ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県上尾市平にある三ツ又沼ビオトープでは、短時間ですがベニマシコに出会いました

2018年12月31日 | 季節の移ろい
 埼玉県上尾市平にある三ツ又沼ビオトープは、荒川と入間川の合流地点にある沼地・湿地の自然観察用のビオトープです。

 この三ツ又沼ビオトープは、上尾市が自然の豊かさを小学生などに学ばせるために、地域固有種のスミレなどの山野草や昆虫、メダカなどを保護しているところです。

 そして、埼玉県南部を流れている荒川と入間川の合流地点近くにある、昔ながらの沼地・湿地の豊かな自然環境をある程度、保っていることから、野鳥の観察場所にもなっています。

 三ツ又沼ビオトープの入り口から、三ツ又沼まで南下する雑木林沿いの小道は、枯れ葉で埋っています。雑木林の木々はほとんど葉を落としています。



 雑木林の木は葉を落としているため、太陽光が道を照らしています。ここにはハンノキの並木やタケやぶなどがあり、密生したタケやぶの奥には、スズメやヒヨドリなどが潜んでいます。声が聞えますが、姿は見えません。

 三ツ又沼は穏やかな水面です。夕方の日射しを浴びています。



 ここでは、カワセミを見かけることがあるのですが、今回はカワセミは出て来ませんでした。カルガモが数羽、来ていることもあるのですが、カルガモの姿もありませんでした。

 三ツ又沼からさらに南下すると沼地・湿地の上に木道を設けた自然観察ゾーンに入ります。シジュウカラが時々、木の枝から枝へと飛んでいます。

 ここに、たくさん飛来しているのは、カシラダカです。沼地・湿地沿いの山野草の中にいます。山野草の種を食べている様子です。人間が近づくと、タケやぶの中に避難します。

 タケやぶの中に避難したカシラダカです。



 タケやぶの近くの低木に留まったカシラダカです。



 カシラダカは、タケやぶから近くの木に、次々と飛んで来ます。





 ベニマシコのオスがどこからか飛んで来て、少し背の高い木の上部に留まりました。





 ベニマシコはオスとメスが、近くの木の上部に留まって、周囲を伺っています。

 ベニマシコは数分経ったら、どこかに飛び去りました。

 大きな木の幹にコゲラが留まりました。







 今回、一瞬ですが、キツネが出て来ました。あっという間に、消え去りました。

 この三ツ又沼ビオトープは、数年前まではいくらか人気がある冬鳥の観察ポイントでしたが、最近は訪れる野鳥観察愛好家の方が減っている観察ポイントです。

さいたま市大宮区堀の内町にある大宮公園第三公園では、バラの花が何とか咲いています

2018年12月30日 | 季節の移ろい
 さいたま市大宮区堀の内町にある大宮公園第三公園では、バラの花がまだ数輪、咲いています。

 大宮公園第三公園は、大宮公園第二公園の南側にある広大な野原の公園です。その南端側には、“みぬまの森”と呼ばれる雑木林と、湿地帯である“みぬまの沼“があります。

 みぬまの沼では、ヒドリガモなどが水面を進んでいます。





 南端にあるみぬまの沼から、大宮公園第三公園の入り口・出口に向かって北に向かうと、アーチ状に育てられたバラがまだ、いくつか花を咲かせていました。



 このバラの花は何とか咲き続けている様子です。



 同様に、アーチ状に仕立てられたツル状のカロライナジャスミンの黄色い花が咲いています。





 生け垣状に植えられたサザンカの木は花をたくさん咲かせています。



 公園内の木から木へには、シジュウカラが飛び回っています。



 木には、モミジバフウの実がぶら下がっています。



 このモミジバフウの実は初冬を感じさせます。

(追記)ツル状の園芸種の名前は「カロライナジャスミン」だと、植物の園芸名人の方にお教えいただきました。

さいたま市大宮区堀の内町にある大宮公園第三公園では、ハシビロガモなどを観察しました

2018年12月29日 | 季節の移ろい
 さいたま市大宮区堀の内町にある大宮公園第三公園の南端にあるみぬまの沼には、ヒドリガモなどが来ています。

 大宮公園第三公園は、大宮公園第二公園の南側にある広大な野原の公園です。

 大宮公園第三公園の南端側には、“みぬまの森”と呼ばれる雑木林と、湿地帯である“みぬまの沼“があります。

 みぬまの沼の周囲は、背丈が3メーTルほどあるヨシ原に覆われています。このため、大宮公園第三公園の南端側はあまり散策する方がいない様子です。

 みぬまの沼の最南端には、水鳥などを観察できる“野鳥観察舎”と呼ばれている観察窓が開いた塀状の隠れ家があります。

 その“野鳥観察舎”と呼ぶ観察窓から、みぬまの沼を眺めると、午後3時過ぎの西日に照らされた水面が見えます。



 すぐ手前の岸辺には、ヒドリガモなどのカモ類が集まっています。すぐ手前の岸辺は夕日の日射しが直接当たらず、木々やヨシ原の陰で少し暗い感じです。







 そのヒドリガモなどの群れが、岸辺にいくらか上陸し、エサを探しています。





 観察窓から対岸のヨシ原の岸辺を見ると、ハシビロガモが数羽、休んでいます。くちばしが先端に行くほど幅広くなっています。



 肉眼では、対岸の浅瀬に、カモらしい水鳥がいるという程度しか、分かりません。

 顔辺りが濃い緑色のハシビロガモのオスがいます。幅が広いくちばしが特徴です。





 こちらはハシビロガモのメスのようです。



 ハシビロガモがいる水辺の奧にあるヨシ原の中にも、カモが数羽、潜んでいます。

 

 実は、ヨシ原の中のヨシの茎には、スズメなどがたくさん、留まっています。そして時々、飛び上がります。

 日暮れ時を少し感じさせるみぬまの沼では、夕日の輝きを感じる風景でした。

 このみぬまの沼のすぐ横には、芝側というさいたま市を流れる、荒川水系荒川の支流が流れています。芝側はさいたま市の水田には重要な河川です。

さいたま市大宮区寿能町にある大宮第二公園の梅林のウメの木は、蕾を膨らませています

2018年12月28日 | 季節の移ろい
 さいたま市大宮区寿能町にある大宮第二公園の梅林のウメの木は、まだ開花前でした。

 有名な大宮公園の東側にある大宮第二公園は、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設が充実している広大な公園です。

 そして、この大宮第二公園には早咲きのウメの品種の木が並ぶ梅園があります。

 その梅園に行ってみると、ウメの花は1輪だけ咲いていました。





 この早咲きのウメの品種は「八重寒梅」というものです。

 この梅園に植えられている早咲きのウメの木は、蕾をまだいくらか膨らませたところです。







 この梅園の片隅に、ロウバイの木が2本、植えられています。このロウバイも蕾を膨らませているだけです。





 大宮第二公園内を散策すると、ピラカンサスの赤い実が目につきました。



 また、マユミではないかと推定される実も目につきました。



 大宮第二公園は、サザンカの花がたくさん咲いている晩秋から初冬の風景でした。

 この大宮第二公園の梅林では、早咲きのウメの開花まではまだ1週間ほど、かかりそうです。

埼玉県坂戸市小沼にある広大な水田地帯には、コハクチョウが落ち穂などを食べに来ています

2018年12月27日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市小沼にある広大な水田地帯に、コハクチョウの群れがイネの落ち穂などを食べに来ていました。

 この坂戸市小沼にある広大な水田地帯は、越辺川(おっぺがわ)の流れの南側にある農業地域です。今は当然、稲刈り後の農閑期です。

 この小沼にある広大な水田地帯は、コハクチョウの飛来地になっている埼玉県比企郡川島町八幡の越辺川の淀みの南東側に位置しています。

 午前10時ごろには、コハクチョウは夜を過ごした“コハクチョウの飛来地”の淀みから、この広大な水田地帯までエサを求めて飛んで来ます。





 昼間は、この広大な水田地帯で、コハクチョウは落ち穂や草の新芽などのエサを探して食べています。

 見た感じでは、このコハクチョウの群れは約40羽ほど、来ている様子です。





 このコハクチョウの群れの中には、羽根の色がまだ灰色の幼鳥もいます。



 この水田地帯はかなり広大なので、落ち穂を食べた場所から少しずつ、移動していくようです。









 一般的には、コハクチョウは数個のグループに分散して、いくつかの場所でぞれぞれが落ち穂などを食べています(今回は、この群れしか見つけられませんでした)。

 午後3時から4時過ぎになると、コハクチョウたちはいくつかのグループに分かれて、次々と飛び立ち、川島町八幡の越辺川の淀みに戻ります。夜間は、越辺川の淀みが敵に襲われない安全な場所です。

 この坂戸市小沼にある広大な水田地帯に来ているコハクチョウの数をみると、川島町八幡の越辺川の淀みに飛来しているコハクチョウは50羽ほどに増えたようです。

 埼玉県比企郡川島町八幡の越辺川の淀みに、コハクチョウたちが戻って来た風景は、弊ブログの2018年12月12日編をご参照してください。