本当に本当に久しぶりに、パソコンの前に座っています。
もう6月に入ってしまいました。
いつまで経っても暖かくならなかった今年の春でしたが、桜のポンちゃんは今年もきれいな花を咲かせてくれました。






楓の爺さんのところに遊びに来る鳥が一日ごとに増えてきて、


前庭の桃子ちゃんもこの春、ずいぶんと大きくなってくれました。

『OKINAWA』という名前の曲を、なんとかして完成させなければと、去年からずっと足掻いていたのですが、ほんの2週間前にようやく書き終えることができて、ホッと一安心。
全部で12ページ、8分半の曲です。
音符を細かく書き過ぎたので、パートナーのサラがブツブツ文句を言いながら弾いてくれてます。

なんて呑気なことを言っている場合ではありません。
舞台の本番は来月の13日。
公開リハーサルは今月末の29日に行われます。
結局、作曲を仕上げるのに1年近くかかってしまいました。
でき上がってからは大焦りで弾く練習をしているのですが、時々ふと、この曲は一体どうやって仕上げられたんだろう…なんて、変なことを考えることがあります。
うとうとしている時に不意に思いついたメロディや、遊び弾きしている時にコレいいかもって思った和音などを、忘れないうちにと大急ぎで五線譜に走り書きしたメモ楽譜。
それらをもとに創ったこと、そしてそれをやったのはわたし自身であることには違いないのですが、何とも不思議な気持ちになります。
今やっと、演奏するという立場になって、曲を外側から観察したり感じたりする作業をし始めたからかもしれません。
前曲の『FUKUSHIMA』の時も一緒に演奏してくれたパートナーのサラは、四国の田舎の小学校で数年教えていたこともある、小学校の先生です。
彼女のヴァイオリンの音色は本当に表情豊かで、一つ音勝負ではいつも完敗。
今回も、よせばいいのにそういう場面を創ってしまい、合わせの練習をするたびに内緒でハァ〜っとため息をついています。
元旦の朝、グラリときた大型の目眩と激しい咳は、3月末までダラダラと続きました。
食べられるものは梅干しお粥と韓国の餅菓子。
炭水化物の権化になってしまったからか、4月には体重がぐんぐん増え続け、今も一向に減る気配がありません。
目眩は、寝不足をせず、無理をせず、そしてパソコンの画面を長い時間見なければ、とりあえず治ってくれるのですが、ちょっとバタバタするとすぐ、頭の中で脳みそがユラユラしてしまいます。
4月の誕生日辺りから、心身ともにしっかりしてきたような気がするけれど、意地を張ると体調が崩れるので、まだまだ油断はできません。
夫が先日、ふとこんなことを呟いていました。
「まうみはきっと、波乱万丈だったティーンの時に叶えられなかったいろんなことを、今叶えようとしているんだな」
「けど、だからって、今の自分に全部叶えさせようっていうのはどうかな?」
そんなこと言われてもなあ…と思いつつも、彼が言おうとしている意味はわかります。
今日からまた、きっとペースは落ちると思いますが、もし時間と気持ちと体力に余裕がある時に、ぼちぼちと書いていこうと思います。
新規投稿の画面を開くのが怖くて、ずっと長い間お休みさせてもらっていたのに、毎日ここを覗きに来てくださっていたみなさんに、心からの感謝を込めて、
体調を崩してからは落ち込むことが多くなったわたしが、気分直しに見る家猫空(くう)のびっくり顔を、みなさんに紹介します。

ちなみに、空が乗っかっている膝の持ち主は、うちに遊びに来ていた夫の親友ジャンで、ワハハと笑っているのが夫です。