ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

だいじょうぶ だいじょうぶ

2021年04月01日 | 友達とわたし
『大きな空」演奏=フォンテーヌ (『ジャズ組曲 音泉大国・群馬』より 撮影地=高崎市観音山)

友人夫妻がすてきな歌を作って送ってくれた。
本島阿佐子・歌&コーラス 
冨田芳正・作詞作曲&編曲と楽器演奏  
わたしがちょいと落ち込んでるってのを小耳に挟んだから、一番に送ったって言ってくれた。

今、たくさんの人たちが、どちらかというと楽しくない状況の中でグルグルと毎日を過ごしてる。
どちらかというとどころか、悲しくて苦しくて辛くて痛くて疲れてる。
どうしたらいいのか決められなくて、分からなくて、困り果てている。
ひとりじゃないけどひとりで、どんどん心が塞がって、話したり歌ったりするのも億劫になっている。

でもだいじょうぶ、だいじょうぶ。

苦しいね、悲しいね、辛いね。

でもだいじょうぶ、だいじょうぶ。

だけど無理しないでいいからね。
時間かかってもいいからね。
みんなそれぞれ精一杯生きてる。
みんなそれぞれいろんなことを抱えて生きてる。
これまで生き続けてこられただけで立派なサバイバーだよ。
この世で生きてる全ての人はみんなサバイバーだよ、かっこいいよ。
うーんと褒めてあげようよ。

井戸の底で膝を抱えて、その膝小僧におでこを乗せてじっとしてたみたいな半年間だった。
そんなわたしの話を聞いてくれるセラピストのジェドが、毎回必ずわたしに言う。
とにかく自分のことを許してあげなさいな。
いいから、それでいいからって言ってあげなさい。
一日中ウダウダして、不健康な物を食べて、不安で心配でみぞおちの辺りがイヤな感じでドキドキして、気がついたら夜になってても、ああよく生きたねって思ってあげなさい。
どんな一日でも、時間が過ぎて眠ったら明日になる。
ああまた生きられたね、えらかったね。
そんな最悪な一日の繰り返しでも、それは永遠に続くことはない。
いつかきっと、まあどれだけの時間がかかるかは誰にも分からないけど、それでもいつかきっと、あああんな事があったなあって思い出せる時が来る。
それはあなたが一番知ってるでしょう?

だからだいじょうぶ、だいじょうぶ。

阿佐子の歌声を聞いてください。