意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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闇の深そうな維新騒動

2015年10月22日 | 政治
維新の党が大騒ぎ中です。
ざっと見聞きしてる範囲だと、

橋下氏側(大阪系):維新の党の通帳と印鑑、握ってるもんね!!

金返せ! 返さないなら口座を凍結してやる!!:執行部

橋下氏:執行部側は任期が切れているから口座を凍結する権限はない。

はん、任期延長してるから問題ないわ!!:執行部

橋下氏:ぐぬぬ! なら解党し、お金は国庫に返納すべき!!

これ以上、金返さなければ裁判だ!!:執行部

橋下氏:議員が裁判なんてすべきじゃない。(震え) 渡辺と会談してやる!!


と言った感じ。
まさに泥沼ですね。

ただ・・・この騒ぎ、理解できないのです。
要するにお金の分配の問題だということですが、確かにお金を綺麗に分けるのは難しいのかもしれませんが、ここまで騒ぐ理由にはならないでしょう。

他に理由が挙げられるのは『創業者として維新という看板や実績を使われたくない』というものがありますが、これだと橋下氏が離党する理由にはならないんですよね。
離党したら看板や実績を使われ続けられるのは当然ですから。

にもかかわらず橋下氏が離党したわけです。
当初は橋下氏が感情に任せて判断を誤っただけかと思ってましたが、だとするとここまで拗れるのは変なわけです。
政界から引退すると表明した橋下氏がワザワザ拗らせる理由もないわけですから。

そもそも論として、本来なら執行部の判断が気に入らないというのが離党の理由なら執行部の方を追い出すべきでしょう。
でもそんなことはしなかった。
となると橋下氏側に『離党せざるをおえない理由』があった、と考えるほうがやはり自然かな、と。

それは何か?
なんでしょうね。

解りませんが、おそらく金銭問題でしょう。
どうやら、大阪都構想の選挙の時に、維新の党というか橋下氏は多額の広告費用を使ったらしい。

その額なんと、6億5千万円!!!

で、敗北したと。
敗北したのは良いけど、借金は残るわけで、それを10月の政党助成金の支給で支払う予定だったらしい。
それで通帳を握るだの、金返せだの、口座を凍結するだのに繋がるわけです。
今回10月の支給総額は6億6千万円ほどらしいから、まぁ、ほとんどですね。

・・・橋下氏が解党して全額返納などと意味不明の供述をしたのは対して残らないからなのでしょうね。(嗤)

とはいえ、これが理由だとはとても思えません。
確かに金額は大きいのですが、借金の名義は『維新の党』なわけですから返して終わりです。
執行部側に多少は不満はあっても『返さない』という選択肢はないのです。
なら拗れる理由にならないし、口座を返さない理由にもならないわけです。

となると・・・もっと別に金銭トラブルがあるのではないでしょうか?
それも表にできない系で、多額の。
だから裁判しようぜっていう執行部側の主張に橋下氏は消極的なのかな~って感じます。

まぁ、全て憶測ですけど、そこまで大きく外れてはないかな?
いずれにせよ、かなり深い闇が覆っているのではないかと感じます。

・・・単純に関係者全員の恨みつらみの感情論って可能性もありますけど。(笑)