ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野市戸隠の戸隠森林植物園では、ミズバショウが白い包をたくさん咲かせています

2018年05月15日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠森林植物園は、長野県内で有数の山野草や野鳥などの宝庫です。5月中旬は、いろいろな野鳥が観察できることから、多くの野鳥観察愛好家の方が集まります。

 戸隠森林植物園は、戸隠神社の奥社へと続く参道沿いに広がる樹林帯・湿地です。標高は約1200メートルあります。

 戸隠森林植物園の北西方向には、独特の山容を見せる戸隠山(標高1904メートル)がそびえています。





 早朝の午前5時から戸隠森林植物園の中を歩き始めました。この日は、薄曇りで朝日が弱々しく、いくらか寒い朝でした。

 今年は、4月の暖かさによって、戸隠森林植物園の残雪はほとんど融けて、雪融け水が流れて、ミズバショウ(水芭蕉)が白い大きな包を咲かせています。





 ミズバショウの本当の花は、白い包の真ん中に立っている円柱状のものです。小さな花がたくさん咲いています。



 雪融け水が豊かに流れ、リュウキンカの黄色い花もたくさん咲いています。





 カタクリはもう大部分が花期を終えています。



 アズマイチゲは、早朝だったために、まだ花が開いていません。

 この時期の野鳥観察のお目当て対象は、当然、夏鳥のキビタキです。しかし、今回はキビタキには出会うことができませんでした(戸隠森林植物園で、キビタキに出会えなかったのは、初めてです)。

 キセキレイが、雪融け水が流れる小川沿いの木の枝に出て来ました。美しい声で鳴きます。





 お目当ての夏鳥のノジコも高い木の上から降りてきませんでした。