1010 Radio

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ロシアの声(10月9日放送)

2005-10-10 | ラジオ

●ここ100年間で、南アジアでは最大の地震の犠牲者の数を出した、
 カシミールでの死者は3万人を越えた事をパキスタンの高官が伝
 えた。またムザファラバードの街は完全に破壊され、多くの町や村
 が壊滅状態にあるとした。今回の地震は隣国のインドやアフガニス
 タンにも及び、インド領ジャム・カシミール州では3千人を超える死者
 が出たとの情報が入っている。
 またプーチン大統領はインドとパキスタンの指導者に電報を送った。
 ロシア非常事態省はパキスタンに、地震の被災者の為の救援隊を
 派遣する。さらにロシアは救援隊の他に、人道援助物質を送る事も
 検討している。

●ベルリンではシュレーダ首相と、キリスト教民主同盟のメルケル党
 首が、大連立を想定した新しい内閣の組閣問題、さらに誰が首相
 を勤めるかに付いて話し合う事になる。
●朝鮮中央通信が伝えるところによると、金正日総書記は平壌で、
 中国の胡錦涛国家主席の親書を託された、中国代表団と会見した。
 今回の中国代表団による平壌訪問は、月曜日が朝鮮労働党結成
 60周年に当たっていることに関連して行われた。
●イスラエル軍はヨルダン川西岸の街で、武装したパレスチナ人1人
 を射殺した。

●イラクのジバリ外務大臣はイギリスの新聞のインタビューで、もしイ
 ラクの人々が15日に実施される国民投票で、新しい憲法案を拒否
 する事になれば、イラクは混沌とした無政府状態に陥ってしまうだ
 ろうとの見方を示す一方で、新憲法が採択されれば、多国籍軍にイ
 ラクからの撤退計画に着手する、可能性を与えるだろうとの期待感
 を明らかにした。
●ポーランドでは大統領選挙の投票日にあたっており、12人の候補
 者が立候補している。

●イワノフ国防相はロシア軍の軍人たちとの契約条件は、一段と難し
 くなるだろうとした。これはしかるべき法案が秋の終わり頃までに下
 院国家会議に提出される。もし最初の5年の間に将校が契約を破棄
 した場合、その将校は軍の学校や高等教育機関で学んだ際の費用
 を、弁償しなければならなくなる。その一方で兵士や下士官にとって
 高等教育機関の予備科に入る条件は緩和される。彼らには契約で
 約束されている賃金と、等しい額の奨学金が支給されるだろうと述
 べた。
●エストニアでは第二次世界大戦中、ドイツと戦ったエストニア人の記
 念碑が復活する。