天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

日記での批判種が『鳩山政権「コンクリートから人へ」は乱暴で不当な標語だ』との学会声明でやっと実を結ぶ

2010-01-20 21:54:25 | 日記
今日の日記は、鳩山政権の標語「コンクリートから人へ」についてです。今日の読売新聞夕刊に、その関連記事が掲載されていました。以下に引用します。
『・・・「コンクリートから人へ」乱暴な標語だ 土木学会などが批判 ・・・土木学会など建設関係の学者・専門家らでつくる4団体の代表者が19日、鳩山政権の「コンクリートから人へ」というスローガンを批判し、災害に強い社会基盤整備を求める緊急提言を発表した。「コンクリートに不適切なイメージを形成し、人材育成にも悪影響がある」と指摘した。提言者の一人で日本学術会議土木工学・建築学委員会の浜田政則委員長(早稲田大教授)は「乱暴で不当な標語だ」と話している。』
この記事を読んだ時、私はとても嬉しくなりました。それは、私が去年の日記で「コンクリートから人へ」標語を批判した努力(種)がやっと実を結び、その意見に共感される方々が建設関連の学会から多く出現したからです。以下に、その標語を批判した私の日記を掲載します。
・10月28日・・『コンクリートから人へ』のキャッチフレーズは『官から民へ』をパクッテ「箱物行政(ハード)から人間を豊かにするサービス(ソフト)へ』と首相は訴えたかったのでしょう。しかし、行政機関によって創り出された建物や構築物が無機質の単なる物質(コンクリート)だけを生み出した訳ではないです。それを有効に使う『人間』のために、計画・設計者や施工者が英知を結集し、様々な思いの篭ったインフラ完成品です。
・10月30日・・建築材料の「コンクリート」は無機質の単なる構成物質で留まらず、総合的に造形された優れた建築物では、後世に伝えるべき建築遺産となっています。鳩山首相にその素材の「コンクリート打放」が生んだ素晴らしい宗教施設の建築物・3作品を以下に私は紹介します。『ロンシャンの礼拝堂』『東京カテドラル聖マリア大聖堂』『茨木春日丘教会(光の教会)』(建物内容省略)このように、20世紀の素材「コンクリート」は素晴らしい建築文化遺産を後世に残してします。私は学んだ理科的知識により「コンクリート技士」の資格を取った建築技術者ですが、その3作品を見た時、コンクリート素材が、人々の安らい真摯な祈りが出来る空間を巧みに生み出したことに、深く感動しました。単なる素材は料理するシェフにより、優れた芸術品にまで昇華されるのです。
現在私は、劇場演技者の悪しき独善的応援親衛隊から受けた理不尽な迫害・弾圧に対して、この日記で孤軍奮闘の孤独な闘いを続けています。でも、今は私だけの一人でも、近い将来には私に同調する方が多く生れ出ることを予見させてくれる今日のこの「標語批判」新聞報道でした。
だから、私は今日、勇気ある同調者が必ず将来出現すると確信しました。
コメント
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