ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「節度、節制」「国を愛する態度」「心かがやき度」…こんなのを中学生に自己評価させるイカレっぷり!

2018年03月28日 | 日本とわたし




来春から「特別の教科」となる中学校道徳の教科書検定で、8社の教科書が合格した。
生徒が、「思いやり」や「愛国心」などの項目を、数値や記号を使って自己評価する欄を掲載している。

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広済堂あかつき
「自分自身を振り返って」ー「節度、節制」「国を愛する態度」など22項目について、5段階で自己評価する

日本教科書
「身につけたい22の心」を4レベルで自己評価する。

教育出版
「心かがやき度」を星1〜3個で示す。

東京書籍&日本文教出版
項目別ではないが、A〜Dや丸をつけて評価する。


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極右カルト団体『日本会議』の望む社会、教育の図が、どんどんと仕上げられていくのを、見せつけられているような気がしてなりません。
日本会議は、自分たちが掲げる主張に添わないところには、執拗に、よく言えば非常に根気強く、抗議文を送ったり軽く圧力をかけたりします。

最近では、『日本会議議員連盟』に所属する自民党議員たちによる、まさに『日本会議』らしい手法での働きかけがありましたね。
この2名の議員のうちの一人、赤池議員は、ちびまる子ちゃんのこんなポスターにも圧力をかけた人です。



自身のブログに、

〈このポスターを見て、思わず仰け反りそうになりました〉
〈国際社会とは、国家間の国益を巡る戦いの場であり、地球市民、世界市民のコスモポリタンでは通用しないと、機会あるごとに言ってきた〉
〈国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます〉


とつづり、

〈文科省の担当課には、猛省を促しました〉ということです。

そしてそれが、政治家としての仕事だと思っている…日本会議議員連盟ならではの行動です。

あ、ついでにもう一つ。
この赤池議員は、2005年に自民党公認で初当選するまでは、日本航空総合専門学校(現・日本航空大学校山梨)の学校長を務めていた人でもあります。
そしてこの日本航空総合専門学校というのがまた、森友学園疑獄そっくりの問題を抱えていて、第二の森友と呼ばれている学校なのです。

何から何まで森友そっくり! 国有地疑惑の「日本航空学園」極右教育と安倍政権との関係
【LITERA】2018年1月8日
http://lite-ra.com/2018/01/post-3725_3.html


前川氏授業報告 不当な介入と政治の圧力
【西日本新聞】2018年03月21日
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/402705/
 
学校現場や地方教育行政に対する、文部科学省の不当な介入と言わざるを得ない。

文科省の前川喜平前事務次官が、名古屋市立中学校に授業の講師として招かれた際の、経緯や講演内容など詳細を報告するよう、
文科省初等中等教育局が名古屋市教委に求めた
ことが、明らかになった。

項目は、交通費や謝礼の有無などを含め、計25件にも及ぶ。
録音データの提供まで求めたというから、尋常ではない

林芳正文科相も、きのうの参院予算委員会で、「圧力を与えかねない」と認めた。

文科省は、きっかけを、「外部の問い合わせ」と説明したが、それが、自民党の赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員からの照会と判明した。
池田氏は、質問項目にも意見していた
不当な介入の背後に、政治的な働き掛けがあったのか。

授業は、総合学習の一環で、前川氏と面識のある校長が依頼した。
前川氏は、「これからの日本を創(つく)るみなさんへのエール」と題し、不登校問題や夜間中学、学び直しについて講演した。

誰を講師に招くかは、学校の判断に任せられるのは言うまでもない。
前川氏は、さまざまな事情から中学校で勉強できなかった人たちを対象にする、自主夜間中学のボランティア講師を務める。
そうした話を聞く意義はあるはずだ。

ところが文科省は、前川氏は、
▽天下り問題で次官を辞職した
▽在任中に出会い系バーを利用した-として、
「道徳教育が行われる学校の場に、どのような判断で(講師を)依頼したのか」と問い詰めた。

理由はそれだけか。
前川氏は、安倍晋三首相の親友が理事長を務める、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、「総理のご意向」などとする文書の存在を認め、「行政がゆがめられた」と証言した。

そんな前川氏を排除するため、講師に招いた中学校と市教委へ、圧力をかけようとしたのではないか
権力を忖度(そんたく)して、学校を縛ることが文科省の役割と考えているなら、見当違いも甚だしい

自民党議員の関与を含めて、事実関係の早急な解明と、再発防止を求めたい。


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社会がどんどん、おかしな方向に歪められていっているように見えます。
極右カルト団体『日本会議』の、細部にわたる圧力のかけ方は、感心してしまうほどのお手並です。
『日本会議』や関連団体は、国会のみならず、地方の議員も引き込んで、このような表にはなかなか現れない圧力を、あらゆる機関、学校にコツコツとかけ続けてきました。

目を光らせて、身の回りに妙な圧迫感が生じていないか、しっかりと見ることが必要です。
そしてもし見つけたら、勇気を出して、出せなければ誰かに協力してもらって、どんなに小さなことでも異議を申し立てること。
そういう積み重ねがとても大切だと、言うと変ですが、『日本会議』から教えてもらったわけです。
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