを出す方法を、採る方もいます。

      分泌物の成分が、糖類を含んでいる為、砂糖でも同じ効果が、期待されるそうです。

 ⑥  現在市販されている土は、必ずしも寝かす必要は、ありません。

    なぜならば、製造元で、作り易く、割れ難い様に、土の調節(各種土の調合)をしているからです

    尚、御自分で採取した土は、寝かせる必要が有ります。

    市販されている土は、ビニール袋に入っているのが、一般的です。この状態で、土を寝かせても、

    効果は、期待できません。逆に、粘土がどんどん乾燥し、作り難く成るだけです。

    もし土を、寝かせるならば、ビニール袋から出して、寝かせます。

以下次回に続きます。

 土を寝かす
      
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