想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

共感です。

2013-10-13 21:50:57 | 日記
今日の7時のニュースで、65歳以上の人の運動能力が向上しているという話題がありました。
特に70歳代の体力は、過去最高ということです。
寝たきりの状態にならないために、運動などをしながら健康を維持する努力をしている人が
多くなってきているということでした。

一方で、少子高齢化が進む中、年金を始め、医療費や介護費の増加を心配する声もあります。
確かに、国の財政を圧迫する大きな問題です。

若い時から年金を掛けてきたのだし、保険料や介護保険を支払っているのだから…と、
当たり前のように年金をもらったり、ちょっとしたことでも病院を受診し、
要介護度を少しでも上げてもらえたらと願う…。
そんなことを耳にすることがあります。

でも、多くの場合、年金や保険って、自分が長年支払ってきた以上の金額をいただいたり、
使ったりしているものなのですね。
いただける年金や、お世話になる医療費、介護費などは、国に支払ってもらいます。
つまり、見知らぬ多くの人たちの税金が使われているのです。

病気になった人に、国の医療費が足らないので医療を受けないで、とはいえませんが、
医療や介護を受ける人たちが、せめて、ありがたい…と感謝の気持ちを持つことって
とても大切ですね。
人は、どんな人でも、一人では生きていけません。
多くの人に支えられていることを、決して忘れないでいたい…と思います。

折しも今日、主人が一冊の本を手渡してくれました。
曽野綾子さんの『人間にとって成熟とは何か』です。

その中の「『権利を使うのは当然』とは考えない」に、そんなことが書いてありました。


 さまざまな種類の大きな木や小さな木が立ち並ぶ森の小道…。 
 この道を歩く心地良さは、そんな木々があるから…。
 そこに光と影があるから…。
コメント
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