天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

石原慎太郎氏談2:「アキレスの腱」は闘いの男の人生を表象し、誇りを背負う孤独感はその男だけの覚悟

2010-02-13 23:13:15 | 日記
今日の追加日記その2は、上野動物園パンダ復活の記者会見をした石原慎太郎東京都知事の著書『生きるという航海』(2001年・海竜社刊)というエッセイ集追加編です。以下に、私が感銘を受けた名文(その2)を長文になりますが引用・掲載します。
『私には、「アキレスの腱」という言葉は、ひとつの譬えというよりももっと明確鮮烈に、闘いとしての男の人生を表象しているような気がしてならない。この世に、その大小はともかく、他に知られれば不利な弱点を持たぬ男がどこにいよう。たとい人はそれに気づかなくても、自らのみが密かに怖れる弱点を持たぬような男が一人としているだろうか。そのあるものは、隠そうとしても、すでに公然のことであることもあろうし、またあるものは、それが知れては、彼の敵を甚だ勇気づけるものに違いない。・・男としての名誉、誇り、責任感、そして今までのいつよりもぎりぎり独り切りの孤独を負うて、その綱を渡っていく時の、自分の飲み込む固唾の音を、自分独りが聞いているつらさは、所詮その人間だけ、その男だけのものでしかない。そして、男は、彼一人でそれに耐えていかなくてはならない。たとい、その挙句、一歩一歩踏みしめている生命の綱を静かに踏みはずしたにしても。』
私の今の心境を、石原さんは見事に言い表してくました。「男」を知る者だけが「男の真実」を語ることができます。
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石原慎太郎氏談:男は信念・自我を組織という現実の前に跪きさせ社会的な人間と生き伸びる鬱積感を抱く

2010-02-13 20:16:31 | 日記
今日の追加日記は、上野動物園パンダ復活の記者会見をした石原慎太郎東京都知事の文筆家としてのある著作のことです。私は、久しぶりにマスコミに登場した石原さんに引かれて、私の蔵書の中にある彼の著書を今日再読してみました。その再読した著書は『生きるという航海』(2001年・海竜社刊)という石原さんのエッセイ集です。この記述の中に、現在の私の心境を見事に言い表した名文を、私は見つけました。そして、彼は私の良き理解者の一人であると得心しました。以下に、長文になりますがその名文を引用します。
『殆どの男たちは、自ら信じている自我といういわば個人的現実を、組織におけるもろもろの社会的現実の前にひざまずかせることでしか、社会的人間としては生きのびることが出来ぬに違いない。それは、他国に比べて極めて機能的な日本の企業の、組織として過度なまでに合理的な制約の中で仕事し務め、つまり組織の人間として生きることで、妻や子を養っている男たちにしかわからぬ内なる劇、というより、劇になり得ぬ内なる劇、ということだ。そのいまいましさ、その鬱積、ある時は殺意にさえ繋がり得るその怒り、それを俺は今抱きながら尚こらえているのだ、というのが実は、当節の大方の男たちの男としての自覚ということなのだろうか。』
石原慎太郎さんは、私が今置かれている悲しい状況を見事に表現してくれました。そして、この名文をネット掲示板で『迷惑行為を続けていたら、会社にお手紙が来てしまったでござる。の巻』と野次馬的な投稿をする「他人の不幸は蜜より甘い」独善的悪行親衛隊客に、私は捧げます。
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石原都知事に衷心より御願い:来年会える上野のパンダ若夫婦に是非「愛の新居」を建設してほしい! 

2010-02-13 17:11:05 | 日記
今日の日記は、正月元旦読売新聞の朝刊「年内にも上野にパンダが復活」の続編的報道である本日の読売新聞朝刊記事のことです。以下に、その新聞記事の一部を掲載します。
『---来年会えるヨ 上野のパンダ オスメス1組---東京都は12日、ジャイアントパンダの雄雌1組を中国から借り受け、上野動物園(台東区)で来年初めから飼育を始めると発表した。石原慎太郎知事が定例記者会見で明らかにした。・・・四川省にある「中国パンダ保護研究センター」のパンダの中からつがいを選定する予定で、繁殖が可能な4~5歳程度のオスとメスを飼育する。・・・』
また、石原都知事はその会見で『動物園の専門家によって、繁殖技術の同研究の十分意味もあると思いますし、世界中で愛されてね、珍しがられてる動物ですから。ただ、聞いてみると、東京で繁殖に成功した例じゃないんですな。ああいう野生の動物を動物園へ連れてきてどこが成功した事例があるか、つまびらかにしませんが、東京でも、そういう努力をしてみようということで、非常に強い要望があちこちからありましたんでね、決めました。』とも語っています。
このように、石原都知事が上野動物園でパンダ繁殖の成功に努力したいと思うなら、金銭的負担を伴う具体的な行動支援を、石原都知事に私は御願いしたいです。それは、私が前の日記で要望した「屋外運動場付き単独新築パンダ飼育舎の建設」早期実現化のことです。私も、上野に来るパンダ若夫婦には、変なストレスを与えないでより野生に近い環境で生き生きと飼育され、その愛の生活で二世パンダの誕生を実現して欲しいと願っています。その為には、「愛の新居」はパンダ夫婦にとって必要不可欠な条件だと私は思います。
私は、石原都知事が来年度都の予算編成で「パンダ夫婦の新居建設認可」の御英断を衷心より望みます。
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