想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

危険な気温

2024-07-23 21:10:43 | 日記
今朝、ふと耳を澄ませますと…、聞こえません。
ヒグラシの声が…。

ヒグラシは、あまり気温が高くなると鳴かないということ、
そして、薄暗い時(日の出前、夕暮れ、曇り空の日など)に鳴くということを
何となく感じています。
正しい知識というよりも、経験上…ということかもしれません。

このあたりの気温は、例年に比べると高くなっているようではありますが、
毎朝、毎夕、楽しみにしていたヒグラシの鳴き声が聞けなくなるのかしら
と思うと、寂しい気持ちになってきます。

最高気温の記録としては全国的にも名だたる甲府や勝沼、大月などに比べますと
標高が高いこのあたりですから、それほどの気温にはなりません。
それでも、日中の最高気温はかなり高く、
しかも、朝や夕方にも下がりにくくなっています。

では、暑い夏が過ぎて気温があまり高くならなくなれば
また鳴き始めるかと言えば、そうはいきません。
『寂しいわ…。』と思っていました。

そんな午後4時頃。
森の中から聞こえてきたのは、ヒグラシの声…。

鳴いてる鳴いてる…と嬉しくなって、玄関から出てみました。
森の中からは、あちこち…といっても3か所くらいからですが、
ヒグラシの声が聞こえてきました。

夕方の4時ですから気温はそれなりに高かったのですが、
森の中の方の気温はそれほど高くはなかったのでしょう。

調べてみましたら、ヒグラシは25度以下ならば鳴くようですから、
あまり気温が高くなると鳴かなくなるということ…、
もしくは生きていられない?のかもしれません。

この山梨に引っ越してきた20数年前の我が家のあたりでは、
ヒグラシしか鳴いていませんでした。
7~8年した頃から、まわりの木々の伐採が進んできたことや
地球温暖化が進んできたことなどがあって…でしょうか、
アブラゼミなどの声も聞こえるようになってきたのです。
地元の人も、昔はアブラゼミの声は聞かなかったと言っておられました。

人にとって、命の危険を感じるほどの高い気温に年々なってきていますが、
小さな虫や動物たちにとっては、さらに危険を感じる気温になっているのですね。


 玄関デッキの柱に、蝉の抜け殻がありました。
 森で鳴いているヒグラシのものかしら?
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