07年東京マンション価格、平均年収の10倍・東京カンテイ調べ
東京カンテイが8日まとめた新築マンション価格調査によると2007年に東京都内で発売された分譲マンション価格は平均年収の9.85倍となった。06年の8.58倍に比べ一段の拡大。地価高騰や建設費上昇でマンション価格が急騰していることが主因で「適正価格である年収の5倍以内」(市場調査部)を大きく超え、消費者から縁遠い存在になりつつある。
東京カンテイによると07年に東京都内で発売された分譲マンションの価格(専有面積70平方メートル)は6,122万円で、前年比で13.3%の上昇。半面、平均年収は1.4%減の621万円と伸び悩んでおり、マンション価格の上昇が消費者に重くのしかかっている。
ベネフィット・ワン、高級マンションにコンシェルジェ常駐
福利厚生代行のベネフィット・ワンは8日、高級マンション向けに入居者の相談などに応じるコンシェルジェを常駐させるサービスを始めたと発表した。レストランの予約や健康相談など入居者の幅広い要望に対応。英語のできる人材もそろえ、外国人の多いマンションなどにも売り込む。利用料は1世帯当たり月1万円からで、入居者全員の加入が条件。2008年度は合計1,500世帯のマンションへの導入を目指す。
新サービスは子会社ベネフィットワン・パートナーズ(東京・渋谷)が提供する。常駐するコンシェルジェを通じ、入居者が福利厚生の提携先であるレストランやホテルを割引料金で利用できるようにする。福利厚生メニューにあるクルーズ旅行やゴルフ場も手配するほか、各部屋の設備のトラブルなど日常の問題にも対応する。
[5月9日/日経産業新聞]
野村不動産、マンション建て替え参入――都心事業を強化
野村不動産はマンションの建て替え事業に参入する。住環境の良い都心物件に照準を合わせ、2―3年以内に約2,400戸(約9物件)規模の建て替えに着手する。敷地容積を有効利用、既存物件よりも住戸数を拡大し、上乗せ分を一般顧客に販売する。売れ行きが厳しい郊外部を避け、底堅い需要が見込める都心部での事業を強化する。価格高騰を背景としたマンション販売低迷への対応が各社に広がってきた。
建て替え事業は築年数30―40年の老朽化した物件が対象。第1弾として2010年夏の完成を目指し、東京・新宿で築40年の地上7階建てマンション(69戸)の建て替え工事に着手した。新宿御苑に隣接した好立地物件で、容積率を最大限生かした93戸(野村不動産の持ち分は34戸)の分譲マンションに建て直す。
[5月9日/日本経済新聞 朝刊]
ポータルサイト「HOME'S」、11日都内で初のリアルマッチングイベント
住宅・不動産ポータルサイト「HOME'S」を運営するネクストとウィルニックは、両社が運営する「HOME'S 注文住宅」として初のて、消費者と工務店とのリアルマッチングイベントする。
「HOME'S・ハウスミーティング」を開催する。今月11日、新宿デザインセンター・OZONEにて。
サイトに登録する首都圏の工務店から14社が出展し、消費者は無料で3社から家づくりプランの提案を受けられる。専門家からのセミナーやコンサルタント、協賛メーカーによる住宅設備の体験コーナー・展示なども用意する。
東京カンテイが8日まとめた新築マンション価格調査によると2007年に東京都内で発売された分譲マンション価格は平均年収の9.85倍となった。06年の8.58倍に比べ一段の拡大。地価高騰や建設費上昇でマンション価格が急騰していることが主因で「適正価格である年収の5倍以内」(市場調査部)を大きく超え、消費者から縁遠い存在になりつつある。
東京カンテイによると07年に東京都内で発売された分譲マンションの価格(専有面積70平方メートル)は6,122万円で、前年比で13.3%の上昇。半面、平均年収は1.4%減の621万円と伸び悩んでおり、マンション価格の上昇が消費者に重くのしかかっている。
ベネフィット・ワン、高級マンションにコンシェルジェ常駐
福利厚生代行のベネフィット・ワンは8日、高級マンション向けに入居者の相談などに応じるコンシェルジェを常駐させるサービスを始めたと発表した。レストランの予約や健康相談など入居者の幅広い要望に対応。英語のできる人材もそろえ、外国人の多いマンションなどにも売り込む。利用料は1世帯当たり月1万円からで、入居者全員の加入が条件。2008年度は合計1,500世帯のマンションへの導入を目指す。
新サービスは子会社ベネフィットワン・パートナーズ(東京・渋谷)が提供する。常駐するコンシェルジェを通じ、入居者が福利厚生の提携先であるレストランやホテルを割引料金で利用できるようにする。福利厚生メニューにあるクルーズ旅行やゴルフ場も手配するほか、各部屋の設備のトラブルなど日常の問題にも対応する。
[5月9日/日経産業新聞]
野村不動産、マンション建て替え参入――都心事業を強化
野村不動産はマンションの建て替え事業に参入する。住環境の良い都心物件に照準を合わせ、2―3年以内に約2,400戸(約9物件)規模の建て替えに着手する。敷地容積を有効利用、既存物件よりも住戸数を拡大し、上乗せ分を一般顧客に販売する。売れ行きが厳しい郊外部を避け、底堅い需要が見込める都心部での事業を強化する。価格高騰を背景としたマンション販売低迷への対応が各社に広がってきた。
建て替え事業は築年数30―40年の老朽化した物件が対象。第1弾として2010年夏の完成を目指し、東京・新宿で築40年の地上7階建てマンション(69戸)の建て替え工事に着手した。新宿御苑に隣接した好立地物件で、容積率を最大限生かした93戸(野村不動産の持ち分は34戸)の分譲マンションに建て直す。
[5月9日/日本経済新聞 朝刊]
ポータルサイト「HOME'S」、11日都内で初のリアルマッチングイベント
住宅・不動産ポータルサイト「HOME'S」を運営するネクストとウィルニックは、両社が運営する「HOME'S 注文住宅」として初のて、消費者と工務店とのリアルマッチングイベントする。
「HOME'S・ハウスミーティング」を開催する。今月11日、新宿デザインセンター・OZONEにて。
サイトに登録する首都圏の工務店から14社が出展し、消費者は無料で3社から家づくりプランの提案を受けられる。専門家からのセミナーやコンサルタント、協賛メーカーによる住宅設備の体験コーナー・展示なども用意する。