意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

みんなの党 考

2010年07月24日 | 政治
みんなの党が大躍進した・・・と報道されている。
とりあえず、2回の選挙を経たのだから評価をくだすべきかな・・・。

メディアの支持は高いが、赤熊は胡散臭いと感じるし、能力を疑問視している。

と言うのも、発言を微妙に変化してきているからだ。
例えば結党宣言のときに、
「政権交代後の更なるステップとして、『政界再編』を究極の目標とする」
「政界再編の荒波の中で、政党横断的に改革派を糾合する『触媒政党』」
と言っていたのだ。
それが、選挙で10議席を取ったら、
次の衆議院選に
「理想は全選挙区に立てたい。最低3ケタ以上擁立したい」

触媒政党じゃなかったの???
キャスティングボードを握るだけなら、そんなに要らないよ!!
どうも権力に色気が出てきているようだ。

そもそも「政策課題(アジェンダ)を丸呑みしなければ協力しない」と言うのなら、「政界再編をしない方がいい」ということになるのでは???
その方がキャスティングボードを握っていられるのですから。

政界再編を目指していないにもかかわらず、10人以上の議席数を確保したのだから、法案を提出ができる。
今までは、政界再編の触媒だから・・・と言い逃れをしてきていたが、早急に経済、国防、外交、教育、憲法などの政党の理念を「どう考えているのか?」を指し示す必要がある。
今のところ、経済に関してはリフレといっているので、まぁ良い(赤熊はリフレは失敗すると思う)として、そのほかに関することが一切解らない。
「小さな政府」としか言えていないのである。
これでは、信用以前の問題だ。

こういうことは結党した時点で決めておくべき話なのですが・・・。
ここに違和感を感じるのですよね・・・。

というか、理念がない以上、今回の参議院選挙はどういう基準で候補者を選んだのだろうか?
そして、みんなの党の議員は、みんなの党の理念を解っているのだろうか?
理念がない以上、わかるはずがない。
それなのに、次の衆議院選挙に最低でも100人を擁立したいなどと言うのは、寝ぼけているとしか思えない。

所詮、野党の非現実的な理想論?
権力亡者?
なんだか民主党と同じ匂いがするよ!!

最後にどうでも良いですけど、
大躍進と言うと、中国の大躍進政策を連想するので、あんまり使って欲しくないです。