ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

JAZZ VESPERS at Bethany Baptist Church

2024年04月09日 | 日本とわたし
毎月第一土曜日に開かれる「JAZZ VESPERS」に再び行ってきた。
「VESPERS」ってなんぞや?とわたしはずっと思っていて、今更ながら夫に尋ねると、「教会で土曜日の晩に歌を歌ったり祈ったりする行事のこと」と答えた。
「ほんじゃ、なぜこの教会はその歌や祈りをJAZZにしたん?」と聞くと、「知らん」と一言。
それで今回は、教会で上の立場にいそうな人を見つけて、その成り立ちについて質問をしてみた。
彼女はその時プログラムの準備に忙しくしていて、「あなたの質問にはちゃんと答えたいので、名前とメールアドレスを教えて」と言ってくれたので、今は彼女からの連絡待ちである。
それでとりあえずネットで調べてみると、
VESPERS(晩課・ばんか)とは、正教会の晩の奉神礼、およびカトリック教会の晩の典礼をいう。
英語の"Vespers"に対応する、両教派に共通する訳語であるが、教派によって構成はかなり異なっている。
と書かれているのだが、これではあまり意味がわからない😅。

雲がなかなか面白い夕方だった。

このBethany Baptist Churchの建物は独特なのである。

音響の調整がなかなか上手くいかないらしく、開演が40分ほど遅れたので、礼拝堂の隣の部屋で待つ。

ようやく演奏会場となる礼拝堂に移動し、演奏が始まった。

サックスとトランペット、ベースとピアノとドラムの5人編成で、中心人物のCamilleさんはまだ大学を卒業したての若者さん。
大学の専攻は音楽じゃなくて科学。でも彼女はサックスはもちろんのこと、バスクラリネット、フルート、ピッコロを演奏し、そしてとんでもなく歌が上手い。
特にスキャットがすごくて、それはもう声というか楽器というか、思うがままに、感じるがままに、自由に浮遊するフレーズで、聴いていてとても心地よかった。


ピアニストさんだけは肉眼では見えない場所で演奏していたので、モニター画面から紹介。

献金タイム。差し出されたカゴに好きなだけ入れる。

天井はこんな感じ。

この日の牧師さんのお話は、すごくノリがあって面白かったのだけど、どんどん加速していって話が長くなっていき、わたしは少々飽きてしまった。
でもあのリズムの良さには惹きつけられる。
なんかブロードウェイの役者の演技を見ているような気分にもなった。
ほんと、いろいろだなあ。
次は5月の第一土曜日。
その時までにはこの教会のJAZZ VESPERSの成り立ちが判明している、かな?

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