ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、夏鳥のキビタキを観察しました

2018年05月01日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、すっかり春になり、野鳥の活動が活発化しています。今回は夏鳥のキビタキを観察できました。

 佐久荒船高原では、夜明けからミソサザイやアカハラが鳴き始めます。ミソサザイを観察しようと、午前5時過ぎから散策し始めました。

 すると、美しい鳴き声の野鳥が頭上の木の枝に出て来ました。

 夏鳥のキビタキです。芽生えたばかりのミズキの木の枝で美しい声で鳴いています。



 午前6時前で、既に太陽は地表から昇り始めていますが、まだ太陽は地平線近くにあり、日射しが弱く、まあまあの明るさです。

 キビタキは、ミズキの木の枝に留まって、ある程度、さえずり続けました。





 この夏鳥のキビタキはまず関東地方などの平野部に飛来し、そこで数日間にわたって体調を整えてから、標高が高い高原に上がって来たものです。





 数分間、気持ちよく鳴いてから、別の木に移動しました。そこでまた鳴いています。

 夏鳥のオオルリも、そろそろ高原に上がってくるころです。

 キビタキがいた枝の近くには、コゲラも登場しました。



 コゲラは熱心にエサを探しています。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、雑木林の木々はまだ新芽を出し始めたところなので、その地表にはまだ太陽光が入っています。

 この太陽光が当たっている内に、さまざまなスミレなどが花を咲かせます。



 一番多い品種のスミレの花です。スミレの品種の同定はなかなか難しいです。

 佐久荒船高原も標高の低いところから標高の高いところに、南斜面から北斜面に、春らしい新緑が広がっています。

 佐久荒船高原の中にたくさん生えているズミの木も日当りがいい場所では、花の蕾を膨らませ始めています。



 また、山麓の中では、ヤマザクラが所々で咲いています。



 佐久荒船高原では春を迎え、木々は新緑に染まり始めています。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、フデリンドウが花を咲かせています

2018年05月01日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、陽春を迎え、野鳥の活動が活発化しています。今回はモズの番が巣作りを始めた模様を観察しました。

 佐久荒船高原の南側にそびえてる荒船山(標高1423メートル)はすっかり春本番の雰囲気です。荒船山の艫岩(ともいわ)の直下まで新緑に染まっています。



 佐久荒船高原の山麓に生えている木々も新芽を出し、山麓は新緑に染まっています。“山笑う”の感じです。



 その山麓の中で、ほぼ満開の花を咲かせているヤマザクラの木です。



 このヤマザクラの花は白色です。葉はやや薄い茶色系です。この辺りでは、花を咲かせている木は、このヤマザクラだけです。目立ちます。

 このヤマザクラの木が育っている草原では、ウグイスが鳴き始めています。ウグイスの姿は時々、飛んで移動する時に観察できますが、すぐ移動するので撮影はできませんでした。

 夜明けごろから大きな声で鳴き始めたアカハラです。背の高い木の上で、ずっと鳴き続けています。





 このアカハラが留まっている木までは、かなりの距離があり、周囲の木々の枝のすき間から見えたものです。

 草原では、モズの番が交代で地面に下りて、小枝を集めています。





 巣作りの材料集めのようです。

 草原の端では、フデリンドウが小さな青紫色の花を咲かせています。





 フデリンドウは太陽光が当たると開花し、曇ると花を閉じます。周囲の草が成長する前に、花を咲かせ、種を実らせます。

 ニリンソウも花を咲かせ始めました。



 佐久荒船高原の中央部分にある“コスモスの丘”の中では、コブシの木がまだ花を咲かせています。



 コブシの花の半分ほどは、あせ始めています。このコブシの木の上に野鳥が留まると、絵になるのですが・・。カケスが出てこないかと・・

 佐久荒船高原は早朝もあまり冷え込まず、春本番です。