ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

猫と鍵盤

2015年04月01日 | ひとりごと
くたぁ~~~。


っと、空ちゃんがのんびりと伸びている横で…、

なんだこりゃ?


あ…、


もしかして…、


煮こごりの中に前足を突っ込んで、ゲットした鶏肉をムシャムシャ…うめぇ~。

犯人(ニャン)発見!


ボ、ボ、ボク、知らん、全然知らん…。


いたずら盛りの男の仔たち。
こら~っと言いながら追いかける毎日ですが、こんなのを見たらやっぱり…。




さて、ただいまコンピューターとわたしの間には、新入りさんがだだーっと寝そべっております。


前回の作曲では、プリントアウトした五線譜に、鉛筆でコツコツ音符を書き込んでいったのですが、
その様子をずっと眺めていた夫が、次回はコレを試してみるべきだとうるさく言うので、名実ともに重たい腰を上げて購入しました。

部屋はもう白黒の鍵盤だらけ…。


で、勇んで使おうと思ったら、あると思っていたMIDIコードが見つかりません!
というわけで、まだ使い始めることができません。
でも、使い始めた途端に、パソコンの機能とうまくかみ合わなくてオロオロしている自分…というのもかなりアリそうなので、
使い始めてない今が、もしかしたら一番精神的には平和なのかも…などと弱気になっていたりする今日この頃です。

次の曲のテーマが、ぐるぐるぐるぐる頭の中で鳴っているので、それを早く抜き出してしまいたいのですが。
けれども、オーディションは来月なので、もう間に合わないかもしれません。
ま、その時はその時。
ケ・セラ・セラ♪

めちゃくちゃ急ですが、これほど酷い『原発災害対策指針』を通すわけにはいかないので!

2015年04月01日 | 日本とわたし
当日のお知らせで申し訳ありません!
4月3日締め切りのパブコメと、本日2日、夕方4時から開催される『政府交渉とパブコメ・セミナー』のお知らせです。

では、取り急ぎ、以下の案内を読んでください。
どれだけいい加減で酷い内容の指針か、まず知ってください。


SPEEDIを使わず、30km以遠は屋内退避?
原子力災害対策指針の改定にパブコメを!

2015年 03月 28日

FoE Japanの満田さんからの、『原子力災害対策指針の改定にパブコメを(締切:4月3日)』のお知らせです。

原子力規制委員会が、4月3日(金)まで、原子力災害対策指針改定に関して、パブコメを募集しています。
http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150305_01.html

もともと原子力災害対策指針は、
避難の基準となる空間線量率が非常に高いこと、
原子力防災重点区域(UPZ=原発から30km範囲内)が狭いことなど、問題の多いものでした。
しかし、この改定案は、さらに問題の多いものとなっています。

以下に、パブコメ情報、および何が問題かのポイントをまとめてみました。
http://www.foejapan.org/energy/action/150327.html

お気づきの点があれば、ご連絡ください。
また、ぜひ、みなさまからもパブコメを出していただければ幸いです。

■ポイント1.
SPEEDIなどの放射性物質の拡散予測の活用について削除された


「SPEEDIのような大気中拡散シミュレーションを活用し、放射性物質の放出状況の推定を行う」という文言が削除されました。
モニタリングによる実測値によって、対策が判断されることになりました

これについて、原子力規制委員会では、
福島原発事故の際にSPEEDIは機能しなかったため」としていますが、
SPEEDIが機能しなかったのはSPEEDIの問題ではなく、運用する側の問題でした。

予測ではなく、モニタリングによる実測を用いるということは、
放射性物質が拡散して、空間線量率があがってから、すなわち被ばくしてから、避難や屋内退避を指示が行われるということを意味します。

パブコメ例:
福島原発事故時にSPEEDIが機能しなかったのであれば、運用を強化するための対策をとるべき。
実際に空間線量率が上昇してからの判断では、判断が遅くなる。
SPEEDIと実測モニタリングを組み合わせ、判断を行うべきである。


■ポイント2.
30km以遠の防護措置は屋内退避だけ
安定ヨウ素剤の配布は無し


新たに書き込まれた30km以遠の放射性物質の防護措置としては、
屋内退避だけで、ヨウ素剤の配布などは盛り込まれていません

パブコメ例:
30km以遠の防護措置として、屋内退避だけでは不十分である。
ヨウ素剤の配布や、早めの避難判断などについても、盛り込むべきである。

■ポイント3.
あいまいにされたPPA=プルーム(放射性雲)通過時の防護措置の範囲


現在の原子力災害対策指針では、
「プルーム(放射性雲=放射性物質を含んだ気体のかたまり)通過時の被ばくを避けるための防護措置を実施する地域(PPA)の検討」とし、
プルーム通過時の防護措置の必要性について記述してあり、それらについては、
「PPAの具体的な範囲および必要とされる防護措置の実施の判断については今後検討」とされています。
これが、報道などでいう30km以遠の対策に該当します。
今回の改訂案では、PPAの概念は削除されています

原子力規制庁文書によれば、「プルームに対応するための特別な枠組みを、新たに設定する必要はない」としています。
また、30km以遠について対策が必要な区域については、
「重点区域外に拡張される屋内退避の実施範囲は、予防的に同心円を基礎として、行政区域単位等の実効的な範囲で設定するべき」としています。
しかし、福島原発事故の教訓を踏まえれば、30kmをはるかに超えてプルームが通過し、影響は同心円に広がったわけではありませんでした

原子力規制委員会は、プルームによる放射能汚染の対策が困難であるため、検討を逃げ、PPAの文言自体を削除してごまかしたのです。

パブコメ例:
PPAの概念について指針に明記すべきである。
また、放射性物質の影響は、同心円上に広がるべきではないことを踏まえ、気象条件等も考慮し、SPEEDI等を活用することを明記すべきである。

■ポイント4:
高すぎる避難基準
遅すぎる避難指示の判断


もともと原子力災害対策指針で、即時避難の基準はOIL1=500μSv/時、一時避難の基準はOIL2=20μSv/時と、非常に高い基準が設定されています
OIL2は、観測してから1日程度で判断し、1週間以内に一時移転の指示が出されることになっています。
今回の改訂で、OIL2の測定方法が、さらに改悪されました

「緊急時モニタリングにより得られる空間放射線量率(1時間値)が、OIL2の基準値を超えたときから起算して、概ね1日が経過した時点の空間線量率(1時間値)で判断することが実効的」としています。

たとえ実測で20μSv/時を超えたとしても、その時点では判断せず、1日通過した時点の空間線量率が20μSv/時を超えてるかどうかで判断することになります。

パブコメ例:
OIL1、OIL2の基準が高すぎる。
また、OIL2である20μSv/時が観測されて1日経過した時点での空間線量率で判断するとしているが、20μSv/時は十分高い値である。
このような運用では、避難指示の遅れや被ばくの過小評価につながる。

★★★★★★★★

急ではありますが、以下のように、政府交渉とパブコメ・セミナーを開催します。
ぜひご参加ください。

【原子力防災に関する政府交渉&パブコメ・セミナー】
どなたでも参加できます。
パブコメ・セミナーは、今回の指針の改定のポイントの解説と、パブコメをその場で書いてしまうというものです。

◆日時:
4月2日(木)
【政府交渉】16:00~17:30
【パブコメ・セミナー】18:00~19:45

◆場所:
参議院議員会館 B107会議室

◆資料代:
500円 

◆問合わせ:
原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan(090-6142-1807)

「神様、煙草やめるから日本中の原発止めてくれ。俺はどうなっても構わねえ、どうか日本を救ってくれ」

2015年04月01日 | ひとりごと
つい先日の、元気が無くなってしまう前のある日の午前中に、突然電話がかかってきました。
かかってきた時には外出していて、携帯電話の音声を切っていたので、かかってきたことには気づかなかったのですが、
着信の記録に、「え?」と思う人からの電話があったという知らせがあり、慌てて連絡をしてみました。
時差的にもう夜中になっていたので、またいつかの機会にと思いながらだったのですが、すぐにその人から電話がかかってきました。

「いやあ、はじめまして」

これが第一声の挨拶でした。
これまでも何度も会話はしていましたが、それはネット上のキーで打ち込んだ言葉だったので、生の声を聞くのは初めてだったのです。

いろんなことをいっぱい話しました。
元チョイ悪だった彼は、高校生の頃からいっぱい、いろ~んな経験があります。
中には、本物のヤッチャンだったという話もあり、ヤッチャンの脅迫ターゲットになって散々な目に遭わされた5年間のドロドロ感が微かに胸をよぎったりもしたのですが、
まあそんな気分をポイッと横に飛ばせるぐらいの強さが、年と共に備わったのか、すぐにまた平常心に戻ることができました。

彼は今、自ら祝詞を作り、それらを、腹の底から立ち上ってくるような野太い声で上げています。
そんな彼の声に合わせて、画面上に出てくる言葉を一緒に上げていると、本当に叶うような気持ちになります。

彼のフェイスブックには、こんなことが書かれています。

言霊力、ご存知でしょうか?

言霊力=言ったり、書いたりすると現実化するちから。

祝詞はその代表格。

ネガティブな発言は、悪く作用しますので、お気をつけを
m(_ _)m



「どんな物事にも魂は宿っている」
いつからこんな思いが心に宿ったのかは覚えていませんが、物心ついた時にはもう、石や木や草花に、話しかけたり祈ったりしていましたので、
この言霊についても、そしてそれが強く込められた祝詞についても、わたしもその力を信じています。

そんな彼からある話を聞き、しみじみといい話だと思ったので、受話器の向こう(かなり遠くの向こうですが)の彼の背中に、蹴りをガンガン入れました。
この話をフェイスブックでもなんでもいいから公開しなはれ!と。

最初は嫌だ!などと言っていた彼ですが、ちゃんと載っけてくれていました。
ここでも紹介させてもらいます。


俺がタバコをやめた理由と3・11
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=368309436703298&id=100005727332110&__mref=message_bubble

16ん時から吸ってた。
医者からやめるように言われても、誰に言われても、絶対やめるもんか!って思ってた。
酒と同じで、一生やめねえって思ってた。
んで、何故やめたか、知りたい?
以下、お読みください。

東京に小野照崎神社ってのがある。
「男はつらいよ」で有名な役者、渥美清さんが、「禁煙するから役者として成功させてくれ」って願掛けしたら、寅さんの話が来た、と。
スゲェ話だな…って思ってました。
だけど、オレは絶対やんねえな、って。
いくら渥美清さんを尊敬してても。

3・11があって、すぐ思ったのが↑の話。
地震や津波をやめてくれって、神様に頼むことは出来ねえ。
何故なら天災だから。
でも、原発事故は人災だ、こんな事は2度とあっちゃならん、絶対にだ!って思って、
オレが出来る事は何だろう?
そうか、タバコやめて神様に願掛けすっか!って。

んでも、3・11から2週間ぐらいは、グズグズグズグズしながらタバコ吸ってたよ。
でも、キッパリやめよう!って思って。
あの年の3月の終わりに、神社に行きました。

「神様、タバコやめるから、日本中の原発すぐ止めてくれ。オレはどうなっても構わねえ、どうか日本を救ってくれ」って。

この話、墓場まで持ってこうって思ってたけど、公表した方がいい、ってある人に言われましたので公開しました。(≧∇≦)


↑以上、紹介おわり


自分にできることはなんだろう…できることなんてあるだろうか…。

そう思っている人は多くはないかもしれないけれども、少なくもない、とわたしは思っています。

なぜなら、彼が言うように、原発事故は人災なのだし、あんな事は絶対に二度とあっちゃならん事なのに、まだやろうとしているトンデモな人間がウジャウジャいて、
おまけにそいつらは金も権力も有り余るほど持っている…。

稼働ゼロの今、このまますべての原発を廃炉作業に転換するという大きな決断をすべき時なのに、
これまで以上の無責任さといい加減さでもって、これまでと同じように原発を使うことしか頭に無いのですからひどいものです。

「神様、めちゃくちゃやめにくいけどやめるから、わたしはそれでかなり苦しい思いするけど、どうか父の命を救ってください!」

父が突然倒れ、救急車で運ばれた先の病院の小部屋で、末期の胃がんであと2ヶ月と宣告された時、即そう祈りました。
そしてコーヒーをやめました。
父は、わたしがコーヒー断ちをしたぐらいでは助けられなかったけれども、その時の、必死だった自分を思い出しました。

昨日書いた記事の中の、ガンジーの言葉がまた、ふつふつと甦ってきて、ちょっと苦笑いしています。
「あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない」

ほとんどは無意味である。
ここまではっきりと言われた日にゃー、などと自虐的な気持ちにもなりますが、
でも実はここから先に真実があるのですね。

「そうしたことをするのは世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためである」

自分のために、自分を大切に守るために、そしてそれはもちろん、周りの大切な人たちのために、
わたしたちを取り巻く社会や自然という環境を、それぞれの人たちがそれぞれに暮らしやすくするために、
『世界』という化け物