意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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勝手に代表を気取るマスコミ

2015年10月15日 | 報道・メディア
とあるテレビ番組でオードリー・ヘップバーンの晩年を取り上げていた。
オードリーは一度引退して長らくメディアに露出してなかったのだが、二十数年後にユニセフ親善大使を務めてメディア露出をしたわけです。(その前にいくつかの映画などに出てますけど)
その時は、もう良いお年なので皺が深く出ていたわけですけど、週刊誌がそれを執拗にバッシングしたらしい。

その中でテリー伊藤氏がこういうことを発言していた。

『皺のことでバッシングしたのは世界中で日本人だけだ』

・・・たかが週刊誌風情が日本人の代表を気取ってんじゃねぇよ!!
赤熊、率直にそう思いました。

ただ、この発言、重要な示唆を含んでいると思う。
おそらくマスメディアに属する人間は日本人の代表だという意識があるのでしょうね。
そうじゃなければこういう発言できないでしょうから。

そう考えるといくつかわかることがあります。

例えば、安保法制に関しても異様なほど反対意見しか取り上げないわけです。
かといって、マスコミの思想とか主義とかが一向に見ないわけです。
どこかふんわりというか、ぼやっとしてる・・・なぜ反対してるかがいっこうに解らないわけです。

それは自分たちが反対だからその意見以外ないと思っているからではないかと思えるわけです。
一応とはいえ、公正中立を旨とするならありえませんから。

昔は、日本人を導かなればならない使命感があるからでは?と思ってたのですが、それより性質が悪いですね。
そしてそれが今でも根底にあるんでしょうね。
だからこそ、こんなに斜陽化したのにもかかわらず、未だに論調を変えきれないのでしょう。

普通、これだけ社会の風潮が変われば論調を変えてなんとか生き残ろうとするものですけど・・・・風見鶏にすらなれてませんね。
そこに気づいてもいない気もします。

残念ながら崩壊まで待ったなしでしょう。