ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の記事「大容量データ拠点整備」を拝読しました

2015年01月31日 | 日記
 2015年1月30日に発行された日本経済新聞紙朝刊の一面トップに掲載された「大容量データ拠点整備 『モノ』すべてネット接続で需要」を拝読しました。

 さまざまな製品・装置がインターネットによってつながるIOT(Internet of Thing)を実現するために、データセンターを新設・増設するという話です。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも「大容量データ拠点整備 『モノ』すべてネット接続で需要」という見出しで伝えています。



 日本のIT(情報技術)大手のNTTデータや富士通、NECなどは2015年度から2017年度に投資額4000億円規模のデータセンターの新設・増設の投資を行うそうです。

 NTTデータは床面積が数万平方メートルのデータセンターとしては最大級の施設を東京都三鷹市に新設するそうです。投資額は約2000億円だそうです。

 富士通は2017年度までに群馬県館林市と兵庫県明石市にデータセンターを3棟以上増設する見通し。NECは神奈川県内にデータセンターを増設する見通しだそうです。

 日本では製造業の工場などで、生産用のさまざまな装置・機器がインタネットを介して情報収集するIOTが進むために、膨大な情報を処理するデータセンターの需要が高まるとの見通しが強まっていることへの対応のようです。

 データセンターを増設するIT大手の1社である日立製作所は、工場設備などの運用監視・診断などの保全管理サービスを製造業向けに提供し始めていると伝えます。こうした工場設備とのIOTによって収集したビッグデータを分析するためのデータセンター需要が増えるとみています。

 こうした日本企業の動向に対して、米国のIT大手企業のアマゾン・ドット・コムやIBMはデータセンターの増設では先行しているそうです。

 IOTは、橋や水道などの社会インフラストラクチャーの運営や監視などの管理業務にも適用されつつあるそうです。

 この結果、世界中のデータ通信量は2020年には40兆ギガバイトと、2010年時の約40倍に拡大する見通しだそうです。サイバー攻撃などに耐える厳重な管理を実施するデータセンターが強く求められているそうでうす。

2015年1月30日の朝は、関東ではいくらか雪が降りました

2015年01月30日 | 日記
 2015年1月30日の早朝から雪が降るとの天気予報が出ていました。

 1月29日夜の天気予報では「二つの低気圧がそれぞれ本州の南岸と日本海側を進むために、関東甲信越では、雪か雨になり、平地でも積雪のおそれがある」と伝えていました。その後、「明日30日早朝は関東では降雪になるおそれが強い」という天気予報が流れました。

 1月30日の早朝は小雨模様でしたが、午前7時過ぎから小雪になり、午前8時には本格的なボタン雪風になりました。地面はまだ暖かいので、雪はすぐに融けます。

 外出すると、私鉄網は相互乗り入れによって、電車は少し遅れ気味でした。電車は途中で時間調整のために、当該駅で時々、1分ほど停車することを繰り返しました。

 1月30日午後0時時点の天気図です。



 午前11時過ぎには、東京都江東区のお台場では雪は雨に変わっていました。でも、気温は低く、手袋がほしいぐらいの気温でした。

 午後4時近くの埼玉県和光市の和光市駅のプラットフォームから見える外観です。雪が数センチメートル積もっています。



 手前に見える屋根に、雪が数センチメートル積もっています。

 道路は雪が融けていますが、畑などでは積雪したままです。
 
 都心部は積雪数センチメートルで混乱します。雪国の方からみれば、お笑いの動揺なのですが・・

さいたま市大宮区の大宮公園第二公園では、コウバイが咲き始めています

2015年01月30日 | 季節の移ろい
 さいたま市大宮区に広がる大宮公園第二公園の梅林では、コウバイ(紅梅)の花が咲き始めています。

 大宮公園の近くに設けられ大宮公園第二公園は、さいたま市の大宮区や見沼区市の東側を流れる芝川の治水対策として調節地を中心に整備された公園です。テニスコートが多数、整備されています。野球場もあります。

 大宮公園第二公園の中にある、有名な梅林では、植えられたウメの木の約一割がコウバイを咲かせています。





 現在、花を咲かせているのは早咲きのコウバイの品種のようです。周囲にウメの花のいい薫りが漂っています。

 大宮公園第二公園のゲートの一つでは、花壇の中でチューリップが花を咲かせています。





 花壇はサンショクスミレなどと一緒に構成されています。

 数本ですが、マンサクの木が植えられており、花を咲かせています。



 公園の通路沿いに植えられたサザンカの木には、メジロが花の蜜を吸いに来ています。



 大宮公園第二公園は、大宮氷川神社などを含む大宮公園の近くに設けられた都市公園です。大宮公園と大宮公園第二公園を併せると、かなり広大な公園になります。土曜日や日曜日、祭日などは多くの方が訪れる都市公園です。

シンポジウム「グローバル競争の中での自立した大学のあり方」を拝聴しました

2015年01月29日 | 日記
 2015年1月28日に東京大学政策ビジョン研究センターが開催したシンポジウム「グローバル競争の中での自立した大学のあり方」を拝聴しました。

 最近話題の研究不正・利益相反を防ぐ手立て(ガバナンスとコンプライアンス)などを、各国の各大学はどのように実施しているのかなどを伺いました。

 欧州、米国、日本では、大学が誕生した経緯・背景などが異なり、社会的な使命にも微妙な違いがあります。このため、“自立した”という本質的な中身は、欧州、米国、日本でかなり異なります。このため、今回のメインテーマではなく、英語で“Dual Use”、日本語では“機微技術”と訳される、研究成果の想定外の悪意ある使い方について伺った感想を述べます。



 “Dual Use”とは、ある研究テーマの研究成果などを学術論文や特許などのコンテンツとして社会に公表すると、“悪意”を持つ他人が別の悪意ある利用法などを考え、使う可能性があることです。

 たとえば、日本のある有力大学の研究者が米国の大学と共同研究した鳥インフルエンザの研究成果が、テロリストなどに“生物化学兵器”として利用される可能性があると、米国の某機関から指摘され、学術雑誌への学術論文の投稿内容が議論されたことが数年前にありました。

 米国では10数年前の2001年に、炭疽菌入りの手紙テロが起こりました。これを真似しようと、日本の某宗教組織が炭疽菌についての学術論文などを集めたという事件がありました。

 バイオテクノロジーなどの学術研究は「人類の病気克服や農業革命などによる食料増産、環境保存などの解決策になる可能性を秘めている」と、学術研究を進める意義を、今回講演された米国の大学教授は説明します。その一方で、各研究成果を“Dual Use”として悪用される可能性もしっかりした検証が必要です。研究を実施する本人、大学の部局の責任者、大学の経営陣などがそれぞれの立場から、当該研究内容を検証し、さまざまな可能性を議論し、“Dual Use”の可能性を減らす・無くすことも並行して進める必要が高まっています。正確には、大学のガバナンスとコンプライアンスを適正に実施することです。

 バイオテクノロジーに加えて、情報技術・情報科学(コンピューターサイエンス)分野などでも、インターネット上での悪意ある操作・犯罪などの可能性も想定されます。

 研究者自身が自分の研究内容について、“Dual Use”の可能性を検証し続ける姿勢が大切です。学術研究の中身が高度になればなるほど、様々な視点からの検証が必要です。

 たとえば、人工知能の研究成果は、将来、自分たちの仕事を奪うと考える市民が米国には多いそうです。こうした可能性も議論をし続けることも大切です。人工知能の研究成果はかなり難解な内容ですが、研究当事者以外もその研究内容を検証する“知力”が必要になります。

群馬県前橋市の赤城山南面にある嶺公園では、アトリにも出会いました

2015年01月28日 | 旅行
 群馬県前橋市嶺町の赤城山南面にある嶺公園に、野鳥観察に行った話のまだ続きです。

 赤城山南面の標高300メートルから380メートルの裾野部分にある嶺公園には、さまざまな野鳥が飛来しています。

 ミヤマホオジロの群れが飛来していた場所に、アトリの群れも来ました。







 アトリは冬には大きな群れをつくる時があります。雪の中のアトリの大群はとても美しいそうです。

 アトリの群れの側に、ガビチョウも近づいて来ました。数羽います。



 ガビチョウは残念ながら、日本ではペットとして輸入された個体が“かご脱け”によって野生化した野鳥です。日本国内では、外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定され、駆除対象になっています。在来の野鳥の繁殖を脅かす可能性があるからです。

 ミヤマホオジロやアトリの群れがエサを探す山麓の斜面には、ヤマガラやシジュウカラもいます。ミヤマホオジロの出現を待っている時に、すぐ側の木に留まったヤマガラです。



 雑木林の中の落ち葉が積もったところでは、シロハラがエサを探しています。



 シロハラは目つきが厳しいです。シロハラも日本に越冬するために飛来する冬鳥です。

 自然豊かな嶺公園では、冬を過ごす、さまざまな野鳥を観察できます。