天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

キャセイパシフィック航空は1946年設立で羽田1959年乗り入れた日本運航実績51年間英国系航空会社

2010-08-14 19:07:51 | 日記
今日の続々編日記は、8月8日から出かけてた私の香港・深圳・マカオ旅行の紀行記(4)その出入国に利用して乗ったキャセイパシフィック航空のことです。
私は、8月12日付日記で『今回の旅行は香港を拠点としている実績がある名門のキャセイパシフィック航空』と書きました。
この書き込みに対して、ネット板で『「名門キャセイパシフィック航空」なんて言ってしまうおじさんに大笑い。どこが名門なの?』との反論投稿がありました。それに対して、私が丁寧にその根拠を説明します。
・(1)百科事典Wikipediaによれば、『中華民国で航空運送業を営んでいたアメリカ人のロイ・ファレルと、第二次世界大戦中にインドと中華民国を結ぶ航路のパイロットであったオーストラリア人のシドニー・カンツォが、ダグラスDC-3でカルカッタと重慶間の路線の運航を開始した。その後国共内戦の激化に伴い上海から移り住んだイギリスの植民地の香港にて、1946年9月24日に正式にキャセイパシフィック航空として創立し、香港からマカオやマニラ、バンコク、シンガポール、上海への旅客便の運航を始める。』とあります。だから、会社設立は1946年です。日本航空や中華航空、全日空よりも、その歴史は古いです。
・(2)機内誌『DISCOVERY』の最新ニュース「羽田-香港線が就航」によれば、『2010年10月31日より、羽田-香港線が毎日2便で就航します(政府認可が条件)。羽田空港は、キャセイパシフィック航空が1959年に日本に日本で最初に乗り入れた空港であり、このたびは再就航となります。』とあります。だから、キャセイパシフィック航空は日本での運航実績は51年間もあります。
・(3)キャセイパシフィック航空ではユニセフと共同で機内での募金活動”Change For Good”(添付した写真の下半分参照)を実施しています。また、機内食を配る時、案内カード(添付した写真の上半分参照)も一緒に配布する心配りもしています。このように最近の航空会社の傾向である利益優先主義とは一線を画し、世界中の人々に愛される顧客優先の航空会社を目指しているように見えます。だから、乗客にアンケート調査を実施しているのです。このような顧客対応は、昔からある名門航空会社だけです。
このネット客は、自身から”名門”の定義を明らかにしていませんが、さまざまな客観的な見地に立てば、キャセイパシフィック航空は名門航空会社と判定できると私は思います。
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映画『愛は静けさの中に』ウィリアムハートに体を縮めてと手話マーリーマトリンはラストでもう身を縮めない

2010-08-14 15:52:20 | 日記
今日の続編日記は、帰国してから鑑賞した映画『愛は静けさの中に』(ランダ・ヘインズ監督 ウィリアム・ハート マーリー・マトリン主演 アメリカ1986年製作)のことです。
この映画は、マーク・メドフの舞台戯曲をメドフ自身とヘスパー・アンダーソンが脚色した、聾学校の教師(ウィリアム・ハート)とその学校の卒業生で聾唖者の若い女性(マーリー・マトリン)との交流を通じてお互いの思いを真摯に描いた健常者と聾唖者の恋愛映画です。
とてもよく出来た映画でした。映画で恋に陥る二人ウィリアム・ハートとマーリー・マトリンは、女性監督らしいきめ細かい演技注文に応えて素晴らしい熱演を見せています。
特に、主演のマーリー・マトリンは、実際も聾唖者なのでその演技がまったく自然で素晴らしかったです。彼女は、その熱演でアカデミー主演女優賞を授賞しています。
その二人がデート中の劇場で見る映画に、私がこの日記で紹介した映画『お熱いのお好き』が登場しました。7月18日付日記「映画『お熱いのがお好き』こんなキスをどこでの問いにマリリンモンローは『ミルク募金のサービス』と答える」で添付した写真のマリリン・モンローとトニー・カーティスのラブシーンを、二人は楽しそうに見ていました。
聾唖者でも映像だけで素晴らしい名画は理解できるとランダ・ヘインズ監督は思って、この映画『お熱いのがお好き』を自身の映画に登場させたのでしょう。
その後ベットに入った二人は、手話で次の会話をします。
・ウィリアム『君は恋に破れたことは?』
・マーリー『私は何をされても傷つかない』
・ウィリアム『ウソだ 君は大勢に傷つけられてきた・・傷つく事があると認めたどうだ』
・マーリー『私は体を縮めて・・・』
この聾唖者の若い女性は、誰にも言えない心の痛みを持っていても、じっと耐えて自分の殻に篭っていたのです。そして、二人は予期せぬ思いの違いから、お互いに別れてしまいます。
しかし、感動のラストで二人は再会します。マーリー・マトリンは自分の行動を謝ったウィリアム・ハートに手話で『あなたから学んだ 傷ついても もう身を縮めない!』と彼の愛を受け止める真摯な告白をします。
私は、この名画をすべての劇場演技者女性に観てほしいです。
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『さおり&トニーの冒険紀行イタリアで大の字』トニーラブロは同誕生日をただの数字と考える日が近いと暗示

2010-08-14 11:12:11 | 日記
今日の日記は、今私が再読している旅行エッセイ『さおり&トニーの冒険紀行 イタリアで大の字』(添付した写真はその表紙)のことです。
この著書は、キャセイパシフィック航空機内映画サービスで鑑賞した映画『ダーリンは外国人』の原作者、小栗左多里とそのダーリン、トニー・ラブロの共著(2007年ヴィレッジブックス刊)イタリアのガイドブック本です。この本を去年9月イタリア観光旅行の前に、参考になればと私は読みました。
そして、12日に香港から帰国してから、機内映画鑑賞で見た小栗左多里とトニー・ラブロ夫婦の思い出して、今この旅行エッセイを再読しています。イタリア旅行の魅力を小栗左多里のイラストとトニー・ラブロの博学ある文章で、的確に楽しく紹介している名著でした。トニー・ラブロの母親はイタリア人です。イタリアは彼にとって母国に近いから、当然なことかもしれませんが。
そのトニー・ラブロのエッセイ文(題名「13の男」)で私が特に印象に残った一部文章を以下に引用掲載します。
『・・ナポリ人は数字を単に、幸運、不運というレベルでは捉えていない。1から90までの数字に具体的な意味を与えている。たとえば、1、2、3、4と5はそれぞれ「イタリア」「女の子」「猫」「豚」と「手」を表している。この独特な意味を持つ数字は”スモルフィア・ナポレターナ”と呼ばれている。・・さて13。”スモルフィア・ナポレターナ”ではこの数字は「聖アントニオ」という意味があり、幸運の数字になっている。しかも、その聖人と同名の僕(トニーはアントニオの略称)にとっては特別に運の良いもの。それでも、ラッキーナンバーにするのは今さら難しい。”ただの数字”として考える日が近いかもしれない。・・』
この「13の男」エッセイを読んで、同じナポリ生まれのソフィア・ローレンの誕生日、9月20日の数字を思い出しました。そして、このソフィア・ローレンの誕生日と同じ某劇場演技者女性に特別なこだわりを抱いた私に、トニー・ラブロは”ただの数字”と暗示し諭していたのだと、今得心しました。
この著書を読み終わった私は、またイタリアを訪れたくなりました。前回あまり観れなかった南イタリアに、今度は是非私は行きたいです。
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