意外と社会派(予定)

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ロシアの「対日戦勝記念日」法が成立

2010年07月27日 | 政治
ロシアで、「対日戦勝記念日」法が成立したようです。

日本の批判封じる戦術 「対日戦勝記念日」法が成立
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51653637.html


どう考えても、この祝日は対日感情が悪化する話であり、看過できない。
記事を読んでみると、水面下で外務省が動いてはいたみたいだ。
ただ正式名称を「軍の名誉と記念日法」に変えられれば、日本は関係がなくなり、内政干渉となるので、取り下げることは無理でしょう。

本来なら外交上、止めることができないのならば、政治家・・・特に総理大臣が何らかのアクションを起こすべきですが、それもない。
もちろん「遺憾の意」程度のコメントではダメですけど。
赤熊なら「日ソ中立条約を破ったことを反省し、国際社会の一員となるべく新たに誓いを建てることは素晴らしい」と皮肉たっぷりにいい、この祝日の意義を穢します。
ついでに、この祝日の9月2日に同様の内容をロシア側に祝電と言う形をとり、ついでにそのコピーをロシアの各放送メディア、新聞社などに送りつけてやりますね。
・・・菅直人じゃ、絶対にしないと思いますが。

ところで、ロシアの目的は祝日を作りたかっただけ・・・ではないでしょう。
65年も前のことでは、ロシア国民も関心が持ちにくいでしょうし、『日ソ中立条約を破った』という国家としての恥が祝日では明らかに盛り上がりにかける。
そんな日を記念しても意味がない。
記事では、「歴史の歪曲や領土問題のため」と書かれているが、赤熊は、日本がどのように圧力をかけてくる・・・外交交渉をしてくるのかを試したのでしょう。

こういう場合は、日米同盟を機軸に対応するのが筋でしょうが、民主党の鳩山ルピ夫のせいで、日米関係が悪化している状況下ではできない。
そしてこの件で、アメリカ側も働きかけはなかったでしょう。
事実上、日米同盟が機能していないことを知られたわけです。
祝日が9月2日で、ロシアで9月9・10日にある国際会議もあり、これからロシアが高圧的にでてくるでしょうね。
完全に足元を見られているが、国際社会で足元見られるほうが悪いのでしょうね。

・・・民主党じゃ防ぎきれないだろうな。
変な条約を結ばされないことを祈る。

あと、どうでも良いけどマスコミの動きがない。
これはかなり重要なことだと思うが、テレビではスイスの列車事故をやっている。
不幸な事故であるが、事故なんてものはいつでも起きるものだし、起きてしまった以上、あとは結果待ちなのを朝から晩まで、特集を組んでまで報道している。
もっと他に報道すべきこともあるだろうに・・・。
報道局という名前を返上すべきである。