ちょっと不安に…

山梨に帰って来た初日の昨日は、千客万来でした。

そして今日は…。
電話でのやり取りがとても多い一日になりました。
とはいっても、忙しいのは、もっぱら主人だったのです。

留守だったからできなかったことや、この時期だからすることなどがあったようです。
電話は、見えない相手とのコミュニケーションになりますから、
相手が言いたいことを理解し、こちらが言いたいことをわかりやすく相手に伝える…。
ある意味での、相手の気持ちを思いやること…が大切となります。

今では、面と向かっている人とのやり取りでさえ、難しくなってきたように感じます。
日常生活の中で、気持ちを汲み取るということが少なくなってきているのでしょうか。

町に出れば、マニュアル通りの対応と言うところが多くなりました。
コンビニやファミリーレストランはもちろん、モールなどのお店にしても似たり寄ったり…。
先日は、東京の都心にあるシティーホテルでさえも、スタッフの人の驚くような行動を見ました。

携帯に始まってカーナビやスマホなど、自分で考える暇がないほどの情報が、
一方的に押し寄せて来ることが当たり前の世の中になっています。
そんな中で、考える力、察する力、思いやる気持ちなどが育つとは思えません。

その結果、マニュアル通りの対応しかできないことになってしまうのかもしれません。
むしろ、それさえできればいいのです…とでも言われているのでしょうか。

これから先、どんな世の中になるのでしょう…。
ちょっと不安になります。


　森の木々を見ながら、『生きる』ことを考えてみるのもいいですね。
　自然の中では、お互いを見つめ、支えあって生きることを学ぶことができます。