ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ワールドカップとペンキ塗り

2010年06月12日 | 家族とわたし
なんかしらんけど、普段はサッカーのサの字も言わん旦那が、今日の2時からの米国英国の試合を観る観る観る!と騒がしい。
しかも、ひとりで観るのはいやで、誰かを誘って観る観る観る!としつっこい。
いろんな人を誘てみたけど、あいにくどの人も都合が悪くて、結局ひとりになったってんで、今度は家族で観る観る観る!と言い出した。
引っ越ししてから早1年になろうというのに、今だテレビの部屋が決まってなかった我が家。
とりあえず置いていた一階の離れの部屋から、これを機会に居間に移動するぞ、ということになり、ゴロがついたキャビネットの上に動かした。
晴れてソファに座ってテレビを観る、という念願が叶った旦那。おぉ~い、サッカー観るぞぉ~と息子達を呼ぶ。
冷やしたリースリングを皆に注ぎ、急きょ間に合わせに作った椎茸とネギのオムレツ、クラッカーにクリームチーズという取り合わせで乾杯した。

サッカーは好きなスポーツやけど、あの、ロスタイムを含めると100分近くになる緊張しまくりの時間がどうも、なんとも心臓に悪い。
わたしはとっても神経が細いのです。おほほ
米国と英国。力の差は歴然やったけど、今日は一点神さんからもろて、必死でそれを守って引き分けた。
旦那はずっと、「Come o~~n,US!」とイライラしとった。いつもは変なアメリカ人でも、やっぱり自分の国のチームが闘ってると熱くなるんや。


さて、いまだに時差ボケてるわたしは、今朝4時に目が覚めた。
そんな時間に覚めとうなかったけど、どないもこないも眠とうならへんからあきらめて、5時にベッドから抜け出した。
横にぺったりくっついて座る猫の背中を撫でながら、熱いミルクティーを飲み飲み、『1Q84』を読んだ。
旦那が起きてきて、朝ご飯を済ませた頃を見計らい、ペンキ塗りを始めた。
階段の白い部分が、それはそれは雑で汚い、どうやったらこれほどいい加減に塗れるのか?と、毎回見るたびに怒りを覚えるほどに情けない状態やった。
毎日毎日、ほぼ365日プチッと怒ってたけど、そろそろ怒るのにも飽きてきたので、塗り直すことにした。

まず、どんだけバッチイかの証拠写真。まずはやすりでしっかり汚れを削り取る。


テーピングをした後は、ただただ一心に塗るのみ!


だいぶできてきた!


とりあえず今回はここまで。



昨日、旦那と一緒に夜の散歩に出たら、家々の庭の芝の上で、蛍がちらちら飛んでいた。
この地域特有の、乾いた爽やかな夏の日に、いったいどこで暮らしているのやら……。