3) 大地震の対応
③ 燃焼再開
) 再開後でも、異常を感じたら、直ぐに中止します。
いくら点検作業を行っても、実際のとこは、異常があるかどうかは、確認できません。
再開後に、異常が見つかる事もある得ます。
a) 再開後、最初にする事は、熱伝対温度計で、現在の温度を測定する事です。
まず、正常に作動している事を、確認します。温度がどんどん下がっていれば、正常に
作動している事に成ります。現在の温度が解かれば、これから、焼き上がるまでの、時間が
どの位掛かるか、予想がつきます。
(一昔前の、アナログの熱伝対では、外部電力を必要としませんが、現在のデジタル式では、
電気が来ないと、作動しません。)
b) 電気の窯で、マイコン制御の場合、停電時から、続きが出来るのか、あるいは、「リセット」
して、設定し直すのかは、機種によると思いますので、確認が必要に成ります。
c) 電気や、燃料を供給すると、温度は上昇に転じます。
その際、電流値を見て、断線がない事を確認します。電流値が低下していれば、一部が
断線している恐れがあります。
d) 燃料を供給した場合、炎が窯の中に、抵抗なく吸い込まれる事を、確認します。
窯のバナー口が、塞がっている場合には、炎がスムーズに流れず、逆流します。
その他、いつもと違う音(異常音)や、ガス臭いにおいがしたら、ガス漏れの恐れも
あります。燃料を供給する際には、最初は少量にし、異常がなければ、通常の焼成に戻し
ます。目、耳(音)、鼻(臭い)、触覚(熱)など、五感を使って、しばらくの間、様子を
見続けます。
4) 緊急時、地震、雷に会った場合の処置
① 大地震ではなくても、ある程度強い地震に、遭遇する場合があります。
揺れの大きさによっては、焼成を中断すべきか、迷う事がありますが、大抵の場合、そのまま
続行する事が多いです。 地震の長さも、1分程度で終わり、停電もなく、中断しようとしても、
すでに地震が、収まってしまう事の方が多いです。
又、地震の際、窯の傍にいるとは限らず、特に電気窯の、自動燃焼では、離れている場合
の方が、多い様です。
しかし、地震後直ぐに、問題(トラブル)がないか、確認する必要があります。
当然、トラブルの度合いによって、続行か中断の、決断をする必要があります。
② 雷(雨)に会った場合
夏場の夕立等、急に雷が鳴り始め、周囲に落雷などが、続いて起きた時にも、続行か中断かを、
迷う場合があります。朝から焚き始めた窯も、夕方にはかなりの、高温になっていますので、
迷いも、大きくなり易いです。
以下次回に続きます。
③ 燃焼再開
) 再開後でも、異常を感じたら、直ぐに中止します。
いくら点検作業を行っても、実際のとこは、異常があるかどうかは、確認できません。
再開後に、異常が見つかる事もある得ます。
a) 再開後、最初にする事は、熱伝対温度計で、現在の温度を測定する事です。
まず、正常に作動している事を、確認します。温度がどんどん下がっていれば、正常に
作動している事に成ります。現在の温度が解かれば、これから、焼き上がるまでの、時間が
どの位掛かるか、予想がつきます。
(一昔前の、アナログの熱伝対では、外部電力を必要としませんが、現在のデジタル式では、
電気が来ないと、作動しません。)
b) 電気の窯で、マイコン制御の場合、停電時から、続きが出来るのか、あるいは、「リセット」
して、設定し直すのかは、機種によると思いますので、確認が必要に成ります。
c) 電気や、燃料を供給すると、温度は上昇に転じます。
その際、電流値を見て、断線がない事を確認します。電流値が低下していれば、一部が
断線している恐れがあります。
d) 燃料を供給した場合、炎が窯の中に、抵抗なく吸い込まれる事を、確認します。
窯のバナー口が、塞がっている場合には、炎がスムーズに流れず、逆流します。
その他、いつもと違う音(異常音)や、ガス臭いにおいがしたら、ガス漏れの恐れも
あります。燃料を供給する際には、最初は少量にし、異常がなければ、通常の焼成に戻し
ます。目、耳(音)、鼻(臭い)、触覚(熱)など、五感を使って、しばらくの間、様子を
見続けます。
4) 緊急時、地震、雷に会った場合の処置
① 大地震ではなくても、ある程度強い地震に、遭遇する場合があります。
揺れの大きさによっては、焼成を中断すべきか、迷う事がありますが、大抵の場合、そのまま
続行する事が多いです。 地震の長さも、1分程度で終わり、停電もなく、中断しようとしても、
すでに地震が、収まってしまう事の方が多いです。
又、地震の際、窯の傍にいるとは限らず、特に電気窯の、自動燃焼では、離れている場合
の方が、多い様です。
しかし、地震後直ぐに、問題(トラブル)がないか、確認する必要があります。
当然、トラブルの度合いによって、続行か中断の、決断をする必要があります。
② 雷(雨)に会った場合
夏場の夕立等、急に雷が鳴り始め、周囲に落雷などが、続いて起きた時にも、続行か中断かを、
迷う場合があります。朝から焚き始めた窯も、夕方にはかなりの、高温になっていますので、
迷いも、大きくなり易いです。
以下次回に続きます。