4) 緊急時、地震、雷に会った場合の処置
② 雷(雨)に会った場合
) 落雷について
e) 雨が激しく降ると、思わぬ所に、影響が出ます。
プロパンガスを使用していると、ボンベが濡れて、霜や氷が付く事が有ります。
特に、残り少なくなった場合には、顕著に現れます。その結果、ガス圧が低下し、温度が、
上がり難く成ります。ボンベ中の液化ガスを、気化する為に、外部より、熱量が必要です。
空気中から熱を取り入れますが、ボンベからは冷気を、放出する事に成ります。
この冷気が、ボンベに付いた水を凍らせ、霜や氷と成ります。
(屋内や、水が掛からなければ、起きない問題です。)
ガス圧を上げようとすればするほど、氷の塊は増えて行きます。
・ どうしても、圧を上げたい場合には、ボンベに暖かい水を掛ける事ですが、掛けた
そばから、凍って仕舞い、苦労します。
・ この様に、ボンベに霜や氷が付く現象は、雨が降らなくても、寒い冬にも、起こります。
) 雷サージについて
10年程前に、近くの家で、雷の為にテレビの故障が、多く発生した事が有りました。
雷は激しかったですが、直接、落雷した訳でもないのに、故障が発生したのは、雷サージの為
です。
a) 雷サージは、雷の影響により発生する、過渡的な異常高電圧(雷サージ電圧)です。
電気は、普通100Vの電圧ですが、雷の影響で瞬間的に、1000V以上の電圧がコンセント
から、侵入して来ます。その他、侵入経路は配電線路、電話線や、アンテナケーブル、テレビ
に接続されている、通信線路など、多岐に及びます。
b) 現在は、パソコンを始め、ほとんどの電子機器は、電子回路が組み込まれ、ICやLSI等の
素子やコンデンサー等を搭載しています。
自動燃焼装置の付いた、電気の窯も、マイコンを搭載しています。
c) これらの、電子部品は、基準以上の電圧や、電流が流れると、破損されます。
d) すぐ近くに落雷があった場合などでは、落雷による電圧や電流は大きくなり、機器や線路内の
「流れやすい所」へ不規則に流れるます。場合によっては、配電盤などまで焼損し、停電状態
となり、修理が必要となります。これを「直撃雷サージ」と言います。
e) もう一つのサージに、「誘導雷サージ」と言う物が有ります。
稲妻は、放電作用ですので、電線などに作用して、異常電圧や電流を誘発します。
必ずしも、近くの稲妻でなくても、この現象は発生します。
) 雷サージ対策製品
現在の電子機器には、ある程度のサージ対策が、施されていますので、必ずしも機器が
壊れるとは限りませんが、何らかの対策が必要に成ります。
a) 一番安全な方法は、雷が発生したら(雷鳴が聞こえたら)全てのコンセントを抜いておく事
です。しかし、これでは、実際的では有りません。そこで対策を講じる事に、成ります。
b) 多くの「雷サージ対策製品」は、「誘導雷サージ」にのみ対応する物で、「直撃雷サージ」
に対しては、効果はありません。しかも、殆どの製品は1回限りしか、効果がありません。
尚、「雷ガード」として、市販されています。(バリスタと言う素子を使っています)
c) 市販の雷ガードについて
電話線用や、LAN用の製品もありますし、高い物ではないので(1000円程度~)、
設置しておくと、安心できると思います。
使い方は、コンセントと、電子機器の間に取り付けます。
ちなみに、「雷ガード」は機能している間はランプがついています。ランプが消えていたら
「雷ガード」が作用し証拠ですから、早急に新しい物に交換します。
尚、200V使用の窯の場合、「雷ガード」が、市販されているかは、不明ですので、各自
調べて下さい。
以上にて、緊急時の対応についての、話を終わります。
② 雷(雨)に会った場合
) 落雷について
e) 雨が激しく降ると、思わぬ所に、影響が出ます。
プロパンガスを使用していると、ボンベが濡れて、霜や氷が付く事が有ります。
特に、残り少なくなった場合には、顕著に現れます。その結果、ガス圧が低下し、温度が、
上がり難く成ります。ボンベ中の液化ガスを、気化する為に、外部より、熱量が必要です。
空気中から熱を取り入れますが、ボンベからは冷気を、放出する事に成ります。
この冷気が、ボンベに付いた水を凍らせ、霜や氷と成ります。
(屋内や、水が掛からなければ、起きない問題です。)
ガス圧を上げようとすればするほど、氷の塊は増えて行きます。
・ どうしても、圧を上げたい場合には、ボンベに暖かい水を掛ける事ですが、掛けた
そばから、凍って仕舞い、苦労します。
・ この様に、ボンベに霜や氷が付く現象は、雨が降らなくても、寒い冬にも、起こります。
) 雷サージについて
10年程前に、近くの家で、雷の為にテレビの故障が、多く発生した事が有りました。
雷は激しかったですが、直接、落雷した訳でもないのに、故障が発生したのは、雷サージの為
です。
a) 雷サージは、雷の影響により発生する、過渡的な異常高電圧(雷サージ電圧)です。
電気は、普通100Vの電圧ですが、雷の影響で瞬間的に、1000V以上の電圧がコンセント
から、侵入して来ます。その他、侵入経路は配電線路、電話線や、アンテナケーブル、テレビ
に接続されている、通信線路など、多岐に及びます。
b) 現在は、パソコンを始め、ほとんどの電子機器は、電子回路が組み込まれ、ICやLSI等の
素子やコンデンサー等を搭載しています。
自動燃焼装置の付いた、電気の窯も、マイコンを搭載しています。
c) これらの、電子部品は、基準以上の電圧や、電流が流れると、破損されます。
d) すぐ近くに落雷があった場合などでは、落雷による電圧や電流は大きくなり、機器や線路内の
「流れやすい所」へ不規則に流れるます。場合によっては、配電盤などまで焼損し、停電状態
となり、修理が必要となります。これを「直撃雷サージ」と言います。
e) もう一つのサージに、「誘導雷サージ」と言う物が有ります。
稲妻は、放電作用ですので、電線などに作用して、異常電圧や電流を誘発します。
必ずしも、近くの稲妻でなくても、この現象は発生します。
) 雷サージ対策製品
現在の電子機器には、ある程度のサージ対策が、施されていますので、必ずしも機器が
壊れるとは限りませんが、何らかの対策が必要に成ります。
a) 一番安全な方法は、雷が発生したら(雷鳴が聞こえたら)全てのコンセントを抜いておく事
です。しかし、これでは、実際的では有りません。そこで対策を講じる事に、成ります。
b) 多くの「雷サージ対策製品」は、「誘導雷サージ」にのみ対応する物で、「直撃雷サージ」
に対しては、効果はありません。しかも、殆どの製品は1回限りしか、効果がありません。
尚、「雷ガード」として、市販されています。(バリスタと言う素子を使っています)
c) 市販の雷ガードについて
電話線用や、LAN用の製品もありますし、高い物ではないので(1000円程度~)、
設置しておくと、安心できると思います。
使い方は、コンセントと、電子機器の間に取り付けます。
ちなみに、「雷ガード」は機能している間はランプがついています。ランプが消えていたら
「雷ガード」が作用し証拠ですから、早急に新しい物に交換します。
尚、200V使用の窯の場合、「雷ガード」が、市販されているかは、不明ですので、各自
調べて下さい。
以上にて、緊急時の対応についての、話を終わります。