天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『インセプション』クリストファーノーラン監督はラストに結末を占う「コマ」を登場させ謎に満ちた終了

2010-08-01 23:18:49 | 日記
今日の続々編日記も、映画『インセプション』(クリストファー・ノーラン脚本兼監督 レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙主演)のことです。
この映画は一回観ただけでは、その内容をよく理解できない高等な論理思考をベースに、巧みにプロットされたSF映画です。だから、私は機会があったら、もう一度劇場で鑑賞したいと思っています。昔の一作のみ封切り映画館では、客の入れ替え制はなかったので、「気が済むまで観ることができたのに!」と、年寄りの私は今愚痴をこぼしています。
そして、私が前の日記で紹介した俳優さん以外にも、この映画には、とても有名な男優が二人出演していました。その二人を以下に紹介します。
・ピーター・ブラウニング(トム・ベレンジャー)社長の息子ロバートの夢の中の護衛部隊長:映画『プラトーン』で冷酷な軍曹役を好演
・モーリス・フィッシャー(ピート・ポスルスウェイト)サイトーが仕事を依頼したライバル会社の瀕死の社長:スティーブン・スピルバーグ監督が「世界一の役者」と讃える名脇役
さらに、この映画のラストの終わり方が、とてもユニークで謎に満ちた結末でした。添付した写真は、その最後のシーンに登場したその結末を占う回転する「コマ」です。
映画ラストは、この映画を観た人が、どちらにも解釈できる映画の結末でした。でも、私はこの「コマ」が徐々に速度を落とし始めたところで、画像が突然ストップしたように見えました。だから、この映画は家族のことを思い悩んでいたレオナルド・ディカプリオのハッピーエンドで終わったと、私は思っています。
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映画『インセプション』クリストファーノーラン脚本兼監督は奇抜な着想で深層段階の第二第三脳内夢想を描く

2010-08-01 20:09:43 | 日記
今日の続編日記は、映画『インセプション』(クリストファー・ノーラン脚本兼監督 レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙主演)のことです。
今回の鑑賞の際、観劇した劇場売店でこの映画パンフレットを買うつもりでしたが、もう売り切れで私は購入できなかったです。だから、紹介する映画内容に、私の勘違いがあるかも知れませんが、御容赦願います。
前回の日記に添付した写真に映っている6人(レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ディリープ・ラオ エレン・ペイジ トム・ハーディ ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、インセプションされる大企業の社長の息子ロバート(キリアン・マーフィー)の夢の第一段階の潜在意識の光景に登場しています。
しかし、クリストファー・ノーラン脚本兼監督は、この第一段階の潜在光景だけでなく、それより深い下層段階の第二、第三のロバートの夢想を映画で描いています。この彼の着想は、とっても斬新なアイデアです。今まで、脳内でのアクションを描いた映画『マトリックス』のようなSF名作はありました。しかし、このクリストファー・ノーラン監督のように、より人間の深層意識に入る映画は無かったです。
観客は、標的になっている社長息子の脳内心理の第三段階(雪の中の要塞に守られた父の遺言を入れた金庫)まで引き込まれて行きます。そして、さらにその最下層の複雑な思いが錯綜した世界まで、レオナルド・ディカプリオとエレン・ペイジの二人だけは実体験します。このクリストファー・ノーラン監督が創り上げた脚本の奇抜さ意外性に、私は映画を観て脱帽しました。
そして、この日記の添付した写真は、第二段階(宿泊ホテルの客室階廊下)に突入したレオナルド・ディカプリオとジョゼフ・ゴードン=レヴィットの二人です。尚、この第二段階には、第一段階に留まっているディリープ・ラオ以外の5人が侵入しています。
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映画『インセプション』はドラマチックな現実と夢想を繰り広げる監督自作脚本で描く必見SFアクション大作

2010-08-01 17:12:13 | 日記
今日の日記は、映画『インセプション』(クリストファー・ノーラン脚本兼監督 レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙主演)のことです。
今日8月1日は、映画感謝デイなので、すべて上映作品が1,000円で観られる日です。だから、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ケ丘で、映画『インセプション』の午前8時45分からの第一回目上映を鑑賞してきました。添付した写真はその宣伝パンフレットの一部です。
夏休みに入っている日曜日でサービスデイとも重なっていたので、お客さんが多く劇場に来ていました。この映画の私の鑑賞記をネタバレしないように、以下に記述します。
この宣伝パンフレットの登場した出演者たちは、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトー(渡辺謙:写真の最も右側)に仕事を依頼されたすべての仕事師たちです。その仕事の依頼とは、サイトーのライバル会社の社長の息子ロバート(キリアン・マーフィー)に会社解体をさせるようにアイディアを“植えつける(インセプション)”ことだったのです。そのメンバー5人を紹介します。
・コブ(レオナルド・ディカプリオ:写真の最も前方正面)人の潜在意識に入り込むことでアイディアを“盗み取る”特殊な企業スパイでこの仕事のリーダー
・ユスフ(ディリープ・ラオ:写真の右から2番目)夢の世界を安定させる鎮静剤を作る「調合師」
・アリアドネ(エレン・ペイジ:写真の右から3番目)夢の世界を構築する「設計士」
・イームス(トム・ハーディ:写真の左から2番目)他人になりすましターゲットの思考を誘導する「偽装師」
・アーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット:写真の最も左側)古くからコブと共に仕事をしてきた相棒
でも、この紹介した登場人物以外の重要な役割をする人物が2人います。
・コブの妻モル(マリオン・コティヤール)コブの罪悪感から生み出された存在でこの仕事の妨害をする
・モルの父親マイルス教授(マイケル・ケイン)コブの子供たちの祖父であり、コブに教え子のアリアドネを紹介
これら私が上記で紹介した男女8人が、現実と夢想世界で繰り広げるとてもドラマチックなクリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本で描くSFアクション大作です。
この映画は、劇場で観る価値が十分にあります。DVD公開になるまで待たずに、是非直接劇場に行って大画面で鑑賞することを、私は皆さんにお勧めします。尚、私の鑑賞記の詳細は、次回に書きます。
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