想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

懐かしさ…その続き

2011-12-19 21:29:44 | 日記
「このあたりだったかしら?」
「もう、行き過ぎたかな?」
私達が車の中から見る町並みは、27年の年月を感じさせました。

1991年に、結婚に至る初めてのデートをした私達(昨日のブログ)ですが、
知り合ったのは、それよりも7年ほど前でした。

その頃流行ったオートテニスを経営していた親戚を手伝っていた時、
そこで学生アルバイトさんとして働いていた主人と知り合いました。
10人ほどのアルバイトさんの一人でしたが、主人はシフトを組んだり、
オーナーとの連絡係りをする責任者でもありました。

喫茶コーナーも併設してあり、女性アルバイトさんが入れない遅い時間には
私が手伝っていましたので、閉店までアルバイトをする主人と一緒に
オーナーの車で駅まで送ってもらうこともありました。

27年振りのその町は、かなり変わっていました。
まず、駅からの道を車で走ってみますと…、
踏切がなくなり、高架橋ができていました。
県営団地だった所に、大きなマンションが建っていました。
マンションの下にスーパーができ、バス停も増えていました。

角を曲がり、二つ目の信号を過ぎて、右の角にあったはずのオートテニス場…。
「このあたりだったかしら?」
「もう、行き過ぎたかな?」

私達がそう思ったのは、その道筋にも信号が増えていたからです。
そして「知り合った場所」のオートテニス場は、車の展示場になっていました。

でも、私達は27年振りに、その場所を確認することができました。

大学を卒業後、横浜に就職した主人との再会が、20年前になるのですが、
私達が出会い、歩き始めたのは、紛れもなく、あの場所からでした。
いろいろなことがあったけれど…、本当にいろいろなことがあったけれど…、
主人に支えられながら、今日まで幸せに歩き続けてくることができました。

感謝…、感謝…、感謝…です。
本当に、ありがとう…。
愛しています。

 
2年前の秋、その町を訪れました。
その時は、オートテニス場までは行かなかったのです。


コメント
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