天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

ネット板の書込に対する反論所感4(動機重要性・集団化した応援隊いない・同僚の悪しき策略・謝罪願望編)

2010-01-23 20:09:46 | 日記
今日の日記も、ネット掲示板に投稿された書き込みに対して、私が今まであえて沈黙し自ら語らなかった事実と所感を述べて、この悪行客Aに反論します(その4・動機の重要性・集団化した応援隊などいない・同僚の悪しき策略・謝罪願望編)です。以下に、その投稿文を掲載します。
・悪行客A『首魁憎しだから他の可能性が見えてないんだよ。アスペは一度思い込んだらそこに執着するから怖い。○○○さん件もそうだ。無名だったころに匿名でMAチャンネル・切られる!スレで当時△△の大物、○○○○○に切られたことを相談したとき。○○○○○と応援隊を悪者にして報告したよな。自分を慰めてもらえるものと思ってたら、尊大な書き方と決めつけ方に、お前じゃ切られても当たり前と集中砲火。最後にはオヤジが逆ギレしてそれまで相談してた人達に悪態をついて終わった。ログが残ってるから読みたければ読める。その後もはっきり切られてるのに、しつこく○○○のいる劇場に行って、真ん前に陣取り盛んなアピール拍手や手拍子。にも関わらず一切視線なしで完全に無視されていた。どれだけ踊り子の演技中の心の負担になってるか、邪魔をしてるか考えたら、一度嫌われたらもう行かないのが当然なのだが。それが引退直前まで続いたんだぞ。それだけでこのオヤジがどんな人間かわかる。話題にしてやってると、オヤジの中の執着の炎にチビチビ燃料を足してやってるのと同じ。このスレも削除してキレイさっぱり忘れてやるのがオヤジのためだろ。』
(1).「首魁憎しだから他の可能性が見えてない」と言う悪行客Aは、犯罪において、それを引き起こす動機の重要性をまったく理解していない。この犯罪で凶行を実行した可能性がある者は、常に私と劇場で接し私の存在自体に強い嫌悪感を持ち、何らかの抗議のアピールをした劇場演技者悪行親衛隊しかいません。そうなると、首魁もしくは、それに同調した彼のシンパしか考えられません。
(2).悪行客Aは「○○○○○と応援隊を悪者にして報告した」と言っていますが、○○○さんには、集団化した応援隊など存在していなかったです。だから、この「応援隊を悪者にして報告」などまったく虚偽の書き込みで、自分自身が悪しき応援隊員だから勝手にそう思い込んで、そのように言っているでしょう。
(3).「○○○に切られたことを相談」と悪行客Aは言っていますが、今でも私は切られたと思っていません。逆にそう思ったから、当時はまだ、ネット掲示板の健全性を信じていたので、恥を承知でその劇場演技者女性の行為を相談したのです。
(4).その切ったと思われる行為は今、私が推測すると、その時同じ劇場に主演していた同僚の悪しき策略にはまってしまった○○○さんが間違ってした行動だと思っています。その同僚は、私の○○○さんに対する熱い応援に嫉妬して、その関係を悪くしようとした行為(○○○さんの楽屋での私への発言を舞台で暴露する不見識な悪行)を私にしています。その後その同僚は、私の言った『(応援が)もう終わりだよ!』との言葉を、今度は楽屋で○○○さんに伝えたのです。だから、それを聞いて○○○さんは、私の差し入れを私が出した手紙だけ残して私に戻してきたのです。また、二度目に○○○さんが私に取った同様の行為の時も、この悪しき同僚が一緒に劇場出演していました。
(5).この差し入れを戻した○○○さんの行為は当時、劇場演技者女性仲間ではとても大きな話題になったみたいです。だから、他の某劇場演技者女性は、私が差し入れしたプレゼントを私に返すパフォーマンスを、笑いながら何度もその事件の後、行なっていました。
(6).私は○○○さんが引退する前に、私に取った行為を彼女自身が私に謝罪してくれるのでは?と思って、引退の最後近くまで彼女を観劇し続けました。でも引退最終公演の3日目でその期待を捨て私はもう彼女からの謝罪を諦め、ネット板でその公表をしました。そして、ネット板では私のなりすましが最終楽日に劇場に行くとの虚偽投稿がありました。でも、私がそこまで○○○さんに「男」としての信義を通す必要はまったくないと、今でも思っています。
(7).今回投稿した悪行客Aは、○○○さんと私との間で起きた出来事の真実をまったく知らない悪しき独善的応援親衛隊の一員でしょう。
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日航新会長最高経営責任者・稲盛和夫氏の西郷隆盛人物観は、小沢幹事長が間違って信奉してしまった歴史観

2010-01-23 13:10:35 | 日記
今日の日記は、日本航空の新しい会長兼最高経営責任者(CEO)への就任が内定した稲盛和夫・京セラ名誉会長のことです。実は、私がその人事を批判したのは、稲盛氏のその高齢と会社再建に関する手腕の未知数が問題点とした理由だけではないです。それ以外にも、彼の著書を以前読んで、その彼の歴史認識が小沢一郎民主党幹事長と同じく正しいものでないと思い、彼に危うさを感じたからです。以下に、私がその思いを持った稲盛氏の自共著『日本の社会戦略 世界の主役であり続けるために』(稲盛和夫・堺屋太一著:PHP新書2006年刊)より彼が語っている言葉を長文になりますが引用します。
『私は、2005年秋から3カ月にわたって、「日経ビジネス」誌に「敬天愛人 西郷南洲遺訓と我が経営」と題した連載を行ないました。政治家は、「徳」というものを大事にしてほしいと思います。この「徳」ということで、最も尊敬すべき人物は、やはり西郷隆盛です。そこでも引用しましたが、西郷は次のように言っています。「作略は平日致さぬものぞ。作略をもってやりたることは、その跡を見れば、善からざることと判然にして、必ずしたりこれある也」つまり、策略をめぐらすと、善いことでないだけに、一時的にはうまくいっても必ずいつか失敗すると、「無私の精神」をもって、権謀術数渦巻く幕末の動乱期を生き抜き、明治維新を成し遂げた西郷南洲は述べています。幕末に、将軍・徳川慶喜が行なおうとした改革は、体制内改革とはいえ、素晴らしいものでした。ところが改革の急先鋒である西郷隆盛は、「それを武士がやったのでは意味がない」と一蹴します。徳川幕藩体制を徹底的に潰すのです。西郷は一見、情に厚い人間に見えますが、信念に照らし必要と思うなら、ここまで非情になれるのです。その西郷の生涯で残念なのは、明治維新で幕藩体制を壊すと、すぐに郷里の鹿児島に引っ込んでしまったことです。彼はたいへんスケールの大きな人物ですから「世界のなかの日本」のあり方について、彼なりの明確な考えをもっていました。策謀うごめく政局に関わるのは嫌だからと、同志の大久保利通に後を任せてさっさと鹿児島に帰ってしまった。彼の考える理想の国家像は、理想の人間像でもありました。そして、「徳による立国」を政治上の遺言として、参議という国家の要職を辞したのです。ところが大久保利通や伊藤博文は、その思想を十分には理解できなかった。・・・民主党については、リーダーの問題もあります。小沢党首になってやや変わった印象はありますが、これまで何代か、インテリで常識人の人たちがトップを務めてきたから、「闘う姿勢」が出てこなかったことが問題であるように思います。私は民主党にもっと頑張ってもらい、自民党と拮抗するくらいの議席を獲得して、日本に真の二大政党制の時代がやってきてほしいとずっと願ってきました。この五十年、ほぼ一貫して自民党一党独裁が続いたために、日本がこれほどおかしくなったのです。』
私は稲盛和夫氏が語ったこの西郷隆盛に関する人物観は間違いだと私は思っています。
稲盛氏は西郷を『たいへんスケールの大きな人物ですから「世界のなかの日本」のあり方について、彼なりの明確な考えをもっていた』と見なしていますが、当時一緒に下野した理論家・江藤新平と違い、私はそんなはっきりとした考えを持っていなかったと思っています。
また、征韓論に敗れた西郷について『策謀うごめく政局に関わるのは嫌だからと、同志の大久保利通に後を任せてさっさと鹿児島に帰ってしまった』との見解も西郷の本質を見間違っていると私は思います。
私の西郷に関する人物観は、司馬遼太郎さんが自著で語ったものと同じです。『西郷は、歴史のなかで自分がなしうる役割というものの限界を心得すぎるほど心得ていて、「もうこの辺でよかろう」ということを、いつの時期においてもその時期の仕事が絶頂に達したときおもって「大事」をかついで、空というもので歩いている古今類をみない一大専門家』に共感したからです。私には、稲盛氏は出身地である郷土の英雄を、自分に都合良いように解釈しているように見えます。また、この間違った解釈はとても危険な影響を及ぼしています。
その危険な影響を及ぼした顕著な例として、稲盛氏を経済ブレーンとしている小沢一郎幹事長も自分に都合良いように解釈して、自らのウェブサイトの信条揮毫で「敬天愛人」を引用しています。
私は稲盛氏の著作を再読して「自民党一党独裁が続いたために、日本がこれほどおかしくなった」と語るこの経済人に、日航の再建などとても出来ないと、今日得心しました。
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