ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ここモントクレアでは、

2008年08月13日 | ひとりごと
おちょくってくるのは、弁護士だけにとどまらない。
なんと、踏切の遮断機も、たま~にドライバーをおちょくるのだ。
赤と白のめでたい(日本人のわたしだけが思うことかもしれんけど)ストライプの棒が、止まるのじゃー!とばかりに通せんぼしてりゃ、
そりゃ誰だって従いますよ。
けど、待てど暮らせど、辺りはシーンとしたまま。
1分が経ち、2分が経ち、5分経ってしもた頃、
初めてそういうのに遭遇した者は窓から顔を出して怒り出し、経験者は、何か暇つぶしになりそうな物を探し始める。

今しがた、久しぶりに、おちょくられてきた……
これが、行きしなの、ちょいと仕事に遅刻しそうな時じゃなくて良かった。
一度、待ちきれんかったおにいちゃんが、棒と棒の合間を縫って、ジグザグに暴走してったのを見たことあるけど、
今朝のわたしやったらやってしもてた可能性が大きいもんね~だ

あ、もう一つ。
昨日の仕事帰りに、前庭のガーデニングに励んでる女性と立ち話していたら、
彼女いわく、業者に頼んであるはずなんやけど、1ヶ月経ってもまだ1回も人が来てくれない。
電話したら、なんかいっぱい理由やら言い訳やら言うて、その時は行く行くって言うのやけどね……だって。
そして最後に彼女は、弱々しく微笑んで、いい人達なんやけどねって……。

こっちで家の修繕とか改築とかを頼まんとあかん状況になったら、
まず座禅などで精神修行をしてから、業者に電話した方がいいかもしれない。
彼らは十中八九、約束した時間に来ない。遅れるのはまだマシな方で、姿を現さないこともアリなのだ
なので、物事が円滑に時間通りに済んでいくなんてことは奇跡に近い。
向こうの言う工事期間×4倍の長さの日数、というのが常識らしい。
そして、大抵、とってもいい人達なんである(←再び登場)。
会社名の看板に、on time なんて書いてあるのがあって、
それがジョークでなく、とっても惹かれて、看板の電話番号をササッと控えてる自分に、
ああ、ここの生活がすっかり馴染んだんやなあとしみじみ思う

馴染みたくねぇ~!!