想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

感動…

2013-10-06 21:30:50 | 日記
昨年、アメリカンフットボール学生王者としてライスボールに出場した
関西学院大学監督の組織論が、先日の日経新聞に掲載されました。

大学王者になった昨年とはメンバーが入れ替わった今年は、
昨年に比べて、戦力劣勢と言われています。
しかし、そんな今年でも、本気で日本一を目指すことに変わりはありません。

その記事によりますと…。
監督は、シーズン初め、2年生以上の全員と面談して、
個別の目標をただしたそうです。
ここで立てられた誓いは重い意味を持つことになるというのです。
その目標のために、どうすればいいのかと、学生に頭をひねらせる…。
目標の為のトレーニングをやれているのか、やろうとしているのかを
逐一チェックする…。
なぜなら、『おまえが決めたことやろ』

勝負事だから負けることもあるけれども、
日本一になるために必要な役割に打ち込むうちに、
あいつらは大人になっていく…

それが監督の目的とするところです。

記事は、こう続いていました。
日本一という目標と今の自分との開きを各人が正確に捕捉し、埋めてゆく。
この作業の妥協のなさで、関学大は他校に譲らない。
打ち込む過程で仲間との衝突もしょっちゅうあるが、
自分たちで決めたことだから苦痛も挫折も感動も自分たちのものとなる。
その過程の尊さに比べれば、日本一の目標さえ添え物といえる。
過程が目的という価値の逆転が、この監督の中では当たり前に了解されている。

監督の愛情を窺わせる言葉が、記事の最後にありました。

『男になって、ここを出て行けや』

コメント
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