ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

滋賀県東近江市伊庭町の琵琶湖沿いの伊庭内湖にある能登川水車を拝見しました

2018年06月30日 | 旅行
 滋賀県東近江市伊庭町の琵琶湖沿いの湖畔道路から、伊庭内湖にある能登川水車にやっと、辿りつきました。

 東近江市伊庭町の琵琶湖沿いの湖畔道路を通る時に「能登川水車」(のとがわすいしゃ)の案内の標札をよく見かけます。

 ところが実際には、車で約10分程度、南東方向に移動する必要があり、特に地図などの案内は出ていません(このため、以前に何回か探したのですが、見つけることができませんでした)。



 伊庭内湖から琵琶湖に向かって流れ出ている川沿いに南東方向に移動すると、直径が約13メートルと巨大な水車が見えてきます。





 この水車は関西圏では、一番大きいのだそうです。



 この伊庭内湖は、カヌー競技をする“カヌーランド”になっているそうです。



 伊庭内湖の周辺は公園になっていて、散策できるようです。また、昔の水車を利用した精米作業を再現した水車資料館も設置されているそうです。

 また、水車をディスプレーした食事処も設置されています。



 公園には、広大なヨシ原があり、この中からオオヨシキリの大きな鳴き声が聞えます。オオヨシキリは葉陰にいるようで姿は見えません。

 伊庭内湖の周辺は水田を中心とした農業地帯です。







 この近くにある農産物の直売所などでは、「スイカ特売」などの案内が出ていました。

 この辺りは、スイカの名産地のようでした。

滋賀県米原市醒井にある街中を流れている地蔵川では、バイカモの花が咲き始めています

2018年06月30日 | 旅行
 滋賀県米原市醒井にある旧宿場町の街中を流れている地蔵川では、バイカモの花が咲き始めています。

 この街中を流れている小さな清流の地蔵川沿いにある市街地は、中山道61番目の宿場だった醒井宿(さめがいしゅく)の宿場町の面影・風情をよく残しています。

 清流の地蔵川は石垣などが組まれた川面を流れています。とても澄んだ清流です。



 水草であるバイカモ(梅花藻)の白い花を水面から出して、咲いています。







 このバイカモは、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草の水草です。清流でないと、バイカモは育たないそうです。

 梅雨時のころになると、この地蔵川では、バイカモが花をたくさん咲かせるので、多くの方が観光にやってくるそうです。

 旧宿場町らしい市街地に反って流れている地蔵川に沿って、サクラの並木が植えられ、その木陰では、現在はアジサイの花がよく咲いてます。



 さまざまなアジサイがいろいろな花を咲かせています。







 ヒメギボウシの花も咲いています。夏が近い様子です。



 この地蔵川沿いにある市街地にお住まいの方々は、いろいろな園芸種などを植えて、手入れをなさっています。

 この地蔵川は、居醒の清水(いさめのしみず)などから湧き出る清水が源流だそうです。この居醒の清水は、醒井の加茂神社の境内からわき出している名水だそうです。

さいたま市緑区にある見沼自然公園の修景池では、トンボが飛び回っています

2018年06月29日 | 季節の移ろい
 さいたま市緑区にある見沼自然公園の修景池では、ショウジョウトンボなどが飛び回っています。
 
 見沼自然公園の中央部にある修景池では、5月半ばごろからスイレンが水面を覆って、たくさん花を咲かせています。



 たまたま、午後2時過ぎに、修景池を訪れたところ、水面に広がったスイレンの花は少し花を閉じていました。







 そのスイレンの花などの上や水面の上を、ショウジョウトンボなどの数種類のトンボが飛んでいます。

 赤い胴体のショウジョウトンボは、修景池の岸辺の草や枯れ枝などの上に留まります。





 青紫色の金属光沢の羽根を持つチョウトンボも、多数が飛んでいます。このチョウトンボは、草などの上に留まると、他のチョウトンボがすぐにちょっかいを出し、すぐ飛び上がります。撮影しにくい対象です。

 やっと、草の上に留まったチョウトンボです。





 チョウトンボの金属光沢の青紫色の羽根は逆光によって黒い色になって見えます。



 実は、シオカラトンボやコシアキトンボも水面の上を何頭も飛んでいますが、なかなか草の上などに留まりません。

 岸辺から、いくらか離れたスイレンの花の上に留まったウチワヤンマではないかと推測したトンボです。



 夏が近づいている見沼自然公園の修景池は、トンボの楽園になっていました。水中に産卵して、子孫を残す作業に励んでいます。

埼玉県川越市郊外にある伊佐沼では、コアジサシがいくらか残っていました

2018年06月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市郊外にある伊佐沼では、北側に設けられたハス田の中で、古代ハスがピンク色の花をいくらか咲かせ始めました。

 伊佐沼は農業用水をして水を蓄え、周囲の田んぼなどに水を供給しています。南北にいくらか長い伊佐沼の北側にはハス田が設けられています。

 北側にあるハス田の中に設けられた遊歩道の上から、南西側の伊佐沼の岸辺とサクラ並木などを見た風景です。



 北側にあるハス田では、ハスが葉を大きく成長させ、ハスの花の蕾がいくつか立ち上がってきています。 

 そして、ピンク色の大きな花が咲き始めています(撮影は午前10時ごろです)。





 ここに植えられているのは、古代ハスとして有名な「大賀ハス」です(と伺っています)。

 古代ハスが大きな葉を繁らせたために、カイツブリの“浮き巣”がどこにあるのか分からなくなりました。

 池の底に刺さった木の棒の上などで、絶滅危惧種の水鳥のコアジサシが休んでいます。コアジサシは全長が24センチメートルから28センチメートルぐらいだそうです。





 コアジサシは番で巣をつくり、卵を温め、ヒナをかえす時期はどうも過ぎたようです。のんびりとしています。







 コアジサシたちは、のんびりしています。番のオスが、相手のメスに捕らえた小魚をプレゼントする仕草をしない感じです。



 このコアジサシたちは、日本から離れる時期を見積もっているのでしょうか・・。真相はわかりません。

 伊佐沼に飛来したコアジサシたちが、子育てが終わって(いると考えられて)、ややのんびりとし始めた話は、弊ブログの2018年5月31日編をご参照してください。

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、イワカガミが見ごろになっていました

2018年06月27日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、6月下旬には山野草のイワカガミの花が見ごろを迎えます。

 この池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた火口原に広がる高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 地蔵峠から湯ノ丸スキー場の上部を目指してくねくね道を上がると、その先の山岳道路の入り口部分に、池の平湿原の駐車場があります。

 池の平湿原の出発店となる駐車場から針葉樹林の中の山道を池の平湿原に向かって下っていくと、約20分ほどで池の平湿原に到着します。



 池の平湿原をほぼ一周する木道の東側部分には、針葉樹の森がすぐ側まで迫っています。この針葉樹の森がすぐ側まで迫っている森陰のある大きな岩の表面は木陰なために、コケが生えていて湿った感じです。

 その湿った感じの苔むした岩の表面には、イワカガミが群生しています。





 どのイワカガミも深みのあるピンク色の花を咲かせています。





 池の平湿原の中の日当りがいい草原部分でも、イワカガミの花が咲いています。





 池の平湿原を囲む森の中では、アズマシャクナゲの木が蕾を膨らませています。



 池の平湿原の所々に生えている低木には、ビンズイが来て留まります。





 池の平湿原の木道を歩く観察者などの人影がない時には、ビンズイは木の上部で、よくさえずり続けます。

 6月下旬の池の平湿原は、訪れる方がまだかなり少なく、静けさに満ちています。