ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県南部を流れる荒川支流に、ダイサギやコサギなどの水鳥が飛来しています

2013年10月31日 | 季節の移ろい
 埼玉県南部を流れる荒川の支流の河川に、ダイサギやコサギなどの水鳥多数が飛来しています。

 先週末に、台風27号が関東地方に大雨を降らせた影響で、近所の荒川の支流の河川は一時は、濁った水が激しく流れていました。数日経って、河川の水がやっと澄んできました。

 秋の夕日に照らされている、清流に戻った支流の河川です。



 支流の河川にダイサギやコサギなどが飛来し、ある程度の間隔で浅瀬に降り立ち、川の中にいる小魚を狙っています。

 川岸にいるコサギの近くに、1羽のダイサギが降りてきて、2羽、仲良く魚を狙っています。



 別のダイサギが浅瀬をゆったりと歩いています。



 カワウが1羽、河川の流れに舞い降り、すぐに潜水して魚を探し始めました。





 先週、台風27号が本州に接近する以前は、この河川にはカワウが一定間隔ごとに何羽もいて、それぞれが盛んに潜っていました。

 カモも多数、泳いでいます。カモでは多いのはカルガモです。

 ヒドリガモが1羽、浅瀬にいます。



 荒川支流の川岸沿いの草原では、低木の梢に留まるモズを時々、見かけるのですが、今回は残念ながら、出会えませんでした。ジョウビタキのメスらしい野鳥が一羽、飛んでいました。冬鳥の渡り鳥を見かけることが増えています。


日本経済新聞紙「私の履歴書」の利根川進さんの“日本の大学論”を拝読しました

2013年10月30日 | 日記
 日本経済新聞紙の最終面である文化面の看板コラムの「私の履歴書」は、2013年10月は分子生物学者・米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授の利根川進さんが執筆しています。

 1987年に、ノーベル生理学・医学賞を受賞したというハイライト部分の話が終わり、その後は日本の理化学研究所が1997年に新設した脳科学総合研究センターの研究機関としての設立にかかわった話に入っています。

 2013年10月28日に掲載した「私の履歴書」では、「日本の大学 ピラミッド型が問題」との見出しで、日本の大学の在り方を自己流で分析しています。日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「日本の大学 ピラミッド型が問題」として掲載されています。 



 利根川さんは「日本では大学の序列がピラミッド型に決まっている点が問題です。しかもいわゆる上位に『上位』にいると思い込んでいる大学ほど、優秀な学生を他の大学に出したり外の優秀な学生を採用したりする意欲がひくくなっています」と印象論的な感想を述べています。
 
 これに対して、「米国の大学はピラミッド型ではなく台形のような構造です」といい、「教授から学生まで研究者は非常に流動的です」と続けます。

 日本の大学も、企業に就職する学生はそれほど他大学に移るという流動性は少ないですが、日本の大学の『研究者』は流動的になっていると感じています。利根川さんの分析は、やや古いステレオタイプの印象論と感じました。

 しかし、2013年10月30日に朝日新聞紙朝刊の一面トップに掲載され、そのWeb版である朝日新聞 DIGITALでは、見出し「『天の声』で入選差し替え 日展書道、事前配分」として掲載された記事が気になりました。



 同記事は「国内最大の公募美術展である日展の「『書』の審査が『派閥の論理』でゆがめられていた。会派幹部の証言からは、入選数を会派ごとに割り振る慣行が続いていたことがうかがえる」と報道しています。

 “村”社会の有力者による派閥政治によって、書の評価が部分的にゆがめられていたという内容です。

 この記事を読んで、日本のピラミッド型の大学の序列による、大学内の“有力者”による支配が残っている可能性もあるかもしれないと感じました。

 日本の大学が、大学の研究者を公正に評価しているかどうか、なかなか微妙な問題にようにも感じました。かなり難しい問題です。しかし、日本の科学技術を支える大学の実情に直結した課題であるため、しっかりとした分析が必要な問題です。

長野県茅野市山麓の麦草峠付近は、夜中には氷点下になっているようです

2013年10月29日 | 旅行
 長野県茅野市と南佐久郡佐久穂町の境にある麦草峠(むぎくさとうげ)は、標高が2120メートルもある、北八ヶ岳連山にある峠です。

 麦草峠にある山小屋の麦草ヒュッテから北方向に見える茶臼山です。麦草ヒュッテから国道299号を挟んで、向かい側に見える山です。



 北八ヶ岳連山を構成する茶臼山は標高2384メートルと高い山です。

 茶臼山の背後に縞枯山(標高2403メートル)がそびえています。縞枯山は多くの登山家が登る人気の山です。

 麦草ヒュッテ側から国道299号を渡って、茶臼山山麓の針葉樹林の山道に入る入り口にある茶水池です。



 小川の清水が流れ込んでいる小さな池です。

 針葉樹の間で、赤い実をつけている低木がありました。



 麦草ヒュッテの背後にそびえている丸山の山麓側の針葉樹林とその前の草原です。



 標高が高い麦草ヒュッテ付近は、夜中・明け方は氷点下になっているようです。地表にしみ出た水が凍っています。



 たまり水の表面に氷が張っています。

 標高が2000メートルを超す麦草峠付近の国道299号は冬期は閉鎖され通行止めになります。麦草峠付近は、冬期は雪が深い極寒の地になります。

 麦草峠から国道299号を佐久穂町・小海町側につづれ織りにいくらか下ると、ダテカンバ林やカラマツ林が紅葉しています。広大なカラマツ林は黄色く紅葉しています。



 カラマツの上部に、シジュウカラかヒガラなどの野鳥がさえずっていますが、葉の陰でよく見えませんでした。秋が深まる北八ヶ岳の連山の山麓です。


長野県佐久穂町にある八千穂高原では、シラカバ林が紅葉し始めています

2013年10月28日 | 季節の移ろい
 長野県南佐久郡佐久穂町の西側にある八千穂高原では、自慢のシラカバ(白樺)林が紅葉し始めています。黄色い葉になる紅葉です。

 佐久穂町の市街地から“北八ヶ岳連山”の山麓を目指して南西方向に山道をひたすら上がると、標高が1400メートルぐらいの八千穂高原に出ます。八千穂高原には自称“日本一美しい白樺林”が広がっています。





 八千穂高原の上部に、人工湖の八千穂レイクがあります。秋空の快晴の下で、釣り人が釣りを楽しんでいます。



 八千穂レイクの湖面の上空を、ゆうぜんと飛ぶ猛禽類の鳥です。



 猛禽類の野鳥には詳しくないので種類は分かりません。

 人工湖の八千穂レイクの西側には、“北八ヶ岳連山”の八柱山がそびえています。その山肌が紅葉しています。カラマツなどの針葉樹が紅葉しています。

 八柱山のさらに西側には、名峰の縞枯山や茶臼山がそびえています。

 八千穂高原の少し上には、今年の6月に行った八千穂高原自然園があり(弊ブログの2013年6月8日編)、ここもシラカバや落葉樹などが紅葉しています。



 八千穂高原自然園の上側にみえる、“北八ヶ岳連山”の山麓です。一見、深山という雰囲気です。



 自然豊かな八千穂高原はどの季節に行っても、気分がよくなる高原です。

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、紅葉が日に日に濃くなっています

2013年10月27日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では紅葉が始まり、落ち葉が積もり始めています。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の山麓では、針葉樹の間に生えている落葉樹の葉が色づき始めています。



 主に落葉樹で構成された森では、木々が紅葉し、葉が紅色や黄色などの変わり始めています。







 落葉も増え、山道には落ち葉が数センチメートル積もった、ふかふかの絨毯(じゅうたん)になっています。

 針葉樹の幹に巻き付いたつる性の植物も美しく紅葉しています。



 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山の艫岩(ともいわ)の下側の山麓でも、紅葉が日に日に濃くなっています。



 10月26日の午前まで、佐久荒船高原では台風27号の影響で雨が降っていました。かなりの量の雨が降ったようです。佐久荒船高原の湧き水が出る場所では、清水が吹き出し周囲に水があふれています。