ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市郊外の広大な田んぼの中に、ダイサギやコサギが集まっています

2017年08月31日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市久下戸や古谷本郷などには、広大な水田地帯があり、現在は稲穂が頭を垂れて、稲が実っています。

 川越市並木にあるJR川越線の南古谷駅から東側には、田んぼが一面に広がる農業地域になっています。昔の荒川水域の水田地帯の面影を残している地域です。

 その稲穂が頭を垂れて、稲が実っている田んぼの中には、ダイサギやコサギが点在していて、実っている稲穂の上に、上半身あるいは首を出しています。

 実っている稲穂の上に首を出しているダイサギです。



 身体の大部分を見せているダイサギです。



 この稲が実っている田んぼの中には、イナゴなどのバッタ類が多数いるために、このバッタ類を食べに来ているようです。

 多くのダイサギヤコサギたちは、多くがそれぞれ1羽ずつ離れています。

 広大な田んぼの中のあぜ道近くのやや湿地にも、ダイサギやコサギが集まっています。





 広大な田んぼの中には、水路が碁盤の目のように整備されおり、その水路近くにも、ダイサギヤコサギが集まっています。カルガモも時々、田んぼの上を飛び回ります。





 その水路の中にも、ダイサギヤコサギが集まっています。



 広大な田んぼの中の休耕田のところにたまった水辺にも、ダイサギヤコサギは来ています。



 実は広大な田んぼの中では、ごく一部では稲刈りがもう始まっています。稲刈り後の地面には、ダイサギヤコサギのえさになるミミズなどが出てきます。

 このため、ダイサギヤコサギは、晩夏・初秋の当面は、この広大な田んぼの中で過ごす気配です。

長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、レンゲショウマが花を咲かせています

2017年08月30日 | 旅行
 長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、レンゲショウマが花をたくさん咲かせています。

 軽井沢町植物園で咲いている晩夏・初秋の山野草の花を見に行った話の続きです。

 軽井沢町植物園では、レンゲショウマは、低木の木々の葉陰で、あちこちで咲いています。葉陰のために、やや薄暗く、光量不足でシャッタースピードが上がらず、撮影した画像の大部分はフォーカスが甘いものでした。





 この時期に軽井沢町植物園に野草観察に来る方々のお目当ては、レンゲショウマの花なのですが、葉陰の薄暗いところで咲いているので、それほど簡単には撮影できません。

 疎林の低木の上部には、センニンソウが絡まって白い花をよく咲かせています。



 このセンニンソウの花は、陽当たりがよく、撮影は簡単でした。





 疎林の低木の根元の地面では、背丈が10数センチの可愛らしい山野草の小さな花が咲いています。





 この山野草の花の品種を示す表示の札が見当たらなかったので、品種名は分かりません。

 軽井沢町植物園では、花が咲いている山野草の近くに、品種名を示す表示の札が配置されていますが、夏になると、当該の山野草が出てくる場所がずれるようで、表示の札が見当たらないものが多くなります。

 キキョウもあちこちで咲いています。



 ミズバショウが咲いていた湿地では、清楚な感じのサワキキョウが咲き始めています。



 サワキキョウは見かけは美しい山野草の花ですが、これは有毒植物です(横溝正史さんが書いた有名な推理小説では、山村の毒薬として出てきます)。

 開けた草原では、イヌタデも花をよく咲かせています。



 このイヌタデは、“赤まんま”との別名で呼ばれる感じがよく分かります。

 花が咲いている山野草に、ミヤマカラスが留まりました。





 ミヤマカラスの羽根は破けています。野鳥に襲われた跡です。

 軽井沢町植物園の森陰では、野鳥がよく鳴いています。残念ながら、野鳥は撮影できませんでしたが・・。

長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、アサマキスゲが花を咲かせています

2017年08月29日 | 旅行
 長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、アサマキスゲが花を咲かせています。

 アサマキスゲはキスゲ系の中では、背の高い山野草です。黄色い花を先端部で咲かせています。





 早く咲いた花は実を付けています。現在、咲いている花は終焉時の花のようです。



 アサマキスゲは、浅間山山麓の軽井沢町を代表する夏の山野草の花です。ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)と比べると、背丈がかなり高く、約2メートルほどもあります)。

 アサマキスゲは、自生しているものがほとんど姿を消したために、軽井沢町ではここで、保護して復元しているという話です。

 軽井沢町植物園では、“秋の花”というイメージが強いオミナエシが既にたくさん咲いています。



 オミナエシは背丈が1メートル半程度で、だいぶ前から育ち続けている様子です。



 諏訪郡下諏訪町の八島湿原で観察できるオミナエシは、背丈が1メートルを超えるものはなかったと思います。

 軽井沢町植物園のあちこちでは、グランドカバー的にアサマフウロ(浅間風露)の花が咲いています。



 アサマフウロの濃い赤桃色系の花はとても魅力的です。

 白い園芸種のような感じの花も咲いています。



 この山野草の花の品種の名前は分かりません。
 
 カラスアゲハ系が飛来し、花から花へと移動し続けています。野アザミの花に留まったカラスアゲ系です。





 羽根の羽ばたきが速いために、羽根部分はいくらかぶれています。羽根部分はいくらか破れています。軽井沢町は野鳥が多いので、野鳥に襲われた結果です。

 晩夏から初秋に入り始めた軽井沢町植物園では、咲いている花の蜜を吸いに、チョウやハチ、アブなどが来ています。
 
 セリ系の小さな白い花に来ているアブです。種類は不明です。



 このアブも花から花へと移動し続けます。

 このハチやアブなどを狙って、オニヤンマも飛行しています。オニヤンマは目につくところには、留まってくれませんでした。

 この軽井沢町植物園には約2カ月ぶりの訪問です。前回、訪れた話は弊ブログの2017年6月28日編をご参照してください。

(追記)軽井沢町植物園で出会ったカラスアゲハ系のチョウは、クロアゲハではないかというご指摘を、自然観察名人の方からいただきました。どうも、このチョウは、クロアゲハのようです。

長野県佐久市の佐久荒船高原では、サラシナショウマなどの花が咲き始めています

2017年08月28日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、サラシナショウマなどの晩夏の山野草の花が咲き始めています。

 標高が約1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、早朝は薄曇りでした。早朝に霧が上がって来たようです。

 午前10時ごろにはほぼ晴れた感じになりました。

 佐久荒船高原の中央にある“コスモスの丘”では、コスモスの草原らしい感じになってきました。



 午前中は薄曇りが多いために、コスモスの成長の遅れは取り戻せていない感じです。

 森の木陰に、初秋から花を咲かせるサラシナショウマの花が咲き始めています。



 サラシナショウマは、小さな白い花がたくさん、縦方向に集まって咲いています。なかなか清楚な花です。

 陽の当たる南向きの斜面では、ツリフネソウが花を咲かせています。




 
 ツリフネソウには、アブが蜜を吸いに来ています。しかし、ツリフネソウは花期の終わりに近づいています。キツリフネも花期を終えつつあります。

 ウドは背丈が伸び、花を咲かせ、実を稔らせる感じになりました。ウドの花はあちこちで咲いています。



 北側斜面の陽があまり差し込まない森陰では、タマアジサイがまだ花を咲かせています。





 タマアジサイは、主に盛夏に咲く花です。少し驚きました。ここは涼しい環境のようです。

 名前の分からない山野草の花です。一度、調べたことがある山野草ですが・・



 晩夏に咲く花の蜜を求めて、アサギマダラやカラスアゲハなどが飛んでいます。

 ほとんどのチョウは羽根が破けています。野鳥に襲われた証拠です。

 森の中では、あちこちでヤマグリ(シバグリ)の実が稔り始めました。



 夕方、午後6時ごろの残照に照らされている荒船山の艫岩(ともいわ)です。



 晩夏から初秋に入り、日が暮れる時間が早まって来ました。

長野県佐久市にある茨城牧場長野支場では、ヒマワリやソバの花が咲き、のどかです

2017年08月27日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市新子田にある茨城牧場長野支場にあるソメイヨシノなどの桜並木では、セミ時雨がうるさい晩夏を迎えています。

 この家畜改良センター茨城牧場長野支場は、日本国内でヒツジやウサギなどの品種改良などを担当している公設の機関(独立行政法人)です。



 この茨城牧場長野支場は、佐久市市街地のソメイヨシノなどのサクラの花見の名所です。4月の話しですが・・。

 現在は、一見すると夏の北海道の牧場風景です。広大な草原が効果を上げています。



 この茨城牧場長野支場の広大な畑は、ヒツジやウサギなどの飼料となる野菜(?)などを育てているといわれています。

 現在、一番目につくのは、ヒマワリです。現在、満開のヒマワリの花は多くが東南方向を向いています。





 これに対して、別の場所に植えられているヒマワリは、蕾の向きはバラバラです。遅く植えられたようで、大部分がまだ蕾です。ただし、一部の開花し始めた花は何となく東向き、あるいは東南向きです。



 ヒマワリは開花し始めると、花の向きがそろうのかもしれません。

 また、この多数が植えられているヒマワリの花畑は、種を採取するためか、単純に佐久市民の眼を楽しませるためなのかは、わかりません。

 昨年とは違う場所に、ソバが植えられ、白い花が一面に咲いています。



 カラマツ林の背後には、浅間山(標高2568メートル)が見えています。ほぼ北側に浅間山がそびえています。



 実は、浅間山の山頂が望めるのは久しぶりです。昨日は山頂部分には、分厚い雲がかかっていました。

 このカラマツ林の前にある、広大な畑は、何かを収穫した後(確かムギだったような記憶が・・)で、畑の土がむき出しになっています。その一部には、ソバの種が撒かれて、芽を出したところです。

 佐久市の市街地から、西に向かって、群馬県との県境になっている内山峠に向かう国道254号線の市街地の外れでは、コスモスが植えられ、“コスモス街道”になっています。

 毎年9月中旬が、“コスモス祭り”として観光地化します(土曜日・日曜日は渋滞が一部で発生します)。

 現在は、コスモスの背丈が1メートルを超し、花がパラパラと咲いています。







 9月中旬には、“コスモス街道”ではコスモスが多数の花を咲かせそうな勢いです。