今回より、骨董についての、お話をします。
骨董の話を、お話しする前に、お断りしておく事が、有ります。
それは、私には、骨董の趣味もなく、いわんや、骨董収集の経験もなく、骨董の鑑定も出来ません。
それ故、これからお話しする内容は、自分の経験談ではなく、書物からの知識や、人から聞いた事柄
ですので、余り参考には、ならないかも知れませんが、興味の有る方は、引き続き、お読み下さい。
1) 骨董とは、古い時代に作られた、古い生活用品全般を、指す言葉です。即ち、家具、衣類、陶磁器、
武具(武器、刀剣類、鎧など)、馬具、ガラス製品、日用雑貨など、かなり広い範囲を、対象にする
物で、世界中の地域に存在し、使われていた物は、価値のいかんに拠らず、骨董品といえます。
・ 但し、これからお話しする事は、これらの中で、陶磁器に限った、骨董の話しです。
2) 骨董品を、愉しむ方法に付いて。
① 作品その物を、手に取って、愉しむ。
欠けた作品や、破片で有ったり、たった一個で在っても、それを手に持ち、眺めているだけで、
楽しく、豊かな気持になれます。資金的にも、多く掛からず、無難な楽しみ方と、言えます。
骨董への第一歩は、この様な作品に、魅せられる事で、骨董が趣味に成って行きます。
② 「コレクション」として、収集する事の愉しみ。
或る特定の種類の、作品群を、系統的に、個人で収集する愉しみ方です。
(美術館や考古館、郷土資料館など、公の機関が収集する場合も、有りますが、ここではそれらを
除いて、お話します。)
上記、の趣味が高じると、数多く収集したく成ります。
又、どんな種類の作品を、収集するかによって、資金も大幅に変わります。
ここでは、作品の真贋も、大きく関係します。なぜなら、購入する値段も、その真贋によって、
大きく変化するからです。
③ 投機の対象としての骨董品。
一般人には、金儲けの対象に選ぶには、大変危険な賭けと成ります。
よほど、骨董の知識や、鑑定眼がなければ、入り込まない方が良い世界とも、言えます。
・ 骨董屋と言う、商売人もいますが、彼らは、骨董を売買する事により、生計を立てている人達で、
場合に拠っては、値ごろの作品を、紹介してくれるかも知れません。
それ故、懇意の骨董店や骨董屋を、持つ事は、役に立つかも知れません。
3) 骨董品を見るポイントは、大きく分けて、次の3点が挙げられます。
① 時代を見る(知る)
作られた時代を、見極める。何時頃作られた物かを、推定する。
勿論、どんな物でも、好きになった作品は、時代の古さに、関係ないかも知れません。
② 産地を見る。
どの様な土地で、どの様な窯で、作られた物かを知る。産地を知ったからと言って、どうゆう事も
ないかも知れませんが、何処で作られたかを、知るだけでも、よりその作品に、愛着が湧ます。
(勿論、産地が解かれば、その物の価値は、上がります。)
③ 真贋を見極める。
骨董品には、偽物が多くあります。新作でも、古色付けを施し、古い時代の物と、見せ掛ける事は、
日常茶飯事です。素人には、かなりの、難問と成ります。
以下次回に続きます。
骨董入門
骨董の話を、お話しする前に、お断りしておく事が、有ります。
それは、私には、骨董の趣味もなく、いわんや、骨董収集の経験もなく、骨董の鑑定も出来ません。
それ故、これからお話しする内容は、自分の経験談ではなく、書物からの知識や、人から聞いた事柄
ですので、余り参考には、ならないかも知れませんが、興味の有る方は、引き続き、お読み下さい。
1) 骨董とは、古い時代に作られた、古い生活用品全般を、指す言葉です。即ち、家具、衣類、陶磁器、
武具(武器、刀剣類、鎧など)、馬具、ガラス製品、日用雑貨など、かなり広い範囲を、対象にする
物で、世界中の地域に存在し、使われていた物は、価値のいかんに拠らず、骨董品といえます。
・ 但し、これからお話しする事は、これらの中で、陶磁器に限った、骨董の話しです。
2) 骨董品を、愉しむ方法に付いて。
① 作品その物を、手に取って、愉しむ。
欠けた作品や、破片で有ったり、たった一個で在っても、それを手に持ち、眺めているだけで、
楽しく、豊かな気持になれます。資金的にも、多く掛からず、無難な楽しみ方と、言えます。
骨董への第一歩は、この様な作品に、魅せられる事で、骨董が趣味に成って行きます。
② 「コレクション」として、収集する事の愉しみ。
或る特定の種類の、作品群を、系統的に、個人で収集する愉しみ方です。
(美術館や考古館、郷土資料館など、公の機関が収集する場合も、有りますが、ここではそれらを
除いて、お話します。)
上記、の趣味が高じると、数多く収集したく成ります。
又、どんな種類の作品を、収集するかによって、資金も大幅に変わります。
ここでは、作品の真贋も、大きく関係します。なぜなら、購入する値段も、その真贋によって、
大きく変化するからです。
③ 投機の対象としての骨董品。
一般人には、金儲けの対象に選ぶには、大変危険な賭けと成ります。
よほど、骨董の知識や、鑑定眼がなければ、入り込まない方が良い世界とも、言えます。
・ 骨董屋と言う、商売人もいますが、彼らは、骨董を売買する事により、生計を立てている人達で、
場合に拠っては、値ごろの作品を、紹介してくれるかも知れません。
それ故、懇意の骨董店や骨董屋を、持つ事は、役に立つかも知れません。
3) 骨董品を見るポイントは、大きく分けて、次の3点が挙げられます。
① 時代を見る(知る)
作られた時代を、見極める。何時頃作られた物かを、推定する。
勿論、どんな物でも、好きになった作品は、時代の古さに、関係ないかも知れません。
② 産地を見る。
どの様な土地で、どの様な窯で、作られた物かを知る。産地を知ったからと言って、どうゆう事も
ないかも知れませんが、何処で作られたかを、知るだけでも、よりその作品に、愛着が湧ます。
(勿論、産地が解かれば、その物の価値は、上がります。)
③ 真贋を見極める。
骨董品には、偽物が多くあります。新作でも、古色付けを施し、古い時代の物と、見せ掛ける事は、
日常茶飯事です。素人には、かなりの、難問と成ります。
以下次回に続きます。
骨董入門