意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

消費税を上げる前にすべきことってなに?

2012年04月09日 | 政治
赤熊は消費税増税に反対なのですが、テレビでの言説を聞くに非常に違和感がある発言をされます。
大よそそれは『増税前にやるべきことがある』というものです。

いえ、これだけなら違和感もないのですが、その内容が酷い。
『政治家の数を減らせ』だの、『公務員の給料を減らせ』だの、要は公が身を切るべき論を囀っているのです。

聞くたびに思います。
そんなくだらないことと増税が交換条件なの?
やったからって言っても割が合ってないじゃん?
計算できないの?
どんだけ馬鹿なんだ?

ついつい、そんなツッコミを入れてしまいますね。

赤熊も予てから言っていますが『増税前にやるべきことがある』と思ってます。
ただしそれは、公務員の身を切れ・・・ではなく、行政の効率化です。

例えば、保険や共済、軽自動車と普通車といった管轄官庁が違うけど似たような事業の統合や、年金や健康保険などの社会保障の統合、国民番号を使った業務の効率化など・・・そういった仕事上の無駄を排することにより、本当に必要なコストを再計算する必要があるからです。
このコストが解らないとなると、そもそものどれだけ税金を上げなければならないのか?・・・つまりは数%の消費税増税で足りるのか?という点がクリアできないのですから、増税論自体が無駄になりかねないです。

ここでミソなのはあくまで統合であって、人員やコストを減らすのではないということです。
何かを減らす・・・となると官僚の抵抗などが多少なりともあるでしょうから、遅々として進まないでしょうが、これはへらないのですから官僚の抵抗などないのです。
あったとしてもたかが知れてるでしょう。
そして減らすのはこのあとの話ですね。

本当は数年前からこれをやっておいて、増税云々となっていたはずなのにね・・・。

それはさておいて、今のまま、仮に県に身を切らして増税されても必要コストが解らないのですから、無駄になるのでしょうね。
余計なところを切って将来困らなければいいのですが・・・・。
民主党政権だと無理か!!
うん、諦めよう。