ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の見出し「肩車型社会 回避なるか 就業率上昇で支え手増」を拝読しました

2018年05月05日 | 日記
 2018年5月5日に発行された日本経済新聞紙の朝刊2面に掲載された見出し「肩車型社会 回避なるか 就業率上昇で支え手増」を拝読しました。

 少子高齢化が進む日本では、高齢者の生活を支える現役世代の人数が年々減り、いずれは現役世代1人で高齢者1人を支える「肩車型社会」の社会が来ると予想されています。

 この「肩車型社会」の到来を避けるために、働く人を増やす就業率上昇によって、社会保証費の“支え手”を増やす考え方が始まりそうだそうです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「『肩車型社会』回避なるか 就業者増え支え手増える」と報じています。



 要は、60歳での定年制度から65歳定年制に変え、さらに65歳以上の高齢者でも働きたい希望者は働く世界を目指しています。これによって社会保証費の“支え手”を増やす考えです。

 総務省が行った「労働力調査」「人口推計」を基にした試算では、2017年には現役世代(15歳から64歳)2,2人が非就労者0.69人を支えていますが、2030年になると現役世代1.9人が非就労者を支えます。

 この試算では、22歳以下の方が働いているという仮定ですが、この想定がよくわかりません。日本の大学への進学率を考えると、不思議な仮定です。

 また、日本ではフルタイムの正規社員と、パートタイムの非正規従業員の給料格差などが議論されていません。実際にはパートタイムの非正規従業員が増えているからです。何を前提にした試算なのかよく分かりません。

 この記事でも、労働時間や年齢によって給料が決まる仕組みを改め、働いた成果によって給料水準が決まる仕組みが必要と指摘します。しかし、そのためには多くの方の議論が必要になりますが、その仕掛けづくりはかなり難しいようです。

 現在は、65歳以上の高齢者でも男性が就業率は30パーセント、女性は15パーセントになっているそうです。

 この記事とは別に、総務省は5月4日に14歳以下の子供(日本に住む外国人の方も含みます)は1553万人と前年度に比べて17万人減り、過去最小になったと発表しています。子供の人口減は止まりそうにありません・・。

 また、さらに別の解説記事では、見出し「年金繰り下げ 選択柔軟」と、公的年金を受け取る年齢を遅らせて、その後の公的年金の受取額(絶対額)を増やす年金額の試算を示しています。なかなか微妙な試算提示です。60歳ぐらいの年齢の方はいろいろと試算した方がよさそうです。

長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、ミズバショウは花期をほぼ終えています

2018年05月05日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の白樺高原の一郭にある女神湖では、ミズバショウやザゼンソウが花期を終えていました。

 北八ヶ岳連山の一番南側にそびえている蓼科山(標高2531メートル)のなだらかな山麓の西斜面に広がるを白樺高原に設けられた人工湖の女神湖は、ほぼ南北方向に紡錘形の湖です。女神湖の湖面の標高は1540メートルです。

 女神湖を囲むカラマツなどの木々はまだ新緑になり始めたところです。



 女神湖の北側には、蓼科山も雪融け水が流れ込む湿原があります。小さな湿原には、遊歩道が設けられています。



 例年ならば、5月連休にはミズバショウ(水芭蕉)やザゼンソウ(座禅草)が咲いています。山麓側の上部には例年では残雪があり、冷たい水が流れているはずですが・・。

 ところが、今年4月は暖かい日々が続いたために、この湿原の残雪はすべて融けてしまい、ザゼンソウはほとんど姿を消しています。

 わずかに包(ほう)を残しているザゼンソウです。



他のザゼンソウは、この包が萎れて、本物の葉を出しています。

 雪融け水が流れ込む小川の中で、まだ咲いているミズバショウです。



 ミズバショウの白い包がまだいくらか残っていました。





 雪融け水が流れ込む小川近くで育っているクリンソウ(九輪草)です。サクラソウ科の山野草です。



 雪融け水が流れ込む小川では、コバイケイソウがもういくらか育っています。



 女神湖の西側にそびえている車山(標高1925メートル)が望めます。霧ヶ峰高原の最高峰の山肌はまだ春になり始めた様子です。



 女神湖の近くでは、ヤマザクラやヤエザクラ系などの木々は、満開を過ぎた感じでした。



 女神湖でも、春の季節は約10日ほど早く、進行していました。