1) 技術書について
④ 「手ひねり編」「電動轆轤編」「釉薬編」「装飾編」などと、技術の違いを、細かく
分けて書かれた本も、結構多いです。
一つの出版社が、シリーズ化して、各偏を著者の異なる、一冊の本として、発行している
場合と、同じ著者が、何冊かに分けて、記述している場合が有ります。
統一したスタイルで、表現されているのは、当然後者ですが、全ての本ではなく、特定の
テーマの本のみが、必要の場合は、前者の方が、より役立つかも知れません。
この様な本は、それなりに、具体的な方法が、書かれています。
実際に、参考に成ったり、役に立つのは、この様な本かと、思います。
前置きが長くなりましたが、本日のテーマについて、お話します。
) 手ひねり(手捻り)編
手捻りでは、本によって、技術的記述に、大きな差は、見られません。
どの様な本でも、基本的事項は、ほぼ似たり寄ったりです。
a) 強いて違いを上げれば、土練り特に、菊練の項です。
右手を使う方法や、左手を使う方法など(回転方向の違い)、著者によって違いが有り、
練る回数も、50~100回以上と、差が有ったり、上下逆さに、2度練る方法などの、
違いが見られます。
b) 手捻りの中でも、石膏型を使う方法では、その石膏を自作する必要があり、制作の
前準備が必要になる事も、多いです。
石膏型は、数多く作る為の場合で、型が有れば、使えますが、一個作る場合は、型を
作るのは、面倒な事に成り、特別な時以外は、作る事はないでしょう。
c) 手捻りでは、特殊な形のみでなく、多くの装飾も多く取上げられています。
この事に関しては、後で述べる予定です。
) 電動轆轤編
今まで、何度もお話している様に、轆轤技術に関して、標準的な技法は、ありません。
作り手によって、そのやり方は、千差万別です。回転方向の違い、手や指の使い方の
違い、土の伸ばし方、形作りの仕方、コテの使い方、削り作業など、多肢に渡り違いが
あります。
それ故、今まで、ご自分で行っている方法との、違いに、戸惑う事も多いと思います。
a) 初心者にとっては、この本は、ほとんど役立ちません。記載されている事も、
限定的(独善的)であり、理解できない所も、多いはずです。
b) ある程度、電動轆轤に慣れた方ならば、こんな方法も有るのかと、参考に成る事も
有ると思います。
c) 轆轤技術も、基本的な湯呑みや、鉢類などの作品から、高度のテクニックを、駆使
して作る作品まで、色々な、作品が有ります。
特に高度のテクニックを、使う方法は、本を見ても、中々理解出来ない場合も、
有ります。例え理解したとしても、真似をする事さえ、難しい作品もあります。
(どうだ!こんな事まで出来るんだぞ、真似が出来れば、して御覧とでも、言う様な
感じさえする物も有ります。一寸言い過ぎかな・・・)
以下次回に、続きます。
④ 「手ひねり編」「電動轆轤編」「釉薬編」「装飾編」などと、技術の違いを、細かく
分けて書かれた本も、結構多いです。
一つの出版社が、シリーズ化して、各偏を著者の異なる、一冊の本として、発行している
場合と、同じ著者が、何冊かに分けて、記述している場合が有ります。
統一したスタイルで、表現されているのは、当然後者ですが、全ての本ではなく、特定の
テーマの本のみが、必要の場合は、前者の方が、より役立つかも知れません。
この様な本は、それなりに、具体的な方法が、書かれています。
実際に、参考に成ったり、役に立つのは、この様な本かと、思います。
前置きが長くなりましたが、本日のテーマについて、お話します。
) 手ひねり(手捻り)編
手捻りでは、本によって、技術的記述に、大きな差は、見られません。
どの様な本でも、基本的事項は、ほぼ似たり寄ったりです。
a) 強いて違いを上げれば、土練り特に、菊練の項です。
右手を使う方法や、左手を使う方法など(回転方向の違い)、著者によって違いが有り、
練る回数も、50~100回以上と、差が有ったり、上下逆さに、2度練る方法などの、
違いが見られます。
b) 手捻りの中でも、石膏型を使う方法では、その石膏を自作する必要があり、制作の
前準備が必要になる事も、多いです。
石膏型は、数多く作る為の場合で、型が有れば、使えますが、一個作る場合は、型を
作るのは、面倒な事に成り、特別な時以外は、作る事はないでしょう。
c) 手捻りでは、特殊な形のみでなく、多くの装飾も多く取上げられています。
この事に関しては、後で述べる予定です。
) 電動轆轤編
今まで、何度もお話している様に、轆轤技術に関して、標準的な技法は、ありません。
作り手によって、そのやり方は、千差万別です。回転方向の違い、手や指の使い方の
違い、土の伸ばし方、形作りの仕方、コテの使い方、削り作業など、多肢に渡り違いが
あります。
それ故、今まで、ご自分で行っている方法との、違いに、戸惑う事も多いと思います。
a) 初心者にとっては、この本は、ほとんど役立ちません。記載されている事も、
限定的(独善的)であり、理解できない所も、多いはずです。
b) ある程度、電動轆轤に慣れた方ならば、こんな方法も有るのかと、参考に成る事も
有ると思います。
c) 轆轤技術も、基本的な湯呑みや、鉢類などの作品から、高度のテクニックを、駆使
して作る作品まで、色々な、作品が有ります。
特に高度のテクニックを、使う方法は、本を見ても、中々理解出来ない場合も、
有ります。例え理解したとしても、真似をする事さえ、難しい作品もあります。
(どうだ!こんな事まで出来るんだぞ、真似が出来れば、して御覧とでも、言う様な
感じさえする物も有ります。一寸言い過ぎかな・・・)
以下次回に、続きます。