goo blog サービス終了のお知らせ 

ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

来月11月、原発メーカーを訴訟します!仲間になってください!

2013年10月09日 | 日本とわたし
世の中には、そらもう、いろんな仕事がある。
いろんなもんを作って売ってる会社がある。
最近、思うのやけど、
核兵器とか生物化学兵器とか、それからこういう原発とか、
そういうもんをせっせと作ってる人らって、
もちろん、全部の工程に関わってるわけやないから、作ってるっていうても、その一部の姿形しか見てへんのやろけど、

自分が作ったもんが、人を傷つけたり殺めたりすることがわかってるのに、
なんでそんなもんを、延々と作り続けていられるんやろか。

考えてほしいなあ。
子どもに、自分が作ってるもんを、胸張って教えられるもんを作ってほしいなあ。
そういう人がひとり、またひとりと現れてきて、その会社から、あるいはその部門から、働こうという人がみるみる減ってったら、
世界はもうちょっと、マシなもんになるんとちゃうのかなあ。


福島第一原発で過酷事故を起こした原発メーカー、日立・東芝・GE(ゼネラル・エレクトリック)を提訴します。

原発メーカー訴訟

原発メーカー訴訟とは?

原発メーカー訴訟の会では、2013年11月を目標に、
福島第一の原子炉メーカー3社(日立・東芝・GE)を相手取った訴訟を、東京地裁で起こす計画です。
それが、この「原発メーカー訴訟」です。
 
2011年3月11日に発生した、福島第1原発の水素爆発を伴う巨大事故は、
かつて我々が経験したことがない規模で、放射線被害を拡大させ、世界中の人々を震撼させました。
そして現在、東京電力に対し、数多くの損害賠償請求訴訟が、提起されています。
 
しかし、自動車の排気ガスによる喘息被害に対して、運転手や所有者以上に、メーカーが賠償責任を問われるように、
原発事故被害については、電力会社だけではなく、原子炉メーカーも、当然に責任を追及されるべきです。
ところが、メーカーは、これまでほとんど、非難の対象とさえされていません
その原因は、原子力損害賠償法が、電力会社のみに責任を集中させる制度を、採用しているためです。
 
しかも、原子炉メーカーは、これをいいことに、今では、海外への輸出によって、さらなる利益拡大を図っています
責任集中制度はまさに、原子力産業保護を優先する、不合理な構造を作り出しているのです。
ここには、いかなる正義も存在しません。
私たちは、このような、極めて不合理な原子力産業保護構造の修正を迫るために、本訴訟を提起することとしました。


お知らせ

☆2013年11月11日東京地裁に提訴する予定です。



市民団体が原発メーカー提訴へ 福島原発事故巡り
【日本経済新聞】2013/9/3

東京電力福島第1原発事故の映像を見て、精神的損害を被ったとして、市民団体「原発メーカー訴訟の会」は3日までに、
原子炉を建設したメーカー3社に、損害賠償を求める訴訟を、11月に東京地裁に起こすと発表した。
東電だけに賠償責任を負わせる原子力損害賠償法は違憲。メーカーも責任を負うべきだ」と主張。
精神的損害に対する慰謝料として、1人当たり100円を請求するとしている。


*原告(サポーター)になるための「原告・サポータ申込書」と「訴訟委任状」を、統合して1枚にしました。
シンプルで分かりやすくなりました。

*A4サイズの原発メーカー訴訟ちらし<表> <裏>(両面カラー)が完成しましたので、掲載します。
とりあえず600部印刷して、日韓市民ツアーの交流会で配布し、原告・サポーター協力依頼のために使用します。
ツアー終了後に大量印刷の予定です。
ちらしに対してご意見・ご要望があれば、メールでお知らせ下さい。


よし、サポーターになって、この極めて不合理で理不尽な、原子力産業保護構造を修正すべく、一緒に力を合わせよう!と思われるみなさん、

『原発メーカー訴訟の原告団&サポーター』の一員になりまっしょい!


方法はこちら

原告団&サポーター募集中!

原告団またはサポーターになって、原発メーカー訴訟にご協力してくださる方を募集しています。
よろしくお願いします。
上の緑色の文字(原告団&サポーター募集中!)をクリックしてください。

ウソとゴマカシの宝庫、安倍政権には、「専用の辞典」が必要!」by 斎藤美奈子氏

2013年10月09日 | 日本とわたし


政治家の言葉はもともと、ウソとゴマカシの宝庫だったが、
安倍政権が打ち出す日本語の数々を見ていると、
この政権専用の『辞典』が必要なのでは、と思えてくる。

福島の汚染水を指して首相が述べた「コントロールされている」は事実上「制御不可能」の意味だった。
「世界一ビジネスのしやすい環境」とは「労働者と消費者を世界一、食い物にしやすい環境」に思えるし、
成長戦略の一環と称する「女性が輝く未来」も「女性を使い倒す未来」といったほうがわかりやすい。

「雇用特区」には「解雇特区」という別称が与えられたが、「特区」というのがインチキくさい。
法律が及ばない無法地帯のこと?
山口二郎さんは「番外地」と呼べ、と提唱していた。
その伝でいけば「雇用特区=クビ切り番外地」ですかね。

この種の辞典の先駆者は、ビアス『悪魔の辞典』である。
百年くらい前の本だが、いま読むと妙に身にしみる。
日本語版のトップは「愛国者」で「部分の利害のほうが全体のそれよりも大事だと考えているらしい人。政治家に手もなくだまされるお人よし」。
「平和」は「国際関係において、二つの戦争の時期の間に介在するだまし合いの時期」
(西川正身訳・岩波文庫)である。

「積極的平和主義」は何だろう。
積極的に平和を放棄する主義?
それとも追従的覇権主義?

斎藤美奈子(文芸評論家)

『秘密保全法』概要に対する短期間のパブコメに寄せられた9万件の意見結果報告が…え?これっぽっち?

2013年10月09日 | 日本とわたし
前回、これが、政府主催の〝パブコメ〟の正体!ど~ん!の記事を書くきっかけとなった、Aプロジェクトさんの連続ツィート。

それは、『秘密保全法(特別秘密保護法案)』の概要に対するパブリックコメントについての疑問を、政府のパブコメ担当者に電話で問い合わせた時のやり取りを、端的にまとめてくださったものやった。

今回のはその続き。
コメントをした時に出てくる受付番号についての質問に、
頭8桁は受付した日付であるが、その後の数字の羅列については規則性はない、と答えたe-gov.(イーガヴ・総務省ではなく、業務の委託を受けた民間の会社)の担当者。
数字をランダムに作成して割り当てていると答えている。

その、意味不明の答に対し、さらに辛抱強く、数日を費やして、説明を求めた過程のまとめの報告の続きを、ここに転載させてもらう。
 
↓以下、転載はじめ

秘密保全法 パブコメ数を政府に問い合わせたまとめ

念のため、前回の報告の、最後の方から。

《内閣官房内閣情報調査室 03-5253-2111》担当:K氏

Q:
昨日言われていた、パブコメの【重複】とはどういったものを指すのか教えて下さい。

A:
コメントを精査する作業のためプリントアウトした場合に、同じものがプリントアウトされていた場合を【重複】として排除する。

Q:
1人につき1コメントに限る、という記載は無かったし、今回のパブコメは住所や氏名の記載は任意事項だった。なので同一人物の特定は出来ないと思われるが、同じ送信元から送られたものは【重複】になるのか?

A:
ならない。同じ送信元から何件送られても全てカウントしている。

Q:
同じ送信元で、同じ文章の場合は【重複】になるのか?

A:
ならない。何度同じものを送られても、カウントしている。例え送信時刻まで全く同じであったとしても、二つメールボックスに届いていれば、それを二つとカウントする。
重複として削除するのは、あくまでも作業過程に起こりうるプリントアウトのダブリのみ。

Q:
???
殆どの国民はその仕組みを知らないと思うが、そんなことであれば、例えば強硬に賛成なり反対なりを思う人物が、何十何百とコメントを送り続けた場合でも、正規のカウントになってしまうのでは?

A:
そうなります。

Q:
えええ??
では、パブリックコメントなのに、ごく少数の人物の意図的な操作で世論を作ってしまうことも可能、ということになってしまうのでは?

A:
それはどうか分からないが、今のカウントの仕方はそうなっているということです。

Q:
(しばし絶句…)
そんなカウントの仕方で【パブリックコメント】とすることに、どんな意味があるのか…?
寄せられたパブコメは、全て公表してくれるのですね?

A:
9万件もあり、全ての公表はしないと思われる。一部を出すか、要約したものを出すか、それはしかるべき最善の方法をこちらで考えて公表することになる。

Q:
日本語は難しいので、法案の一部には賛成で一部には反対、というような意見もあるはず。要約で間違えることもあるのでは?
この法案は本当に重大であるので、寄せられたコメントを全て公表、という形を取って欲しい。

A:
そういうものは、賛成でも反対でもなく【どちらでもない】のカテゴリーに入る。
全てを公表、は物理的に不可能と思われる。
(問合せのやり取り、以上)


今回2日間に亘る問合せで、パブコメというものを、政府がどう扱っているのかを感じ取った気がして、戦慄した。

殆どの国民(応募者)は、律儀に、真摯に、コメントを寄せている。
なのに一方、そのカウントの仕方を知っている極少数の人物によって、パブコメの数は意図的に操作出来る、ということだったのだ。
深く考えなければならないと思う。
『反対の意見が多かったのは、何か組織的な…』という旨の、町村氏の発言に見られるように、
そのカウントの仕方を採用していることによって、政府側からすれば、如何ようにでも、言い逃れが出来ることになる。
民意を伝える、正規の有効な方法と捉えていたのだが…パブコメとは一体何ぞや…?


以下、10月4日に行った問い合わせの報告

【e-gov.(イーガブ)0570-041-041 担当T氏】

Q:
2日前に問合せた、以下の件、調査の結果をお願いします。
・パブコメの受付番号に、ランダムな数字を割り当てている理由・意図
・何件応募があるか分からないパブコメに、6桁のランダムな数字を、どうやって重複しないように作成し、割り当てているのか?


A:
この件ですが、まだ調査中でして、本日お答え出来る情報がこちらにはございません。
もう暫くお待ち頂けますでしょうか?

Q:
そうですか。
それでは、他のことをお尋ねします。
パブコメは、他にも色々な事案についてのものがありますが、他のパブコメも全て、そちらで運用されているのですか?

A:
はい、全てこちらで運用しています。

Q:
そうですか。
パブコメの種類によって、運用のシステムが異なる、というようなことはありますか?

A:
いいえ、それはありません。
パブコメの種類は色々ありますが、運用システムは全部同じになっています。
パブコメ毎に違う、ということはございません。

Q:
…ということは、受付番号の設定の方法も、他のパブコメも、皆同じ、ということですね?

A:
はい。
パブコメによって、受付番号の設定の方法を違える、ということはございません。

Q:
そうですか。
もう一つ教えて下さい。
e-gov.さんは、総務省の管轄だそうですが、総務省のどこの部署になるのですか?

A:
こちらは、総務省・行政管理局の管轄になりますが、総務省ではありません。

Q.
…ということは、イーガブさんは、総務省の業務の委託を受けた民間の会社、ということになりますか?

A:
はい、そうです。

Q:
では、そちらの会社の正式名称と、会社概要が、どこで見られるのかを教えて下さい。

A:
こちらでお教え出来る情報があるかどうか、確認して参りますので、少々お待ち下さい。
(この間、約2分)
お待たせしました。
こちらの正式名称は、【電子政府支援センター】となりますが、会社としては所属の団体の一部局になりますので、こちら単独の会社概要というのはございません。

Q:
では、その所属している母体の団体名を教えて下さい。

A:
確認して参りますので、少々お待ち下さい。
(この間、約1分)
お待たせしました。
HPには掲載がないのですが、e-gov.の所属している母体の団体名は【NTTデータ】です。

Q:
そうですか。
そうしますと、総務省の下請けで、NTTデータさんが、全てのパブコメの運用をしている、ということですか。
今、電話に出ている皆さんは、総務省の方ではないわけですね?

A:
はい。私共は、コールセンターの職員となります。

Q:
分かりました。
では、調査中の件、なるべく早くご回答下さい。
明日、明後日の土日は、お休みになってしまうのでしょうか?

A:
はい、申し訳ございません。

Q:
では、来週にまたご連絡致します。
(問合せのやり取り、以上)

予想通り、案件については、今日は回答されませんでした。
しかし、どのパブコメも同じシステムで運用されていること。
そして、パブコメを全て一括で管理運営しているのが、総務省から委託を受けた民間会社【NTTデータ】である、ということが判りました。
Tweetや、まとめを読まれた皆さんから、証拠となる受付番号の記録などが、色々寄せられていますので、今後も確認して行きたいと思っています。


【続報:パブコメの数について、検証】
昨夜、メンション頂いた件、気になったので、別件のパブコメに応募してみました。



10/5に募集を開始したものですので、もし、パブコメのそれぞれに、1番からの通し番号が付けられているとしましたら、少ない数字が付く筈です。
しかし、この番号の通り、206639 でした。
これによって、この末尾の6桁の番号は、全てのパブコメの通し番号である可能性が高い、と思われます。

そうであるならば、一体なぜ、あのように【調査】に時間をかけ、【規則性はなく、ランダムな数字を当てている】などという回答をし、
三度目の問合せでも未だに【調査中】とされてしまうのか…全くもって腑に落ちません。
内閣府からの、カウントの仕方や内訳が分からない旨の、
*メール・FAX・郵送の内訳の概算は出ていない
*同じ送付元からの同じ文章のものが、どれだけ送られてもカウントする
などの回答についての疑問も、払拭出来ません。

これは…一体どう捉えれば良いのでしょうか…。
ご見解のある方、メンションを頂けますでしょうか?

昨日、他のパブコメの受付番号の取得を、2回行った実験で、確認画像同じものを載せてしまっていたので。
これが06時04分のものです。


実験と、ご協力者の方々からの情報提供によって、

・受付番号がランダムな数字を振っている、とは考えにくい
・受付番号は、全部のパブコメの合算の通し番号である可能性が高い


と思われますので、何故【規則性はない・ランダムな数字】という回答されたのかを、今後、確認したいと思います。


【続報:10/7 パブコメの数について問合せた結果】
10/1・2・4の報告(①~55)に引続き、本日(10/7)の問合せの報告を、これから連続Tweet致します。

【e-gov.(イーガブ)0570-041-041 担当I氏】

Q:
5日前に問合せた、以下の件、調査の結果を伺いたいのですが、その時の担当のMさんをお願いできますでしょうか?

A:
少々お待ち下さい。
(この間、約1分)
…お待たせしました。
Mは、只今あいにく席を外していまして、暫く戻らないのですが。

Q:
お話し頂いたMさんに伺うのが、1番早いと思いましたが、それでは、Mさんでなくとも結構ですので、以下の件のご回答をお願い致します。

・パブコメの受付番号に、ランダムな数字を割り当てている理由と意図
・何件応募があるか分からないパブコメに、6桁のランダムな数字を、どうやって重複しないように作成し、割り当てているのか?


A:
はい。少しお待ち下さい。
(この間、約2分)
…この件ですが、まだ調査中でして、現在こちらにはお答え出来る情報がございません。
調査が済み次第、ご連絡を差し上げることになりますが…。

Q:
10/2の日にお尋ねして、もう5日経ちます。
この件、そんなに専門的でも難しい内容でも無いと思われるのですが、5日経っても回答が出ない理由を、教えて頂けますか?

A:
少々お待ち下さい。
…5日経っても回答が出ない理由につきましても、こちらには情報がございません。
そのご質問につきましても、併せて、回答が出次第、ご連絡させて頂きます。

Q:
すみません。あなたはオペレーターの方でしたね。
では、そちらにいらっしゃるスーパーバイザーの方に、お電話を代わって頂けますでしょうか?

A:
お電話代わりました。
MGと申します。

Q:
MGさんは、そちらの責任者の方で宜しいでしょうか?

A:
はい。

Q:
(いきさつを説明後)…そういうわけで、5日経っても回答が出て来ない理由を、教えて下さい。

A:
私共の当センターの役割は、すぐにご案内出来ることに関してはすぐにご案内しているのですが、
この件につきましては、10/2に受けて、担当の部局に回しているのですが、その回答がまだ、今日現在届いていない、ということになります。

Q:
その担当の部局は、何というところですか?

A:
担当部局の名前までは、お知らせ出来ません。

Q:
それは何故ですか?

A:
そちらの情報は、非公開となっております。

Q:
その情報を非公開設定とされているのは、内閣府や各省庁の指示によるのですか?

A:
いえ、そうではございません。

Q:
では、イーガブさんの社内の規定によるものなのですね?

A:
そうだと思います。

Q:
内閣府からは、イーガブさんに聞くように言われて、イーガブさんの窓口はそちら一つしかなくて、
質問の回答がいつまで経っても出ない理由(止めている部局)を聞いても、それは非公開だと言われる。
これは、どうすれば解決するのでしょうか?


A:
こちらのサポート範囲では、回答が来るのを待って、お知らせすることしか出来ませんので。
本日、またお問合せがあったことを伝えて、なるべく早急に、回答を出すようには申し伝えます。

Q:
それでは、教えて下さい。

・イーガブさんでは、受けたパブコメの件数を、パブコメ毎に把握されているのか?
・応募のあったパブコメの件数を、各省庁には、どのように報告されているのか?(トータルで何件、という数字は伝えているのか)

A:
こちらには、その質問に対する回答の情報がございませんので、そちらのご質問は、また新たなお問合せとして、担当部局の方に伝えさせて頂きます。

Q:
分かりました。
それでは、期限を切らせて下さい。
ご回答の出る見込みの日付を、教えて下さい。
でないと、いつまでも同じ、【まだ出ていない】という回答を伺うことになります。
今まで、質問に回答するのに、最長でどれ位の期間がかかったのですか?

A:
そちらについても、非公開となります。

Q:
どう考えても、そんなに時間のかかる質問とは思えません。
簡単なことではありませんか?
MGさんは個人として考えた場合、この件そうは思われませんか?

A:
私個人の見解、というのは、差し控えさせて頂いております。

Q:
何だかコントを聞いているような気がしてきました。笑
とりあえず、この後、いつお電話をしたら回答される、という日付を教えて下さい。

A:
少々お待ち下さい。
(この間、約1分)
…お待たせしました。
最初のお問合せについては、明日10/8の午後以降で、後からのお問合せについては、10/11の午後以降、ということでお願い致します。

Q:
そうですか、承知しました。
ではこの件、MGさんと直接お話しさせて頂くのが1番早いと思いますので、次回お電話しました時にも、MGさんにお願い致します。

A:
あいにく、私は、10/8 と10/11にはお休みを頂いておりまして、不在になります。
他のリーダーにも、この件は周知しておきますので、その時の担当の者がお答え出来ると思います。

Q:
……。
そうなのですか。8日と11日はご不在なのですか。
では、9日にはいらっしゃるのですね?

A:
はい、9日にはおります。

Q:
了解しました。
では、9日にかけさせて頂くかも知れませんので、宜しくお願い致します。
(10/7の問合せやり取り、以上)


電話を切った後、苦笑とため息で…脱力してしまいました。
内容は殆どありませんでしたが、答えにくい問合せには、どんな風に対応されるのか…ということがよく分かりました


【続報:10/8 パブコメの数について問合せた結果】
#秘密保全法 ( #特定秘密保護法案 )
本日、問合せました。【責任者が席を外しているので30分後に】と言われたのですが、その時間帯、自分の業務で電話することが叶わず。明日に持越しとなりました。

【続報:パブコメの数について問合せた結果】
引続き、本日10/9の問合せの結果を、今から連続Tweet致します。

【e-gov.(イーガブ)0570-041-041 担当MG氏】

Q:
10/2の問合せから、一週間回答待ちになっていた、以下の質問のご回答は出ていますでしょうか?

・パブコメの受付番号に、ランダムな数字を割り当てている理由・意図
・何件応募があるか分からないパブコメに、6桁のランダムな数字をどうやって重複しないように作成し、割り当てているのか?


A:
はい、出ていますのでお知らせ致します。
まず、パブコメの受付番号の設定方法でございますが、頭の部分は受付した日付
そして、下の10桁に関しましては、イーガブを通して提出して頂いた全てパブコメへのご意見の【通番】となっております。
以前【規則性は無い】と回答させて頂いたと思いますが、それは特段の番号体系を設けていない、という意味でして、
【ランダムな数字】という言葉はご利用者様の方から出た言葉かと。


Q:
それは承服しかねます。
私は、10/1の最初の質問の時に、【受付番号は通し番号ではないのか?】と伺っています。
それに対して、日をまたいで10/2の回答は、【通し番号などの規則性はない数字です】というものでした。

それに驚いた私が、色々お尋ねし、交わした会話の中で、【ランダムな数字を振っている】ということは、お互いの共通認識でした。
ですので、今回、回答を頂けるまでに7日を要した質問が、その日、10/2に発生したのです。
この質問の文言は、繰返し、私は確認していますし、前回の7日の問合せ時にも、確認しています。

もし、全部のパブコメの通し番号であったのであれば、10/2の日に、【通し番号などではない】という回答されたことは全く理解出来ません
一体なぜ、10/2の日に、【通し番号などではない】という回答が、M氏によってなされたのか、教えて下さい。

A:
承知しました。
それでは、そちらにつきましては、また新たなご質問事項として、担当部局の方に上げさせて頂きます。
一つ確認させて頂きたいのですが、ご利用者様は、この件に寄せられたパブコメの総数、メールやFAX、郵送などの内訳の数をお知りになりたい、ということが、内閣官房の方へのご質問だった、ということで宜しいでしょうか?

Q:
(ネットのまとめを見ている?…)
そうですね。

A:
それであれば、その数などにつきましても、HP上で結果のご報告が出ていますのは、ご存知でしょうか?

Q:
知りません。

A:
では、今、HPを開いて頂いて、このお電話の中で結果のページをお知らせしたいのですが、宜しいでしょうか。

(…ということで、HPからあれこれクリックして、パブコメの結果報告画面になり、それが、10/4に出された、というこの2ページです)



 

Q:
これだけなのですか?
寄せられたコメントの内容を、どこかで見ることは出来ないのですか?

A:
はい、結果ご報告としましては、こちらのみになっております。


…ということでした。
国民が必死に寄せた、9万を超えるコメントの、集計結果と内容の報告が、たったこれだけ……。

この後、伺いたいことが、山ほど出てきましたので、色々な会話をしながら質問を整理し、
それぞれに番号を付け、文言をお互いに確認して、電話を切りました。
それに至る細かなやり取りが、色々ありましたが省略して、整理された質問を、箇条書きで記載しておきます。
この質問の回答期限を聞いたところ、最初10/18と言われたのですが、翌日がすぐに週末になるので、10/17に変更して頂きました)

(以下、質問事項:箇条書き)

1》イーガブさんは、受けたパブコメの件数をパブコメ毎に把握しているのか?
2》応募のあったパブコメの件数を各省庁には、どのように報告しているのか?(トータルで何件という数字は伝えているのか?)
3》10/2に調査の結果としてM氏が【通し番号などではない】と答えた理由。
4》IPアドレスで送信元の確認をしているのか。
5》e-gov.の事業範囲(集計・分析などは行わず、ただ転送するだけ?)
6》パブコメのフォームを作っているのがe-gov.でない(とのこと)ならどこがシステムを作成しているのか?
担当部局は言えない、ということだが、NTTデータの中でフォームを作成しているのではないのか?外注なのか?
7》このパブコメの委託事業で国から下りる年間の事業費の額
8》全部のパブコメの通し番号である、ということだが、パブコメ毎にに通し番号を付けない理由。
9》このe-gov.への問合せ用電話番号をナビダイヤルで課金することに決めたのは、政府の指示か?それともe-gov.(NTTデータ)なのか?
10》この課金によって入る収益を収受するところはどこか?政府か?それともNTTデータなのか?


以上、10項目の質問をしてみました。どのような回答を頂けるか、10/17以降にまたご報告致します。
本日のイーガブさんの担当MGさんは、前回とは打って変わって、とても明るく気持ち良くハキハキ応対して下さったこと、追記しておきます。(了)

↑以上、転載おわり

「クレーン操作に日本の運命がかかっている。子供だけでもいったん逃げてほしい!」草野氏・原発作業員

2013年10月08日 | 日本とわたし
南相馬市在住のルポライター、奥村岳志氏の web magazine:『福島 フクシマ FUKUSHIMA』に掲載されていた記事を、紹介させていただきます。

付け加える言葉がみつかりません。
これが現実だということを、あらためて、頭と心に刻み込もうと思います。

本当に、こんな状態を抱えている国の総理大臣が、その元凶となっている原発を売り込みに行ったり、
安全を私が保証するとか、コントロール下にあるとか、子どもでも恥ずかしくて言えないようなウソを言ったり、
なのにそれを、追及したり非難したりする、まとまった報道もなく、毎日がただただ過ぎていってしまっています。

なんとかして、気づいてもらいたいと思う者たちは、まるで巨大なモグラ叩きの機械の前に立ち、
次から次へと、暗い穴からチラット飛び出すモグラの頭を、慌てて叩くのが精一杯。
叩かれたモグラは、イテテ、などとふざけた声で言い、何事もなかったかのように、元の、仲間のいる穴蔵に戻ってしまいます。

こういうことが続いていく社会は、やはりとても病んでいます。
我々は、モグラ叩きゲーム機の前に立って、ビニール製の、さほどダメージを与えることもできない金槌を持って構えているだけでなく、
モグラ叩き機のネジを外し、解体し、穴蔵にもぐっているモグラを手掴かみで引きずり出し、お天道の下で徹底的に叩かなければなりません。

↓以下、転載はじめ(太文字や色かえでの強調は、わたし個人の考えで行いました)

汚染水より深刻 使用済み核燃料の取り出し
収束作業の現場から





東京電力福島第一原発事故の、収束作業の現場で働く、草野光男さん(仮名 50代 いわき市)からお話を聞いた。
草野さんは、事故以前から、福島第一原発をはじめ、全国の原発で、長らく働いてきた。
 
草野さんは、汚染水問題などに関する、国や東電の公式発表と、現場で作業する者の、意識のかい離を指摘する。
とくに、4号機プールで、11月中旬から始まる使用済み核燃料の取り出し作業について、その危険性を訴え、
「クレーン操作に、日本の運命がかかっている」と話す。

また、避難住民が多く暮らすいわき市で、地域の中で生じている軋轢について、「かつての戦争のときと同じだ」と憂う。
(インタビューは、9月中旬、いわき市内)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オリンピック騒ぎに、暗澹たる気持ち

――まず、安倍首相が、国際オリンピック委員会で、「状況はコントロールされている」「汚染水は完全にブロックされている」と発言した件から伺います。

草野:
私の周りでは、その話は話題にもなってないですね。
多少でも、現場でやっている人間なら、あんなの大嘘だってわかっていますから。

――7年後のオリンピック開催については? とくに、福島で、原発に直接かかわっている立場からすると。

草野:
個人的には、嬉しいことは何もないですね。
全然、関係のないことだから。
オリンピックで、日当があがるわけでもないですし。
むしろ、日当は下がる一方ですから。
 
国としては、全体が、オリンピックにシフトしていきますね。
だから、福島はなかったものにしたい、と思っているでしょう。
放射能汚染はないし、もう福島も終わったということにして、後は、住民を帰してしまえば、それで終わりということでしょう。
オリンピックが7年後、その前に、全部帰すことが目標ですね。
そうしたら、安全宣言ができるわけだし、その先、健康被害とか出てくるかも知れないけれど、そういうことは全部、隠蔽ということになるのでしょう。

――オリンピックへの集中で、東北三県で、作業員の不足も心配されます。

草野:
東京に持っていかないと、困るわけでしょう。
そっちの期限の方が、決まっているわけだから。
だから、「構ってられないんだよ、東北なんかに。あとは、おまえらで勝手にやれよ」という感じでしょうね。
 
オリンピックの騒ぎを見ていると、暗澹たる気持ちになりますね。この国というのは。




コントロールされているのは情報

――では、1F〔東電福島第一原発〕の状況について伺います。

草野:
1Fの危なさは、作業員には、何のアナウンスもされてないですね。
だから、一見、平穏無事。
 
作業現場まで、バスに乗って行くんですが、そのバスの中に、1号機から4号機まで、それぞれどういう状況か、ということを書いたものが貼ってあります。
そこには、「全部大丈夫です」「4号機のプールは、コンクリートで固めているから、倒れる心配はありません」とありますね。

――それは、ある種の安全神話、ということでしょうか?

草野:
そう、その通りですね。
「コントロールされている」と安倍首相が言いましたが、それは、情報がコントロールされている、という意味だったんですね。



――汚染水の情報も、コントロールされていましたね。

草野:
私の見方だけど、東京電力の方は、政府に泣きを入れていたと思うんです。
「情報を抑えるのも、汚染水を抑えるのも、これ以上無理」と。
でも、政府は、
「ちょっと待て。選挙控えているんだ。選挙終わったら何とかすっから」と。
 
まあ、本当は、最初から漏れているんですけどね。
だって、コンクリートなんか、ガタガタに亀裂が入っているわけですから。
 
だけど、今、いちばんの優先事項は、オリンピックのため、アベノミックスのために、安全神話で情報をコントロールすることなんです。
人間の命なんか、どうでもいい、という考え方があるとしか思えません。


今がチャンス、とゼネコンが主役

――いま、草野さんはどういう作業を?

草野:
私の仕事は、地震や津波でやられた機器を、点検し修理することです。
大きな定期定検は、正常に稼働しているのを止めてやるものですが、それではなく、個々のモノの点検を常時やっています。
事故後も、それは変わりません。
全面マスク着用だけど、線量はそんなに高くありません。
でも、除染してないので、埃で内部被ばくするから、全面マスク着用になっています。

――汚染水対策や、建屋内の作業などは?

草野:
私たちは、その辺には、全然、関わっていません。
はっきり言って、今、主役はゼネコンなんです、事故後は
 
私たちみたいに、事故前から作業に入っていて、ある程度、原子力の知識のある人間は、あまり入れたくないようなんです。
それでなのか、重要な部署には行っていません
 
そういうわけで、ゼネコンがほとんどやっている状況です。
1Fのところにビルができて、そこに、ゼネコンさんの看板が、デカデカとあります。
「がんばってます」みたいな感じでね。
 
――原発が稼働していたときは、ゼネコンは関係ないですね。

草野:
稼働していたときは、ゼネコンは関係ないです。
事故が起こって、ゼネコンにとっては、今がチャンスなんですね。
 
だから、今、立場的には、ゼネコンの方が上です。
私たちは、ゼネコンの回りで、余っている細々とした仕事をもらっている、という感じです。
もともと原子力に関わってきた者は、蚊帳の外に置かれていますね。

全国の原発に入っていて、ノウハウを持っているアトックス〔原発保守管理が専門の会社。本社・東京〕なんかも、
入退管理とか、そういう小っちゃい仕事しか任せられていません

やっていることは、雑用です。
アトックスは、自前のホールボディカウンターも持ってるくらい、いろいろ技術力はあります
だから、活躍していると思われるけど、でも雑用です。
今なんか、仕事なくて、下請けにまで仕事が回らない状態
ですよ。
 
前に私がいた会社の人たちも、全国の原発の仕事に回っています。
浜岡に行ったり、柏崎に行ったりです。

――どういうことでしょうか?

草野:
ひとつは、今言ったように、原発のことをわかっている人間は、入れたくないという感じがかなりあります
 
それから、昔からの原発関係の会社に比べて、ゼネコンの方が請負の単価が安い、という事情はあるでしょうね。
 
ゼネコンにとっては、おいしい仕事です。
降りて来た金を、黙って自分たちのところで回せばいいわけだから。
要するに、公共事業ですから。
名前は収束作業だとか言っていますが、単なる公共事業だ、と思っているんですよ、彼らは。
 
以前に、大成や鹿島の下で仕事したことがあるから、あの人たちのやり方はわかります。
スーパーゼネコンなんて、名前は格好いいけど、ただのどんぶり勘定の会社です。
田舎のその辺の会社と変わりません。
 
それから、もうひとつ言えば、当初で、みんな線量を使い切っているんで、現場に入れない、ということも大きいと思います。
 
私の会社でも、班長クラスは、線量が制限いっぱいいっぱい〔※〕なんで、誰も、線量の高い現場に入れないんです。
だから、他の仕事をするしかないんです。

〔※電離則では、年間50ミリシーベルト以下、かつ5年間で100ミリシーベルト以下
また、東電の管理基準で、年間20ミリシーベルト以下だが、下請け会社の基準は、それに準じてまちまち〕
  
――それは、いずれにせよ、収束作業の現場として、かなり深刻なことでは?

草野:
そう、かなり深刻ですね。
一般の建設現場で働くような人たちが、会社としても、作業員としても、入ってきて、とりあえずやっているということですからね。

東電はただの管理会社

――ゼネコンが主役ということですが、そうすると、東京電力は何を?記者発表をしているのは、いつも東京電力ですが。

草野:
もともと東京電力には、何の技術もありません
東京電力は、ただの管理会社なんです。
書類を見てハンコを押すだけ。
だから、管理監督なら、誰でもできます。
東京電力の服さえ着ていれば。
これまで、現場を何とか支えてきたのは、各メーカーの技術屋さんと、現場の下請けでなんです。
 
今、こういう状況になって、東京電力に何を訊いたって、「いや、あー、うーん」という感じですよ。
もともと、現場を知らないわけだから、何の発想も出てきません。
そういう人たちに、「なんとかしろ」と言っても、どだい無理なんです。
 
結局、作業の質は、現場の人間が、どこまで真剣に仕事をやるか、にかかっているわけです。


東電の態度は「復旧」

――事故の前と後で、東京電力の態度に変化はありますか?

草野:
何も変わっていませんね。
事故が起きた、という点だけが違うだけで、後は全くいっしょです。
 
強いて言えば、事故直後の3~4カ月ぐらいでしょうか、東電さんが、ちょっとペコペコしていたのは。
でも、そういうのは、すぐに「収束」して、もうとっくに元の横柄な態度に「復旧」しています
 
――みんながそうですか?

草野:
電力さんでも、心ある人はいますよ。
でも、そういう人はみんな、変な場所に回されてしまいます
私も知っている、東京電力の担当者の人も、作業員にも良くしてくれたし、一所懸命だったし。
でも、今は雑用をやっています。


線量を食うと倦怠感

――給料や待遇はどうですか?

草野:
一日で1万1千円です。
うちはまだいい方で、もっと下の方になると、5次、6次とか、7次、8次とかもいるから、そうすると5~6千円ですね。

――それはもう、福島の最低賃金ですね。危険手当とかは?

草野:
周りで知ってる限り、もらってないですね。
収束宣言〔2011年12月〕の前から、危険手当という名目はなかったです。

――全面マスクという現場に行く場合でも?

草野:
関係ないですね。
だから、他の仕事をした方がいいんじゃないか、と私も考えましたよ。
除染にいっちゃおうかなあとか。
そっちで1万5千円もらえるなら。
全面マスクして、1万1千円は、やってられないなと思いますよ。
 
でも、なんで除染に行かなかったかというと、除染では、放射線管理が杜撰(ずさん)ですからね。
そうすると、ゆくゆく、すごい損をしてしまいます。
たとえ1万5千円だとしても、相当の内部被ばくをしているわけだから、除染をやった人は、そのうちバタバタ行きますよ
 
サージカルマスクをしても、あんなものでは効果は知れてますね。
だいたい、暑くてマスクなんかしていらないですし。
 
結局、除染の現場は、管理されていないから、証拠が残らないわけです。
私の場合、病気とかなんかあったときのために、証拠を残しておこうと思って、原発に残っているようなものですから。

――ホールボディカウンターの数値は?

草野:
毎月、ホールボディカウンターを受けていますが、マックスでだいたい6000cpm〔※〕です。
事故前だったら、6000なんて大変な騒ぎですね。
事故前は800cpmぐらいでした。
 
でも、今、6000という数字が出ているからと言って、何にも問題にはなりません。
東電さんがやっているのは、「自分らは、ちゃんとやっていますよ」という、いわばパフォーマンスです。
作業員の健康を守るため、ではなくてね。
企業を守るため、ただそれだけでしょう。
現場作業員は、使い捨てですから。

〔※〕〔cpm=カウント・パー・ミニット 1分あたりの放射線計測回数〕

――ご自身の健康状態については?

草野:
個人的な感想ですけど、ある程度、線量を浴びた日は、つらい
だるいし、倦怠感が出ます
 
それから、この間、内臓をやられています
医者は、酒だと言いますがね。
因果関係を、証明はできないですから。


労災は自己責任

――被ばくの問題以外に、現場作業での労災は?

草野:
そんなもの、昔から、現場でケガをしても、「自分の家でやったことにしてくれ」ということです。
労災なんか、まず出てこないですよ。
よっぽど、救急車を呼んだとかということにでもならない限り

――中小の事故は無数にあるが、全部、隠ぺいと。

草野:
隠ぺいというより、出ちゃうと大変なので、会社なり、本人なりが、自分から、「家で転んだ」という風に被ってしまうんです。
自己規制、自己責任ということですね。
 
労災になると、労基〔労働基準監督署〕が入るでしょう。
1週間とか1カ月とか、現場が止まってしまいますね。
そうなると迷惑がかかるから、「家で転んだ」ということに自分でするんです。
ひどい話ですけど。


収束作業はまだ始まっていないような状況

――収束作業の全体の状況を伺います。汚染水対策というのは、前に進むというより、後退を強いられているような事態では?

草野:
そうですね、いわば負け戦です。
 
――そうすると、現場は必死、という感じですか?

草野:
いや、それが、現場は意外と必死ではないんです。
まともに考えると、もう目も当てられないですから、日々をたんたんと過ごすしかないわけです。

――溶融した核燃料の取り出し開始を、前倒しにするという、工程表の発表〔今年6月〕もありましたが。

草野:
あれは工程表ではなくて、全くの希望ですから。
工程表と呼べる代物ではありません。
 
収束作業は、実質的には、まだ、始まってないという状況でしょう。
 
燃料が溶けたり、再臨界したりしないように、冷やすしかないわけです。
それ以外は何もできない状態です。
だから、周りを片づけたり、環境を整える作業をしているしかないのです。 
 
ところが、そうしていたら、汚染水が管理できなくなって、水で冷やすというやり方自体が、限界にきていしまったわけです。
 
それから、溶けた核燃料を取り出すという話ですが、それ自体、ほとんど無理ではないでしょうか。
鉛で固めてしまう方がまだいいのではないか、と私は思っています。

 
――展望を描けるような状態ではないと。

草野:
厳しいですね。
深刻に考えていたら、やっていけないんで、与えられた仕事をこなすしかないですが。

――作業員の被ばくが問題です。

草野:
そう、例えば、タンク一個をばらすのに、一週間かかっていますね、急いでも。
組み立てるときより、はるかに時間がかかっています。
それは、ものすごく汚染しているからです。
作業そのものが難しいのではなく、線量の問題があるわけです。
 
他所から見ている人は、「汚染水、許せない」「早くやれ」と言いますが、実際にやっているのは、東電ではなくて、作業員なのです。
 
それが原発というものです、昔から。
格好いいのは、中操〔※〕だけです。
よく資料映像などで、原発はこんなにハイテクでクリーンなんだと、中操の様子を見せたりしますが。
でも、あの裏に行ったら、配線一本一本、配管の一つひとつを、一所懸命つないでいる作業員がいるのです。
もう、究極のアナログ、肉体労働ですよ、原発は。
〔※中央操作室 原発を運転する中心部。中央制御室とも〕


4号機のクレーン操作に、日本の運命が



――4号機のプールにある、使用済み核燃料の取り出しを、11月中旬から開始するとしていますが。

〔4号機プールには、使用済み核燃料1331体と未使用の核燃料202体が保管されている。
そこに、広島型原爆で、約1万4000発分の放射性物質(セシウム137換算)が含まれているという。
東京電力は、2014年末まで、作業は続くとしている。
その後、2015年9月頃から、隣りの3号機プールの、使用済み核燃料の取り出しを目指すとしている〕

草野:
これは、リスクのある作業です。
汚染水のレベルではないですよ。
汚染水はまだ、流れているだけですから。
それ自身が、すぐに何かを起こすわけではない。
海に溜まっていくだけです。
それはそれで、のちのち深刻な問題なのですが。
 
だけど、4号機プールの使用済み核燃料は、そもそも事故のとき、アメリカをはじめ、全世界が震撼していた問題です。
福島だけじゃなくて、東京が飛ぶかもしれないと、本気で危惧されたものです。
 
だから、失敗が許されないのです。
 
――汚染水タンクの問題が明るみに出るまでは、やはり安全神話があって、そういう、基本的なレベルでの、破綻や失敗はないだろうと思われていましたが。

草野:
4号機の作業で、タンクのときと同じレベルの人為的なミスや、技術上の問題が起こったとき、
汚染水のように、「漏れてました」という具合では済まされませんね。
起こることは、そういう比ではない
ですから。
 
水の中でキャスク〔特殊な容器〕に入れて、密閉して釣り出すというのですが、果たしてうまく行くでしょうか。
プールはガレキで埋まっているし、燃料集合体だって、壊れているかもしれません。

 
水の中にあるうちは、まだいいのです。
遮蔽効果があるからですね。
釣り上げて、外に出したときが危険です。
例えば、この間のように、クレーンが倒れたりするわけですよ〔※〕。
そういうことが起こって、核燃料が露出してしまったら……もう、近くにいる人間は、即死するぐらいの線量です。
一気に、命の危険にさらされます。

〔※9月5日に発生。3号機のクレーンのアームが、中央付近から折れ曲がった事故〕

――さらに、地震や津波の再来や、竜巻の襲来、ということも考えられますね。

草野:
そう。
地震や何かで、冷却システムが故障したり、プールにヒビが入って水がなくなるということだって、可能性としてはあります
もし、水がなくなったら、核燃料がむき出しになって、温度がどんどん上がり、大量の放射性物質が、まき散らされてしまいます。
 
そうなったら、作業員も、もう、現場から退避せざるを得なくなります
あるいは、決死隊になってしまいます
それが、チェルノブイリで起こったことでしょう。
東京まで避難になります

――使用済み核燃料の取り出し作業が、1~4号機全部で、10年ぐらい続くとしていますが。

草野:
気の遠くなる作業です。
その間、一回の失敗もないなんて、この間起こっていることを見ていたら、難しいでしょう。
また、10年の間、地震も津波も竜巻もない、という保証もありません


(事故後の4号機プール内の画像)

――作業員の確保の問題もあります。

草野:
そうですね。
個人的には、これだけのクレーン作業を扱える技術者が、集まるだろうかと思っています。
 
遠隔操作はできないでしょう。
この間のプールのガレキ撤去作業で、1日の被ばくが、2ミリシーベルトとかいっていますね。
すごい被ばくです。
線量の高いところに、クレーンで行かなければなりません。
作業時間が限られます。

そうすると、ものすごい人数がかかるわけです。
しかも、技術がないといけません
 
だから、作業員の確保というところで、限界にぶつかるかも知れない、と私は思っています。

――深刻な危機と、隣り合わせで進むわけですね。

草野:
そうですよ。
だから、オリンピックだとかと言って、浮かれている場合ではないわけです。
4号機で、釣り上げて一本ダメにしたら、もうそれで終わりになってしまう。
クレーンの操作に、日本の運命がかかっている

そう言っても過言ではありません。
その間に、地震が来ないことを、神に祈るしかないのです。非科学的ですけど。
 
でも、皆さん、祈りませんね。
アベノミックスで、景気がよくなるかどうか、なんてことしか話題にしていない
ですね。

――何が必要でしょうか?

草野:
不発弾を処理するとき、半径何メートルって、住民を避難させてからやるでしょう。
せめて、子どもを避難させるとか。
そこから行けば、すべての答えが出ると思うんですが。
でも、そんなことは、誰も言わない
ですね。
 
とにかく、子どもはいったん逃げてほしいです。
私は、最後までいるつもりです。
どのくらいまで見届けられるか、というのはありますけど。


被災地で見える住民の分断

――ところで、いわき市にいると、いろいろな問題が見えてくると思いますが。

草野:
そうですね、まず、国民をバラバラにする政策ですね。

――具体的にはどういうことですか?

草野:
例えば、東電の賠償をもらっている人と、もらっていない人との差がすごいです。
 
避難区域で、東電関係の会社をやってた社長さんなんか、売上げの何十%がもらえて、さらにあれやこれやで、すごい額になっていると言います。
そういう人たちは、被害を受けても、余裕綽々です。
でも、他方で、何にも知らないお年寄りなどは、賠償の請求の仕方もわからない、という状態です。
農家の人たちだって、途方に暮れている状態です。
でも、外から見たら、全部、同じように賠償をもらっている、と見られています
 
いわきでは、たしかに新車が増えているし、道も混みますね。
2万4千人ぐらいでしょうか、避難してきている人は。
ゴミの分別の仕方とかわかんなくて、そういう事細かなことから、いわき市民との間で、軋轢が生まれています。

――しかし、本当に文句を言わなければならない相手は、そこではないと。

草野:
そうなんです。
そういう風にしたのは誰なんだ、ということが問題なのですが、それをみんな、忘れているわけです。
 
身内で争っている場合ではないでしょう。
どうしてこうなってんだ。
こういう状況にさせたのは誰なのか。
そういう東電を、野放しにしている国ってなんなのって。
そこを見失っているように思います。

 
――参院選では、福島でも、多くの人が自民党に投票しました。

草野:
個人的な見方だけど、未だに、面倒を見てもらっている、という感覚があるのではないでしょうか。
被害者なんだけど、賠償なり、復興なりで、面倒を見てもらっている、という感覚です。
もともと、自民党が原発をやってきたことは分かっているはずなのに、目先のことしか見えていないんです。

――政治の次元ではなく、もう少し根本的なところで、変化が必要だということですね。

草野:
簡単には変わらないでしょうね。
変われるなら、こんなに原発は出来てなかったでしょうから。
原発を持って来れば、豊かになるとか、若い人が戻るとか言ってきましたが、結局この様です。
なのに、未だに、原発がダメなら、次は何をもってくるかといった発想になってしまう。
再生可能エネルギーを持ってきたとしても、その発想のままでは変わらないんです。
そういう発想をしているうちは、田舎はダメでしょうね。
儲けを持っていくのは結局、ゼネコンや大企業であり、都会なのですから。

――建設過程で、一時的に景気がよくなるだけですね。

草野:
そう、終わったら何もありません。
 
原発ができたときも、お蔭で出稼ぎがなくなった、と言っていました。
たしかに、仕事があるときはいいけれども、仕事がないときは、結局、みんな、全国の原発を回っているのです。
私も、1年のうち、半分も家にいませんでした。
定検、定検で回っていますから。
これは、形を変えた出稼ぎではないのでしょうかね。

――原発問題を考えるとき、都会と地方という問題に、目を向ける必要があるということですね。

草野:
都会の人は、原発がいいとか悪いとかということを、一刀両断できますね。
単に、電力を消費している側ですから。
しがらみもないでしょう。
だから、反対するのも簡単です。
 
でも、福島など、原発のある地域では、そうは行かないのです。
その感覚というのは、なかなか説明しても分かってもらえないのですが、そこが、一番の問題なのです。

 
家族や親戚の中に、東電の社員はいるし、下請けの社員もいる。
高校で成績いいのは東電で、悪い奴は下請けで。
じいちゃん、ばあちゃんも、畑や漁のないときは、原発に働きに行く。
そういう具合ですから。

 
本当に恐ろしいですね。
原発による丸抱えです。
田舎の弱みに付け込んでいる
、という感じですね。


あの時代といっしょ

――「復興に向かっているんだから、健康被害だとか、東電の責任とか、国の責任とか、そういうことは言うな」という空気もありますね。

草野:
私の友だちが、子どもいるから心配で、ある施設に行って、
「放射性物質の検査はどうなっているんですか」って聞いたら、その施設の検査が十分でなかったらしいのです。
そこで、その人が、フェイスブックにそのことを書いたのですが、
そうしたら、「そんなこと言ってんじゃねえ」と、メッセージが送られて来て、脅された、という話がありました。
 
いじめの構造と一緒で、声の大きい連中の仲間に混ざらないと、自分に被害が及ぶ、という恐怖感があります
だから、とりあえず、強い方に混ざっておくということになります。
それがいやだったら、もう何も言わないでおくしかありません。
疑問や危機感をもっている人に、ものを言わせない力が働いている、と思います。
 
あの時代といっしょですよ。
かつて戦争のとき、戦争反対と言えなかったでしょう。
終わってから、「自分は、反対だった」と言った人は、それなりにいましたが、それでは遅かったわけです。
 
いま、それと同じ状況じゃないですかね。
本当に恐ろしい。
ああ、この構造って、変わってないなと思います。(了)


ここまでええかげんで悪どい政府は、主権者の手で成敗いたす!

2013年10月08日 | 日本とわたし
先日の、経産省による『粉飾詐欺』についての記事で、ちらりと触れたパブコメの件について、さらに調べてくださった白やぎさんからの続報です。


改めて“例の”『意見募集の結果について』を見直してみたのですが…それはそれは。
もう、閲覧注意!ものです。ほんとに。

『国家的粉飾』とまでいわれる、 “約1時間×3回”の寄り合いで作られたこの制度。
《公認会計士》やら 《消費生活アドバイザー》 やらの肩書をお持ちの方が、参加されていたようです。

ちなみに、今回の「寄り合い」参加メンバー↓

電気料金審査専門小委員会 廃炉に係る会計制度検証ワーキンググループ
(旧総合部会 電気料金審査専門委員会 廃炉に係る会計制度検証ワーキンググループ)

委員名簿
<座長>
山内 弘隆  一橋大学大学院商学研究科 教授
<委員>
大日方 隆  東京大学大学院経済学研究科 教授
辰巳 菊子  公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 常任顧問
永田 高士  公認会計士
松村 敏弘  東京大学社会科学研究所 教授


ぜひとも、国会にて詳しい話を聞かせていただきたいものです。


もうひとつ…。
先のコメントのパブコメの意見(「改定案は…」の)の続きです。
オリジナルは、『緑の党』脱原発担当の、杉原浩司議員ではないか?と思われます。
(ご本人が投稿したかどうかは不明ですが)

http://datsugenpatsu.sblo.jp/article/74405520.html

まさに締め切り直前、9/9付けの、杉原議員のブログのページです。
いくつかパブコメの例文?を書いておられるのですが、ほとんどそのまんま!の文面が、経産省への意見として記載されています。
しかしながら、経産省の”回答”は、「今回の意見募集対象の趣旨とは異なるため…」でした。

さて、杉原議員のブログを見ていてもう一つ、まだ間に合うかもしれない案件がある事を知りました。
それが 『子ども・被災者生活支援法』。
こちらも、パブコメはすでに締め切られているそうですが、このままだと、10/11には、基本方針が閣議決定されてしまうかもしれない、との事です。

法案が成立してから、すでに一年以上。
基本方針も決まらないまま、今に至っています。
いろいろな問題点も指摘されている中で、国民(特に子ども)が負担を強いられるような事は、もうこれ以上あってはならない事だと思います。

子ども・被災者支援法に関する杉原議員のブログ
http://datsugenpatsu.sblo.jp/article/77668137.html
http://datsugenpatsu.sblo.jp/article/77668177.html

(まうみ注・以下のPDFを、書き起こしました)

原発事故子ども・被災者支援法
復興庁基本方針案の概要と問題点


8月30日、復興庁は、「原発事故子ども・被災 者生活支援法」実施のための基本方針について、
福島県内の33市町村を「支援対象地域」に指定し、個々の施策ごとに「準支援地域」とする、という案を発表しました。

Q:「子ども・被災者支援法」とは何ですか?

被災者の置かれた深刻な問題に対して、原発事故子ども・被災者支援法は、2012年6月21日、全会派・全国会議員の賛成のもと、国会で成立しました。
「放射性物質による放射線が、人の健康に及ぼす危険について、科学的に十分解明されていない」ことに鑑みて、
「居住」「避難」「帰還」の選択を、被災者が自らの意思で行うことができるよう、国が支援を行う
ことになっています。

具体的には、医療の支援、移動の支援、移動先における住宅の確保、学習等の支援、就業の支援、保養などです。
また、特に子ども(胎児含む)の、健康影響の未然防止、健康診断、および医療費減免などが盛り込まれています。


Q:「基本方針」とは何ですか?

「子ども・被災者支援法」は、いわゆる「プログラム法」であり、理念や枠組みのみを規定したものです。
政府は、支援対象地域の範囲や、被災者生活支援計画などを含む「基本方針」を定め、その過程で、被災者の声を反映していくことになっています(第五条)。


Q:「支援対象地域」とは何ですか?

いままでの政府指示の避難区域よりも広い地域を、「支援対象地域」として指定し(第八条第一項参照)、
そこで生活する被災者、そこから避難した被災者の、双方に対する支援を規定しています。
いままで、市民団体や弁護士グループ、心ある専門家は、少なくとも追加線量年1mSv以上の場所を、支援対象地域に含めるべきだと要請してきました


Q:なぜ、「少なくとも1mSv」が重要なのですか?

国際的な勧告では、一般の人の被ばく限度は、年間1mSvとされています。
日本国内で、原子炉設置運転規則に基づく告示等、この国際的な勧告を踏まえて、1mSv基準が採用されています。
低線量被ばくの健康影響に関しては、閾値なしの線形モデルが、国際的に最も広く採用されています
これは、放射線被ばくとその健康リスクは、正の比例関係にあり、ある一定値を下回れば影響はない、という閾値は存在しないというモデルであり、
たとえ、低線量被ばくの影響が不明であっても、この仮定に基づいた政策とすべきというものです。
年1mSvは、原子力利用者・原子力を推進してきた、政府と社会との約束事とみなすことができるのです。
福島第一原発事故により、福島県をはじめ、多くの地域が、追加被ばく線量1mSvを上回っている状況にありますが、この社会的な約束が反故にされている状況です。
この地域に居住せざるをえない住民、同地域から避難せざるをえなかった住民、双方に対して、国が支援を行っていくべきでしょう。

さらに、放射性物質汚染対処特措法に基づく、「汚染状況重点調査地域」は、市町村単位で指定されていますが、空間線量年1mSvを基準にして、指定されています。


Q:復興庁の「基本方針案」とはどういうものですか?

① 福島県浜通り・中通りの33市町村を「支援対象地域」に指定。
② 施策ごとに「準支援対象地域」。
③ 福島県外における「外部被ばくの把握」・健康管理のあり方に関する「有識者会議」・「自然体験活動の充実」・「民間団体を活用した被災者支援の充実」・「住宅についての支援充実」などを、 新規施策として盛り込んだとしています。


Q:復興庁の「基本方針案」の、何が問題なんですか?

発表された基本方針案には、多くの問題があります。

「子ども・被災者支援法」から逸脱しています。
下記の、法律の条文と反しています。


基本方針を策定しようとするときは、あらかじめ、その内容に、東京電力原子力事故の影響を受けた地域の住民、当該地域から避難している者等の意見を反映させる(第五条第3項)

復興庁は、基本方針案策定までに、40箇所以上で被災者の意見をきいた、と説明しましたが、
復興庁主催の<公聴会>は、一度も開催していません
また、被災者から出された意見を、反映していません


国は、支援対象地域(その地域における放射線量が、政府による避難に係る指示が行われるべき基準を下回っているが、一定の基準以上である地域をいう。以下同じ)で生活する被災者を支援する…(第八条)

復興庁は、「一定の基準」を定めることはせず、福島県内33市町村を、支援対象地域としました。
この策定の根拠は不明であり、議事録も、意見をきいたとする有識者の名簿も、公開されていません


放出された放射性物質が広く拡散していること、当該放射性物質による放射線が、人の健康に及ぼす危険について、科学的に十分に解明されていないこと(第一条)

健康被害を、未然に防止する観点から、放射線量の低減、及び健康管理に、万全を期すること(第二条)


基本方針案には、何一つ反映されていません
基本的方向性に明示すべきです。


「支援対象地域」は狭すぎる上、これに対応した具体的施策はほとんどなく(※1)、意味がありません。
「準支援対象地域」は、既存の政策の適用地域を呼び換えただけです。

※1 支援対象地域向けの施策は、
① 子ども元気復活交付金(原発事故の影響により、人口が流出している地域において、全天候型運動施設等の整備や、プレイリーダーの養成などの、ソフト事業の実施を支援)、
② 公営住宅の入居の円滑化、
③ 高速道路の無料化(本年3月に、国土交通省発表の施策と同じ)

もり込まれている施策のほとんどが、既存の施策の寄せ集めになっています(※2)。
「帰還」を促すような施策が目につく一方、避難者向けの、具体的な施策が欠落しています。

さらに、健康分野では、放射線に関する「安心キャンペーン」ともとれる施策が並び、
市民が切実に求めていた、幅広い疾病の可能性に対応した、健診の拡充は含まれていません。

基本方針に関する施策の中身を見ると、全施策120のうち、87 の施策が、今年3月15日に公表した、被災者支援パッケージと全く同じで、既存の施策の寄せ集めになっている。
また、支援パッケージには入っていなかった施策でも、少なくとも7施策が、以前からある施策。
残りの 26施策も、大半は、除染と健康不安の解消に関わるもので、
同法で最も重要な「避難の権利」を、保障する避難者支援策は全くない 。

(OurPlanetTV「支援法の基本方針~線量基準なく、既存政策寄せ集め」参照)


Q:復興庁は、被災者の声をきいたのでしょうか?

基本方針案には、切実な状況に置かれている被災者の声や、被災者支援を継続している民間団体や市民の声が、一切反映されていません
また、 たった2週間のパブリック・コメント期間は、あまりに短すぎ、形式的です。
復興庁は、自らが主催する公聴会を、一回も開催していません
「40 回以上、市民団体主催の集会に出席。また各団体からの要請書を受け取った」としていますが、
実質的には被災者・支援者の意見を、ほとんど反映していません



Q:「住宅支援」とはどういうものですか?

基本方針には、避難者への「住宅支援」として、
① 災害救助法に基づく、住宅支援の延長(2015年3月まで)、
②「公営住宅」への入居の円滑化―が盛り込まれています。

① については、細切れの延長では、避難者が将来設計を行うことができないため、長期の延長が必要である、という要請は反映されていません
さらに、新規受付がすでに打ち切られていますが、深刻な汚染水の状況や甲状腺がんの多発をうけ、避難したい人はまだいます。
新規受付の再開が必要です。


Q:「県外での健康支援」とは?

ニーズが高かったとする「県外での健康支援」ですが、
個人線量計の配布による外部被ばくの把握、およびそれに基づき、「有識者会議を開催し、検討する」という施策にとどまっています
(2013年10月6日)


被災者支援法 基本方針案は見直せ
【毎日新聞・社説】2013年10月06日
http://mainichi.jp/opinion/news/20131006k0000m070109000c.html

東京電力福島第1原発事故によって被災した人たちを支援する、「子ども・被災者生活支援法」の基本方針案を、復興庁が公表した。

パブリックコメント(意見公募)を実施し、9月23日に締め切った。
15日間の予定だったが、短いとの批判を受け、10日間延長し、約4900件集まった。
一方、説明会は、福島と東京の、2カ所で開催しただけだ。

政府は近く、基本方針を閣議決定する意向とされる。
だが、昨年6月に法律が成立してから1年以上、基本方針案が示されなかった経緯に照らせば、性急だ。
中身も不十分であり、市民や自治体などの意見を、十分踏まえた内容に見直すよう求めたい。

法律は、支援対象地域の「居住者」「帰還者」「避難者」いずれの選択も尊重して支援する、とうたう。
基本方針案では、支援対象地域を、事故後に「相当な」放射線量だった、福島県東部の33市町村に限定した。

法律では、「一定の基準以上の放射線量が計測される地域」の住民を支援対象と定めたが、結局、基準線量値は示さなかった。
一般人の被ばく限度量である、年間1ミリシーベルトを超える地域の、指定を求める被災者の声が多かったが、反映されなかった。

福島県外への支援対象拡大に伴う、財政支出の増加を嫌った、との見方が出ている。
だが、福島県外にも、放射線量の高い地域は存在する。
コストだけで線引きした、とすれば疑問だ。

実際に、対象から外れた千葉や茨城、栃木県などの、相当数の市が、批判の意見書を復興庁に出した。

問題は、支援対象地域だけではない。
既に実施されている施策が、支援内容の大半だ、との批判が強い。
被災者からの要望が強い、福島県外での健康調査実施や、医療費の減免措置は、検討課題として先送りした。
また、避難者への対策が手薄だ。
既に打ち切られた、県外避難者のための家賃補助復活は、盛り込まれなかった。

福島県は、ふるさとへの帰還を呼びかける。
もちろん、帰りたい人が帰れる環境づくりは大切だ。
だが、事故収束に向けての、原発内の厳しい作業や、除染の現状に照らせば、避難を選択する住民の意思も、尊重されるべきだ。
それが法律の理念だ。

法律の担当者だった元参事官は、「白黒つけずに曖昧なままにしておくことに、関係者が同意」とネット上に書き込み、更迭・処分された。
その後、法律をめぐる関係省庁との会議録が、作られていないことが明らかになった。

説明責任を放棄している、と思われても仕方ない。
法律に実効性を持たせようと、国会議員100人以上が名を連ねる議員連盟も、基本方針案や政府の姿勢を、批判している。
パブリックコメントも参考に、国民の声をくみ取った内容にすべきだ。



あぁ~もぉ~いい加減すぎっ!!
問題ありすぎっ!!
地元選出議員に、どどっと、主権者からの気持ちを伝えましょう!!
無回答などで無視してきたら、ゲンコツかまりたりましょう!!

電気料金で何もかもチャラ!新『電気料金会計制度』を、勝手に作って実施させてた経産省!ど~ん!

2013年10月06日 | 日本とわたし
いやもう、また、陰でこそこそと、とんでもないことを勝手に決めて、それをすでに実施させてるっちゅう話です。

ビデオをここに直接載せることができないので、文字起こし(完全ではありませんけど)しました。

こんなこと、もう許してたらあきませんよ。
こないだの、秘密保護の法案についてのパブコメのいい加減さに怒って、それからまだ間もないんですけども、
ほんで、今回のこの、とんでもなく勝手な条令にも、なんやらパブコメを募集してました、とか言うてるみたいなんですけども、

そんなパブコメがあったこと、知ってはりましたか?
まあ、仮にあったとしても、今の状態ではなんの意味も無いのかもしれませんけども……。

ふざけんな!と、そろそろゲンコツかましたりましょう。

主権者の誇りを捨ててる場合とちゃいますよ。

次の臨時国会では、そらまあ、話し合わさなあかんことは山積みです。
けども、パブコメの実施方法と対応の態度、それからこの、トンデモな『電気料金の会計制度』たらいう、悪質な条令を、国会中に審議するよう、
お近くの議員に、手書きのハガキでも電話でも電子メールでも、直接出向いてでも、なんでもいいので、徹底的に断固命令してください。


↓では、文字起こしはじめ

そもそも 一体どこまで私たちは「東京電力のツケ」を払わされるのだろうか?/そもそも総研

スタジオ

玉川氏:
除染費用だけでも、最大で28兆円までいくのではないか。
(2011年11月 原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会メンバーからの提出資料から)
それを今、どうやって返していくんだということだが、
東京電力が、長い時間をかけて返していきます、ということになっている。
国がお金を貸すけれども、東京電力が返す、ということになっている。
東京電力が返すということは、私たちの電気料金で返すということ
ということで、いろんな形の値上げが行われるのではないか。

などと思っていたら……実は、

おととい、電気料金の値上げができる新しい制度が、始まってしまっていた
もう始まってしまっていた。
それはなんなのかというと、
経産省が、新しい『電気料金の会計制度』というのを作ってしまっていて、スタートさせてしまっていた
もうすでに。
いつの間に?って思っているでしょ?
もうスタートしている。

で、これはいったい、どんな仕組みなのかということを、立命館大学・国際関係学部の大島堅一教授に伺ったところ、
とんでもない仕組みになってますよ」という答が返ってきた。

どういうことか?


玉川氏:
番組では、東京電力の破綻処理の問題を、何度も取り上げてきているんですけれども、
この破綻処理の問題、今になってまた、大きな問題になってきているんですが、
破綻処理の問題というのは、どういうふうに見ておられますか?

大島教授:
東京電力は本来、破綻処理しなければいけないと、私は思うんですが、それを破綻処理しなかったがために、
いろんな、本来やってはいけないことを、しようとしていると思います。



玉川氏:
本来やってはいけないこと……それはなんですか?

大島教授:
今、具体的に言うと、廃炉にあたっての会計と、電気料金の規則を、変えようとしているところだと思います。
簡単に言うと、東京電力の福島の事故に限っていうと、福島の事故を処理するための設備のお金を、電気料金から取ろう、というふうにしているわけです。








今まではー

事故による廃炉で多額の損失が出ても、単年(1年)で処理しなければならず、損失額によっては、破綻する可能性があった。

しかし、おととい(10月1日付)からの制度の変更で、
その損失は、数年に渡って分割ができ、さらに、電気料金で回収もできるようになった。




玉川氏:
要するに、私たちからすれば、事故の処理費用を、電気料金で払う、ということになるんですか?

大島教授:
そうです。
本当は、事故が起これば、経営が成り立たないとか、破綻してしまうとかいうことになるんですけども、
そのお金を全部、電気料金にかけられるのであれば、
事故を起こしても、別になんてことはない」ということになってしまいますね。


玉川氏:
普通の会社であれば、例えば「事故を起こしました」「事故が起きたので、余分なお金がかかってしまいました」、
で、それを「商品の価格に転嫁しますよ」って言ったら、「ばかやろう!」という話になりますよね。

大島教授:
そうすると、普通だと、製品の価格が高くなるので、競争でやっていけなくなる。

玉川氏:
買わない、ということですよね?

大島教授:
買わないし、

玉川氏:
他のものを買います、という、

大島教授:
あるいは、普通の競争の条件のもとだったら、破綻してしまうわけですよね。
ちょっとした事故だったらともかくとして、もう保険も利かないような巨大な事故だったりすると、つぶれてしまうわけです。
まあ、そういうことが起こらないようにする、という制度だと思うんですけど。


大島教授は、今回の制度変更が、
国会審議を経ずに、経済産業省の命令、いわゆる『省令』一本だけで認められた点も、問題だと指摘します。
つまり、国会の議決無しに、原発の廃炉費用を、〝家計〟に負担させることを可能にしたのです。


玉川氏:
会計制度を変更して、それでうまくいくんだったら、それでいいじゃないのって思う方が、テレビを見ておられる方の中にいらっしゃると思いますが、
これはダメなんですか?

大島教授:
ダメです。
なぜならそれは〝ごまかし〟だからなんですね。

玉川氏:
ごまかし……?

大島教授:
『粉飾』ですね。

玉川氏:
一般の企業が、同じことをやったら、どうなってしまうんですか?

大島教授:
それはもう犯罪です。『粉飾』


スタジオ

『原発廃炉費用』新制度について、もう少し分かり易く説明すると、

原発廃炉の会計処理

入ってくるお金「電気料金(原価+利益)」より、出ていくお金が少なければ『黒字』
その年に、なにか大きな事故などの特別損失が出たとしたら、(その1年の間に)出ていくお金の上に乗せなければならない。
そうすると、大赤字になる。
大赤字というのは、返さなければならないお金として生まれてくる。
それを債務という。
その金額によっては、その会社が持っている資産よりも、債務の方が多くなった時のことを、債務超過といい、破綻になる。
だから、普通の会社だったら破綻する。



ところが、

今回の経産省の省令によって、いつの間にか変えられていた制度では、

その債務を、翌年以降に振り分け、その振り分けた分を、毎年の電気料金で回収していい、ということにした。



これにはふたつの問題がある。

1. どれだけ損失が出ても、電力会社は〝つぶれない〟仕組み。

2. 事故を起こした会社が、事故処理にかかるお金を数年かけて分割し、上乗せするので、製品価格が上がります、などと言ったら、
普通、消費者は買わない、使わない、という選択ができるが、電気の場合はそれができない。


制度が変わっても、実質破綻状態であるという現状は、なにひとつ変わっていない。ただのごまかしに過ぎない。
だが、ごまかしでもいいですよ、と経産省が言ってしまった。

このようなことを、一般企業が、ごまかしではないと言ったら、『粉飾決算』ということになり、あきらかになれば犯罪になる。
しかし、犯罪にならなくてもいいと、経産省が認めた




■会計ルール変更のキモ

① (大きな)事故処理費用を、消費者にツケ回し
② 原発は、経営上ノーリスク
③ 省令一本で大改革


電力会社は、どんなことがあっても破綻しない!

電力会社を、なんとかして破綻させないようにしようという、苦肉の策。

では、東電(電力会社)は、破綻処理した方がいい?しない方がいい?


玉川氏:
東京電力を、これからどうしていくのか、ということなんですが、どうしたらいいと思いますか?



秋元真利・自民党衆院議員:
東京電力はまず、破綻処理をするべきだ、と思います。

玉川氏;
それは、どういう理由でしょうか?

秋元議員:
実質的に破綻をしている会社を今、だらだらだらだらと、国が助けながら延命措置をしている、というような状況になっていますけれども、
ここはいったん、事故を起こした責任の所在というのも、不明確になっていますし、
ここからしっかりと、はっきりと、責任の所在を明らかにして、破綻処理をする
貸主(金融機関)の責任であるとか、あるいは株主の責任というのも、まったく問われていない中で、
先に、国民の税金が、そこに投入されているというのは、全く順番が逆
だと思っています。
とにかく、そういう責任、東電の責任をはっきりとさせる、
そして、金融機関や株主の責任も、しっかりととっていただく。
その中で、東電が、これ以上一円も出ませんというところまで、しっかりと処理をした後に破綻させて、
そして、国民にそれを説明をして、国民の税金によってそれをクリアにしていくというスキーム(枠組み)を、しっかりと踏むべきだというふうに思います。


破綻処理すべきだという秋元議員に対し、同じ自民党の山本議員は、破綻すべきではない、と主張しています。




玉川氏:
東京電力を、破綻すべきだという声が、党内にもあるんですけれども、これについてはいかがですか?

山本拓・自民党衆院議員:
東京電力が、3.11の事故を起こしまして、賠償を全額東電に支払わせるスキームで今、走っております。
従いまして、賠償金額が、福島の除染も含めて、どこまで広まっていくか
そこがまだ、結論が出ない段階で、つぶして整理してしまったら、あと、全額税金で支払うことになりますので、
その議論(破綻処理)は、今の段階では、ちょっと早いのではないかというふうに、私の立場ではお答えしています。


これに対し、秋元議員は、

秋元議員:
いかに、国民の負担を少なくするか、ということだと思うんですね。
その、国民の負担を少なくするということは、まず経営責任をとっていただいて、
金融機関、あるいは株主というところで、東電に入っているお金があるわけですから、
その分を引くだけでも、国民の負担というのは、大分小さくなるわけです。
ですから、順番としては、そういったものをしっかりとあてて、(破綻処理をして)国民の負担をいかに少なくするかということが先決だ、というふうに思います。


もうひとつ、山本議員は、「破綻処理すると、電力の安定供給に不安が生じる」との指摘もしている。
これに対し、秋元議員は、

秋元議員:
私は、東電が東電であり続ける必要はない、と思っていますので、
例えば、発電の部分については、切り離して売る、ということがあったとしてもいい、と思います。
その売る先は、一定程度制限をかけるなりすることもできるわけですから、
東京電力以外の電力会社に買っていただいて、設備や人員はそのまま、横に移動していただいて、発電を続ける、ということももちろん可能ですから、
安定供給が損なわれる、というロジック(論理)は、まったく成り立っていないと思っています。


スタジオ
玉川氏:
東京電力を破綻処理すると、電気が止まってしまうんではないかという不安が、テレビをご覧の方々の中にもあるんではないかと思うのですが、
実は、国が、大きな破綻処理をした例というのが、過去にもある。

日本航空(JAL)の破綻処理


2010年
会社更生法の適用した。
お金を貸していた金融機関が、債権(借金)の約9割(87.5%)を放棄した。
もう借金がなくなってしまう、ということ。これが大きい。
そんな、ひどいじゃないか、お金を貸してたのに、と思うかもしれないが、
お金を貸す時には、その会社が破綻する可能性というのは当然あるわけで、そのリスクも込みで貸している
そうやって、金利というのは設定されているので、こんなふうに破綻した時には、裁判所が、◯◯ぐらいの債権を放棄しなさい、と命じることがある。
で、JALの場合には、実際それが行使された。

その後、人員削減、企業年金カットなど、コストカットが行われ、昨年の2012年に、再上場を果たしている。

この間(破綻から再上場まで)、飛行機はずっと飛び続けた。
パイロットも整備の方も、地上の方もそのまま残って、営業は続いた。


では、JALの実例と東電を比較して考えると、どうなのかということを、再び、秋元議員、山本議員のお二方に尋ねた。


『破綻処理』においての、JALと東電の違いは?

山本議員:
JALとの違いは一つあるんですよ。
JALは結局、借金だけ、負債だけ抱えて、お金だけの問題で整理して済んだんです。
東電は、お金だけの問題じゃなしに、要するに、賠償請求、
JALだって、どこかで仮に事故を起こして、20億円も30億円も請求書が来るということを前提に破綻処させたら、今のような再建は出来ません。

玉川氏:
ですから(JALも)、その借金を抱えたまま、やったんじゃないですか?

山本議員:
だからその借金抱えて、桁違いですし、それに借金を抱えたところで、JALの場合はなんだかんだ言っても、限定路線というかな、主要路線を押さえてますから、
今度の電力の場合は、その〝主要路線〟が、東京ガスとか、いろんな外国のファンドも、どんどん入ってくる仕組みになってしまって、
独占が、事実上保証されない状態に、今度、電力の場合はなるわけです。

玉川氏:
JALだって、全日空があったんですよ?
JALだけが、飛行機飛ばしてたんじゃないですよ。
競争相手がちゃんといて、ましてや今の電力会社なんて、ほとんど全部独占の中で、これから入ってくるからって、

山本議員:
それは比較になりませんって。


一方で、秋元議員は、

玉川氏:
東京電力はJALと違うんだと、おっしゃる方がいるんですけれども、違うんですか?

秋元議員:
私は同じだと思います
やはり、債権の大きさを問題にする方もいますが、そこは問題はないというふうに思います。
市場の原理にまかせて、破綻処理をするべきだと思います。


今回の原発事故を起こした東京電力の、負債金額がケタ違いというのは事実。
破綻しなかった場合、
電気料金で支えるのであれば、東電管轄内の市民がカバーしていくことになり、
税金を投入した場合は、全国の市民がカバーしていくことになる。


国民の誰かが払わない限り、除染の費用も賠償の費用も出てこない
今のところは、首都圏に住んでいる人たちで、未来永劫返していきましょう、というふうな話なのだが、
国には責任が無いんですか?と、
別の言い方をすると、そういうことを認めてきた国民の責任もある、というふうな考え方もある。
そうすると、もっと広く浅く、国民全体で、賠償費用などのいろいろな費用を負担すべきではないかという考え方もあって、
そうであれば、やっぱり違うんじゃないですか?という話になってくる。

こういう問題は、一省庁に決めさせるのではなく、国会で議論をしてください

ということを、声を大にして言いたい。

パブリックコメントを求めていた、と言うのだが、知らない方の方が多いと思う。

ぜひ、次の臨時国会で、今後の在り方を検討して思う。

↑以上、文字起こしおわり


あの~、日本にお住まいのみなさん、この件についてのパブリックコメントがあったらしいんですけど、
どなたか、知ってはった方おられます?

なんかもう、めちゃくちゃやと思うんですけど……。
パブコメの実施の仕方も、こないだ、最低の中の最低やということがわかったとこで、あったとしてもどやっちゅうねん?みたいな気もするんですけど、
それにしても、こんな大事なこと、家計に今後、永遠というてええほどの未来に響いていくようなこと、
国会の審議も無しに、勝手に命令できる省庁って……。

最低ですやん……。

これ、主権者の力の見せどころですよ。
日本の主権者は、今までみたいに、ボケてへんで!というところを、思いっきり見せつけてやりましょうよ!

写真修行と連弾とゲジチュウ

2013年10月06日 | 音楽とわたし
一昨年のカーネギーでのコンサート以降、小指の故障を理由に、ソロでもアンサンブルでも、ACMAの月例コンサートの演奏をしないままでいる。
演奏会、という目的がなかったら、さっぱり練習に身が入らないナマケモノな自分に、そろそろ嫌気が差してきた。
最近、生徒のために、彼らが弾いてる簡単なソナチネやバッハのインベンションでさえ、つっかえてしまうことが増えてきたし、
なによりも、初見力が、みるみる落ちてきてるのを実感して、こりゃあかん……と思う最近のわたしなのである。

よし、今日こそは、月例コンサートの休憩時間に、連弾のお願いをするぞ!

いやはや、覚悟はしてみたものの、ソロ!というところまでにはまだ行かない、ヘタレなのである……。

あれこれプログラムしながら、まずはこの1枚。リンカーントンネルを通過中。


コンサート前(聞きに行くだけやけど)に、タートルベイ音楽学校のすぐ近くの、中東レストランで腹ごしらえ。
旦那とわたしはよく、一人前をふたりで分ける。これは、レント豆のスープと、中東風朝ご飯プレート。


雲ひとつない快晴。マンハッタンには、100年以上前のビルと新しいビルが、ニョキニョキと雑居してる。


てっぺんが、やたらと細工が忙しい、背いたかのっぽのビル。


ピッグ&ホィッスル。京都のんに一回だけ行った。


さて、ここが、ほんまは今日、コンサート用のプログラムに載っける写真を、撮影するはずやった公園。


そら、これでは無理!アルジェリアのお祭りらしい。
めちゃくちゃ盛り上がってる円の中を、手長サルの旦那に撮ってもろたのやけど……あかん……さっぱりわからん。


帽子がすばらしいおばさん!肝心の帽子のてっぺんが写ってないっ!



さて、音楽学校の地下にあるホールに到着。
ぎりぎりで、アルベルトの挨拶がもう始まってた。


ACMAが活動を始めて、今日で7年が経ったらしい。
えぇ~?!
たった3人から6人へ、それから15人へ増えつつある辺りから、わたしは参加させてもらってる。
いや~、時間って、後から思い返すとほんまに不思議。

今夜はピアノのソロが多かった。
ほんでもって、日本人のピアノ弾きさんが、どんどん増えてきた。
それもみな、とても上手で個性を持ってはる。
わたしもがんばって、もっともっと学ばねば!

珍しい曲を選んでは、複数の演奏者を募り、演奏までの練習日程などをお膳立てする天才セレステが、プレゼントしてくれた、中東と中国のアンサンブル曲2曲。
バンドのリーダーは、日本人の若者で、タブラという打楽器の演奏者マイコちゃん。
そして、『幸せ』という曲名の中国の曲では、我らが役員仲間で最年少、ピアニスト&ダンサー&コンピューターエンジニアのジェニーが、素晴らしいダンスを披露してくれた。






いやもう、たったの5ドルでこの内容。安すぎるやろ……と、会場のあちこちでブツブツつぶやく声が聞こえた。


外に出ると、すっかり曇り。


さらに、みんなで食事を終えて外に出ると、バットマンの街になってたマンハッタン。


夜景の練習。



家に戻って、撮った写真をパソコンに入れてみると……あ~あ、ピンぼけばっかやし……。

と……目の前の壁で、突如、カサカサと動くブツを発見!


ゲジチュウ……。



とりあえず2曲、サイモンとはラベルの連弾曲を、カールとはモーツァルトの2台ピアノのソナタを、演奏することに決めた。
追い込まな動けん性格って……やっぱ治らんのかしらん……。

「あなたが命を守りたければ、泉田知事を応援することだ」カレイドスコープ

2013年10月05日 | 日本とわたし
ここでも何度か、泉田知事の言動についての記事を書いた。
そのいずれもこの、「あなたが命を守りたければ、泉田知事を応援することだ」ということを伝えたいからやった。

カレイドスコープのハリマオさんは、いつもわたしの言葉足らずを補うてくれはる。

どうか、どうか、この記事を読んで、泉田知事への応援をお願いします。
わたしなどには、想像もできない、相当な圧力がかかってるはずです。
それでも彼は、彼の信念を曲げず、あらゆる手段でもって果敢に攻撃しようとする。
そんな人間は、原発ムラの人間にとって、邪魔以外の何者でもない。
いったん、邪魔者と認定したが最後、徹底的に、執拗に、非常識に、その人間をつぶそうとするのが原発ムラの常。

もう二度と、まともなだけではなく、勇気があり、信念があり、知事としての職務を人道的な意味から全うしようとしている人を、
あんなクソなやつらの手で、社会的に抹消されるようなことにならんよう、

応援しよう!守ろう!とことん支えて一緒に歩もう!
もしかしたら、そういう泉田氏と、応援するわたしらを見て、次に続く人が出てきてくれるかもしれん。
そうやって、泉田2号、泉田3号と、泉田氏のような為政者が、少しずつ増えてくるかもしれん。
新潟だけやない、ひいては日本全体の市民のためにと、孤高に闘うてくれてはる人を、応援することもできんでどないする!

↓以下、転載はじめ

あなたが命を守りたければ、泉田知事を応援することだ

本当のところは、泉田知事が、東電に対して、再稼働に向けた安全審査の申請を容認したことで、
逆に、再稼働は、一歩も二歩も遠のいた、ということ。
国民は、マスメディアの、恣意的な報道を鵜呑みにして、自滅への道をひた走っている。


太平洋の“砂の上の原発”と、日本海の“豆腐の上の原発”

第一安倍内閣が発足したのが、2006年9月26日。
新潟県中越沖地震が起こったのが、2007年7月16日。

安倍は、すぐに新潟に駆けつけ、演説台の上から、
「みなさ~ん、私が来たからにはもう大丈夫ですよぉ~」と、顔を紅潮させて住民に叫んでいました。

そのときの彼は、国会で、「私は、今権力の頂点にいる」と総理就任の演説をした時より、さらに高揚していました。

この国会でのあいさつの後、7ヵ月が経ってから、新潟中越沖地震が起こったのです。

東電は、地震前から、原子炉やタービンの建屋が浮き沈みを繰り返していたことを、計測で知っていながら、報告していませんでした
そして、中越沖地震で、すべての原子炉が隆起し、5号機は最大で、11セ ンチメートルも持ち上がってしまったのです。
(「原発が傾いた!」ー柏崎刈羽原発 地盤沈下と隆起より)
このときの地盤沈下は、すさまじいものでした。

太平洋側で、もっとも危険(いや、世界でもっとも危険)と言われてきた、中部電力の浜岡原発が、“砂の上の楼閣”というなら、
この刈羽原発は、“豆腐の上の原発”というべきでしょう。
いえ、実際にそう呼ばれています。
油田地帯に、わざわざ建設したのですから。

これは、田中角栄が、総理大臣になるために、土地ころがしをやった結果です。
彼は、土建屋の社長でしたから、その危険性を知っていたはずです。
にもかかわらず、刈羽原発の土地を、転がして得た莫大な資金で、総理大臣の椅子を買ったのです。

この原発がどれほど危険なのかは、中越沖地震で地盤沈下を引き起こし、火災を発生させたことから、明らかとなりました


柏崎刈羽原発3号機の、発電用の建物の、外側にある変圧器で火災

2007年の中越沖地震では、地盤沈下したことが原因で、変圧施設で火災が起こったのですが、
このとき、東電関係者で結成されていた消防隊は、何をしたか覚えているでしょう。

私は、これを、テレビで観ていました。
東電の消防隊は、「いずれ消えるだろう」と、避難したのです。

しかし、電力会社からの広告費に縛られている、奴隷マスコミは、このとき、放射性物質が漏れていたことを、ほとんど報じませんでした

そのときのNHKは、こう報じています。

自衛消防隊の招集できず」 
NHKニュース 7月19日 18時28分

今月16日に起きた新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発3号機の、発電用の建物の、外側にある変圧器で火災が起き、
消火活動に手間取ったため、火が消えるまで、2時間近くかかりました。

経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、発電所の防火マニュアルでは、休日に火災が発生した場合、
当直の職員が、あらかじめ決めてある職員を呼び出して、50人規模の「自衛消防隊」を、組織することになっています。

ところが、今回の地震の際、当直の職員は、自治体などの連絡に追われて、自衛消防隊の職員を召集できず
結果的に、少人数での消火となり、消火活動の遅れにつながった、ということです。

原子力安全・保安院では、「地震の際に、火災に対応できる体制が整っていなかったのは問題だ」として、
東京電力に対し、厳しく指導するとともに、ほかの電力会社に対しても、消火体制に問題がないか、点検するよう求めています。


つまり、消防隊の緊急招集が、マニュアル化されていたにもかかわらず、東電関係者は、「逃げた」のです。

その原因のひとつとして、同じくNHKは、このように報じています。

原発水漏れ ミスで対応遅れる
NHKニュース 7月19日 18時28分 

今回の地震で、柏崎刈羽原発6号機では、使用済み核燃料を保管するプールからあふれた水が、
本来、放射性物質がない「非管理区域」のフロアに漏れ、さらに、一般の排水といっしょに、海に流れ出ました

対応が遅れたことについて、原子力安全・保安院の担当者は、
放射性物質の分析のため、東京電力の作業員が2か所で水を採取したが、どちらで採取したものかわからなくなり、採取をやり直した」と、
分析に手間取った
ことを報告しました。



東電の大株主であるNHKは、このときも、東電擁護の報道を繰り返していました。

とにかく、「消化活動は誰かがやるだろう」と、職員たちは、「この水はどっちだっけか」とのんきに構えていたのです。

安倍晋三(当時、総理大臣)は、2006年12月の国会で、
共産党・吉井英勝議員に「(福島第一原発は)、津波で電源喪失の可能性がある」ことを指摘された際、
「全電源喪失はない」、「外部電源がなくても冷却可能」、「何も対策はしていないが安全だ」と明言しました。


そして、福島第一原発で、人類史上、最悪の事故を招いたのです。

これは、第一次安倍内閣の、閣僚たちが引き起した人災、と言わなければなりません。
この吉井議員だけでなく、原子力マフィアのIAEAでさえ、福島第一原発の危険性を、繰り返し警告していたのですから。

こうした経緯を、地元民として知っている泉田新潟県知事は、刈羽原発再稼働に反対していましたが、
突然、再稼働審査を認める、と言いだしたことから、反原発ツイッタラ―たちが、「泉田も東電側の人間だ、我々は裏切られた」とツイートし出しました。

これ以上ないほど悲しいのは、反原発ツイッタラ―自らが、結果として、新潟県民を被曝させることを、せっせとやっていることです。
彼らは、彼らの“日常活動”に、正当性を与えてくれる、次のスケープゴートを探しているのです。


泉田知事の東電・再稼働審査の容認で、逆にハードルは上げられた

新聞、テレビ、そして、なんとネット上でも、「あの泉田知事が、な、なんと、柏崎刈羽原発の再稼働申請を容認した!」といった見出しで、
泉田知事が、あたかも“心変わり”したかのような論調で、報じられています。

こうした大マスコミや、ネット上の一部の記事、さらには、反原発ツイッタラ―たちの、「泉田知事は、実は隠れ原発推進派だった!」なる印象操作に幻惑されている国民は、
死へ、一歩一歩近づいていることを、知らなければなりません。

真相は、まったく逆で、「柏崎刈羽原発の再稼働は、さらに難しくなった」というのが正しいのです。

日ごろの「反原発の主張」と整合性を取るなら、泉田知事を応援しなければならないはずの人間が、いったい、いつから、評論家を気取りなから、傍観者になってしまったのでしょう。


【泉田知事:再稼動を認めた訳ではない】条件付きで承認した泉田知事の真意・2013/09/28



この動画が削除されていた場合は、こちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=DD5_W1VjwcU

《上の動画の重要ポイントの抽出》

先週、ビデオニュース・ドットコムでは、泉田知事に、なぜ刈羽原発の再稼働に反対するのかお聞きした。

知事が反対している理由は、

1) 2004年、2007年の二回にわたって、中越沖地震があった経験から、
フィルターベントが、格納容器と一体化していないと、地震が起こって地盤がずれたとき、(ベントが破壊されるか漏れてしまって)、
フィルターを通過しないまま、放射性物質が外に出て行ってしまうので、構造的に、格納容器フィルターベントは一体化するべきだ。

2) 住民の避難計画を、フィルターベントの実施と、セットで考えなければならない。
ベントは、住民がすべて避難した後で行わなければならないので、避難計画と緻密に、マッチングさせなければならない。


避難計画は、新潟県が、今年3月に、わずか400人で、実際に計画に基づいた訓練を行ってみたところ、
周辺の道路が大渋滞して、スムーズに避難ができなかったという、実体験に基づいている。

このことは、国土交通省のホームページに出ていることですが、「原発事故に備えての訓練」とは、どこにも書かれていない。
柏崎刈羽原発は、5キロ圏だけで、約2万人が在住しているという。
それで、たった400人が避難しようとしただけで、道路は通行不可能になってしまうのだ。

これが、泉田知事が要求している、大きな2点。

*******       *******       *******

管理人の補足説明

東電は、フィルターベントの設置をしなくても安全だ、という立場で、とにかく「再稼働の一点張り」で押してきている。
それでは、避難計画さえも立たない。

参院選直前、安倍晋三や、野党の候補者すべてが、報道ステーションに出演した時、古館一郎が、
「自民党は、再稼働を進めようとしているが、原発立地の避難計画はできているのか」と質問したところ、
80%はですね、できているのでですね」と言って、安倍は、ここでも大嘘を言って、司会者と他の候補者の失笑を買った。

安倍が言っていたのは、防災計画のことで、避難計画ではない。
避難計画は、自治体に押し付けたままで、国は何もやっていないし、自民党は「それで押し切れ」と言っている

そして、自民党が、原子力規制委員会の委員長として押し込んだ田中俊一は、防災計画もなし、避難計画など影も形もないのに、
安定ヨウ素剤の自粛を言っていたが、今年の2月になってから、やっと「原発から半径5kmの住民に事前配布」すると決定。

福島第一原発事故でも分かったように、甲状腺がんや、甲状腺にのう胞や結節が出た福島県民は、もっと広い範囲で生活していた人たち。
到底、半径5kmで済むはずがないし、確たる科学的根拠もない。
つまり、この死神委員長は、原子力ムラと自民党の小間使いに過ぎず、住民を被曝から守ろうという意思などない

こうした状況で、相も変わらず、すぐにばれる嘘をつき続け、再稼働、再稼働を繰り返す安倍晋三は、
絶望的に頭が悪いだけでなく、間違いなく狂人である。

彼が、いくらオバマにラブコールを送ったところで、相手は気味悪がって、いつまでも安倍に会わないだろう。
実質、日米外交はとっくに停止したままなのに、マスコミが問題視しないのは、「金」のためである。

*******       *******       *******

泉田知事が精査したところ、
原子力規制委員会が出している最低限の基準が、十分と言えるものではないことが分かった。
さらに東電は、その規制委員会の、最低基準を守る自信がない、と言いだしてきた。



(管理人:
下の動画は、9月25日、東電社長の広瀬直己が、泉田知事に、再稼働に向けて理解を求めようとしているもの。
冒頭だけでも視聴すれば、東電が、コスト重視で、安全対策の手を抜き、このまま再稼働に突き進もうとしていることが、はっきりわかります。

広瀬直己が、泉田知事に問い詰められると、
やる気はあったが、結果としてできなかった」ことを理解してほしい、とばかり言っていることが分かります。
つまり、精神論ばかりの東電では、最低基準を守れないし、守るつもりもないことが、はっきりしているのです。
要するに、東電が、新潟県に約束しているのは、規制委員会の最低基準以下だ、ということが分かった)。



情緒論、観念論ばかりの広瀬・東電と話し合いをしていても、埒が明かないということが分かった以上、
このまま、いたずらに引き延ばすのは良くない。
東電がこんな有様では、第三者のチェックを入れるしかない、というのが、泉田知事の答え。

正確には、
「東電が、規制委員会の、最低限の安全基準を満たしてくれそうだから」審査の申請に合意したのではなく、
「東電が、最初から基準を守れない」ので、中立の第三者の機関を入れて、議論を先に進めようというもの。


今回、泉田知事が、東電が再稼働審査の申請を出すことを許可したのは、
規制委員会の審査を受けさせて、「東電自らが、自信がない」と言っている原因を、東電に自覚させよう、という意図がある。



東電が新潟県に、いかに無謀なことを要求しているのか、ということを公にして、
新潟県と東電との間で、それを共有して、はじめて議論がスタートするという考え方が、泉田知事にある。

マスコミは、「再稼働に向けて、一歩前進した」という書き方をしているが、事実は逆で、
東電のハードルを上げるために、申請を許可したということ。
再稼働は、遠のいたということ。


東電からすれば、これを利用して、銀行に対して「良い材料が出た」ということになるが、事実は正反対。

泉田知事が、東電の広瀬社長に、事故が起こったとき、実際の被曝レベルがどれくらいになるのか、試算させたところ、
年間換算で、260ミリシーベルトという答えが返ってきた。
(原発作業員の上限値が、年間100ミリシーベルト、法律で定められている基準値は、1ミリシーベルト)。

広瀬社長は、
「260ミリシーベルトというのは、原発の敷地の境界で、何も防護しない状態で立っていた場合であって、ふつうはそんなことなどありえない」と言っているが、
泉田知事は、
「実験で分かったように、たった400人の住民が、車で移動しようとしても、すぐに渋滞になってしまうのだから、車の中でじっとしていれば、これと同じ状態で被曝することになる」と主張。

泉田知事は、今の状態で、どんな避難計画を立てても、ベントは不可能。
ベントができないのであれば、福島第一原発事故と同じように、水素爆発する可能性が高い。
だから、今のままでは、東電の要求など、到底受け入れられない、と言っているに過ぎないのです。

その場合は、住民を犠牲にしても、官邸はベントの指示をするかもしれない、ということ。
それは、大量の犠牲者を出すことにつながる。

こうした中身を見てみれば、マスコミが書きたてている「再稼働に向けて前進」というのは、まったく間違った報道
マスコミと東電、自民党の官邸、政府が示し合わせて、「このまま再稼働を強行させる」シナリオが出来上がっていて、
マスコミは、それに沿って、捏造報道を展開しているとしか考えられない。

(以下、宮台氏の分析へと続く)

*******       *******       *******

(管理人)

原子力ムラが、一緒なって練り上げた『泉田知事排除のシナリオ』があるはずだ

テレビで、泉田知事と、東電・広瀬社長とのやり取り、の現場の映像を観ていた人は、
「いつまでやっても埒が明かない」、という印象を持ったことでしょう。

観察眼のある人なら、なぜ東電は、再稼働させたいのに、毎回、同じことしか言わないのか、と訝しく思っているはずです。
もちろんこれは、無知な大衆に、「東電をいじめる泉田知事」という印象を、植え付けるために他なりません。

東電は、収入より、支払う金の方が多い状態。
つまり「債務超過」状態で、2011年の時点で、事実上の破たん。
さらに、被害の全貌は明らかになっておらず、今後、新たな地震や放射能汚染水によって、
いったいどこまで被害が拡大していくのか、まったく見えない状態です。

ただ、はっきり見えていることは、柏崎刈羽原発を再稼働させないと、
事実上破たんしている東電は、今度こそ、息の根を止められる、ということです。

そうなれば、東電に資金を融資している銀行には、巨大な焦げ付きが生じます。
ブルームバーグの9月27日の記事が、再稼働問題の裏側を、自ら暴露しています。


柏崎刈羽原発の、再稼働に反対していた、地元新潟県の泉田裕彦知事が、態度を軟化させ、東電が、再稼働に向けた安全審査を申請したことで、
来期(2015年3月期)以降の収益改善に向けた道筋が、見え始めたとみている。
関係者によると、銀行側は、原発の再稼働に向けた動きが出てきたことで、東電が、来期には、黒字化する可能性が高まったとして、借り換えに応じやすくなる。



ブルームバーグは、投資家にとって、好材料が出ましたよ、だから、東電株は、引き続き持っていてくださいね、と言っているのです。

最初から、住民を被曝させても、「金、金、金」が先にありきなのです。
東電と霞が関、自民党は、経済面から、一方の泉田知事は、住民の生命を守ることから、議論に臨んでいるので、
どこまでいっても、議論が噛み合うはずがないのです。

原発を推進してきたアメリカの場合でさえ、1979年のスリーマイル島事故、1986年のチェルノブイリ事故が起こってから、
すでに完成していたショーラム原子力発電所の稼働を、住民の反対によって見合わせ、結果、廃炉になったのです。

泉田知事は、フリージャーナリスト・田中龍作氏の、
佐藤栄佐久氏(前福島県知事)の二の舞になると思ったことはないか?」という質問
に、
「ありますね。黒塗りの車にビタっとつけられた時は、気持ちが悪かった」と話しています。

過去、住民の命を守ろうと、反対してきた先達たちと同じように、泉田知事には、こうした原子力ムラの恫喝が、行われているのです。

以前から、東電・広瀬の態度は、慇懃無礼ともいうべきもので、真心の欠片も感じられないどころか、
勝ち誇ったような態度で、泉田知事に接しているのが、気になっていたのです。

最初から、東電、銀行、霞が関、自民党が、一緒なって練り上げた、泉田排除のシナリオがある、としか考えられない。

こうした国内外の報道を、そのまま鵜呑みにして、反原発ツイッタラ―たちは、「泉田も工作員」と、彼を潰すことに一生懸命なのです。

彼らは、いつもは、マスメディアの言うことは信じるな、と言いながら、
自分たちがスケープゴートを探すときだけは、メディアの捏造報道を受け入れる
のです。
そして、これまた、無知な僕くんとお嬢ちゃんツイッタラ―たちが、無責任にも拡散するのです。
彼らは、事態の深刻さを何もわかっていないどころか、原発推進側に加勢していることすら、理解できないのです。


本当の改革派を葬り去る、霞が関とムラのパターン

「邪魔者を排除するパターン」について、元経済産業相の官僚、古賀茂明氏が、8月22日放送の「そもそも総研 たまペディア」で、詳しく語っています。
その動画も、youtubeにアップされていたのですが、今は削除されています。

その手順はこうです。

有識者会議を立ち上げ、賛成派多数の中に、反対派数名を入れておく。(これが常套手段)

議論の落としどころは決まっているものの、会議で結論が出ないように誘導する。

結局、数回の会議の後、解散、持ち越しにする。(対マスコミには、真剣に協議しているかのように印象付ける)

その間、反対派は、ラジオ番組やネット放送で、世論に訴えかけ、活動を継続する。

別のグループは、反対派の身辺を探って、スキャンダルをでっち上げる。
あるいは、古賀氏の自宅だけ電気を止めたように、犯罪的行為で脅迫する。

スキャンダルによって、失望した支援者たちが離れていく。
それと並行して、あるいはその後で、何らかの罪状をでっち上げて、逮捕する。



プルサーマルに断固反対していた、福島県の前の知事、佐藤栄作久氏の冤罪事件をはじめ、こうした例は後を絶たないのです。
「マフィア」というのは、まったくそのとおりで、原子力ムラにとっての邪魔者たちは、こうして、社会的に抹殺されてきたのです。

「論理で抗えないと、人格攻撃(誹謗中傷)」をする卑劣さ――原発再稼働の最終段階」。
あいつは変人だから、言うことを聞いちゃダメ」と世論誘導するのです。

原子力ムラの金目当てに、事実でないことを捏造して、デマを流しまくっている池田某が、
今度は「わら人形法」を使って、「頭の悪い知事には理解できないのだろうか」などと、泉田知事を貶めています。
ここまでくると、完全に名誉棄損であり、もう刑事扱い相当になるでしょう。

もっとも、池田某に「頭が悪い」と言われれば、それはほめ言葉だと受け取った方が正解です。
池田某の「頭」は、悪知恵方面にだけ発揮されているのだから。

マスメディア連合の「泉田、態度豹変の謎」報道、そして、池田某のようなディスインフォーマーを使っての、名誉棄損と洗脳。
さらに、自分では何も調べず、ただ、毎日デマをまき散らしているだけの、愚かな反原発ツイッタラ―たちのデマ。

これらの総攻撃を受けているのが、泉田知事なのです。

さらに、驚いたことに、国士を気取る論客まがいが、
泉田知事に、柏崎刈羽原発再稼動を止められたら、大したものだ」などと、日和見を決め込んでいるのです。

この無定見の男は、このように書いています。
「報じられるところによれば、なお、泉田知事は、再稼動反対の態度を崩していない。
原発反対の私にとっては、心強い限りだ。
しかし、残念ながら、泉田知事は、最後は再稼動を認めることになるだろう」。

こうした訳知り顔が、原発を容認していくのです。
むしろ、彼は傍観しているのではなく、泉田知事を支援しなければならないはずです。

3.11以後、明確に「脱原発」を表明した、東海村の村上達也村長はもういません。
代わりに、先月8日に、村長に選出されたのは、対外的には、原発中立派ということになっている前副村長の山田修氏。

「残るは、泉田知事だけ料理すれば、新たな安全対策なしに、一斉に再稼働できるぞ」
と、ほくそ笑んでいる原子力ムラの、押し殺したような笑い声が、聞こえてきそうです。

泉田知事が、私たちの最後の切り札なのです。
さあ、国民はどうする。
後で泣き言は、もう言うことはできないのです。



汚染水は漏れてへん、ジャアジャア流れ出てるねん!アンダーコントロールのおっさん、なんとかしいな!

2013年10月04日 | 日本とわたし
漏れるっていう言葉にも、イメージの押しつけがあると思てる。
だって、漏れるっていう言葉を使う時って、
なんかの隙間からチョロチョロ、じとじと、みたいな感じがせえへんか?

こんな状態は、漏れるって言わへん。わたし的には。


これってジャアジャア流れ出してるって言う。わたし的には。


ほんで、この漏れてる水は、とんでもなく危険な毒水で、
こんなもんの近くで働かなあかん人たちは、ろくすっぽええもんも食べられへん、心地よい寝床もない、
命や健康の保証も、危険な仕事に見合た報酬もない、
そんなとんでもない理不尽な環境にいて、それが全く改善されへんままにいる。

こんなめちゃくちゃな状況を招いた会社の元会長や社長は、家族そろて海外生活。

こんなめちゃくちゃな状況を招いた自民党の上層部は、これを〝あんだ~こんとろ~る〟できてるとか言い切って、
事故処理に命けずって取り組んでくれてる人たちを、さらに見捨てることになる、スポーツ祭りをやるんやと言うて、
事故後延々と、無能っぷりとさらけ出してる会社に、今だに丸投げしっぱなし。

おい菅義偉、「一切漏れてはならないんだから」なら、あんたがこの現場に行って、自分の手で塞げ!
おい安倍晋三、「私が安全を保証する。コントロール下にある」なら、あんたが0.3キロ内の港湾に潜って、ヒラヒラのカーテン押さえに行け!

こんなでたらめな男らに、これ以上なにも任せとうない。

まずはオリンピック返上をさせ、そこに使おうとしてた6000億を汚染水処理に回させる。
準備に取りかからせてたまるか!


↓以下、転載はじめ

福島第1 汚染水また流出 狂うシナリオ いらだつ政府
【産経新聞】2013.10.4

「コントロール」発言 臨時国会の重荷

東京電力福島第1原発の地上タンクから、新たに汚染水漏れが見つかり、外海へ流出した問題で、
政府は、対応の不十分さを、認めざるを得なかった。
東電の失態とはいえ、安倍晋三首相が、「状況はコントロールされている」と発言してきた経緯もあり、
15日召集予定の臨時国会で、野党から追及を受けるのは必至。
重要法案が山積する、臨時国会の重荷になりつつある。

     ◇

「実際に漏れているわけだから、対応策が十分だったと思っていない。一切漏れてはならないんだから」

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は、3日の記者会見で、汚染水流出の対応の不備を問われ、いらだちを隠せなかった。
政府高官は、
「汚染水は、1ミリも漏れてはいけない。早めに発見できても、漏れたら駄目だ」と吐き捨てた。

首相は、自身の「コントロール」発言をめぐり、1日のBS日テレ番組で、
「健康への被害や、外洋への影響が出ていないという意味で、私たちはしっかりコントロールしている」と述べた。
汚染水の影響は、原発の港湾内で、「完全にブロックされている」とも強調。
原子炉周辺への、地下水流入を防ぐ凍土壁の設置など、9月に発表した総合対策を、進めていく考えを主張した。

首相は、「成長戦略実現国会」と位置づける臨時国会で、汚染水問題は、同様の答弁で乗り切り、
成長戦略を具体化する、産業競争力強化法案や、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案などの重要法案の審議を、スムーズに進めたい考えだった。

だが、今回、新たに港湾外の流出が判明し、そうしたシナリオは狂いつつある。
汚染水問題への対応で、有効な代替策を示せず、手詰まり感のあった野党が、勢いづくのは確実な情勢だ。
臨時国会は、12月6日までの53日間の短期戦だけに、論戦は激しくなりそうだ。

民主党の大畠章宏幹事長は、3日の記者会見で
「現地の状況を見る限り、まだアンダー・コントロールという状況にはないのではないか」と指摘。
さらに、「首相自ら『責任者は私』と発言しているのだから、単なる東電の連携ミス、というだけでは済まない問題だ」と述べ、
国会審議で、首相を厳しく追及する考えを示した。

↑以上、転載おわり


もう、とっくに破綻してるよ、東電の汚染水対策は。

好きこそものの上手なれ!

2013年10月04日 | ひとりごと
昨日、フェイスブックで、わたしのあまりにもトホホなカメラ知識を知り、慌てていろんなことを教えてくださったChikakoさん。
Chikakoさんは実は、プロの写真家さんで、彼女のすてきな写真は、ここ『be storong and happy』で、たっぷり楽しめます!
めちゃくちゃありがたくて、せっせと読ませてもろたのやけど……あかん、書いてくれてはる単語がわからん……。
などとブツブツ言いながら、まずはその単語をネットで調べてたら、
「え……まさか、そんなことも知らんとまうみは……」と、旦那にあきれ顔で言われた。
「え……あんたは知ってんの?」
「常識やから……」

というわけで、自分の無知さの度合いが、かなり高いことを知り、教えてもろた言葉をまず理解するために、一人勉強会を開始。

さあ、もう寝よか、という時に、プレジデントのアルベルトからメールが送られてきた。

『みんなへ
明日の撮影会は中止になりました。
撮影に使う予定だった公園が、明日の午後は閉鎖されることになったと、今急に連絡があったのです。
月例コンサートはいつも通りに行いますが、撮影会は延期します。
こんな直前のキャンセルを、お許しあれ!』

ぎょえ~!!ありがとう神さん!!


朝起きて、気功の18の型をし、気功瞑想と道教の勉強を2時間。
昨日の寝不足がたたり、3分の1は寝てしもてたかも……。

そのあと、生徒の発表会をする、近所の教会に行き、来月17日の日曜日の午後を予約。
3時間半の賃貸料200ドルを支払う。

そして通りに出て、修行開始!

まずは、現実の色合いそのまんまに写るまで、プログラムを変えては撮り、また変えては撮り、


ちょっと空の方も試してみて、


ついでに通りの方も撮ってみた。


色彩ばっかりに気がとられ、ピントがどれもボケボケ……ううむ……。

家に戻り、殺気立ってる蚊のおねえさんらに、あっちゃこっちゃ刺されまくりながら、今度は家の畑でズームの練習。


畑で一番元気な水菜さん。


あらら、もう終ったかと思てたら……、


赤ちゃんまで?!


もうこれぐらいにしとかな、痒すぎ!



などと、撮影会が延期されたので、すっかり気が楽になったド素人写真家の一人言でした。