ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪郡下諏訪町などにまたがる八島湿原では、シモツケソウの花が咲き始めています

2018年07月31日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがる霧ヶ峰高原にある八島湿原では、シモツケソウの花が咲き始めています。

 八島湿原の西端の入り口に到着し、八島湿原の南西側の山麓沿いの木道を進み始めた話の続きです。



 車山(標高1925メートル)の北西側に位置する八島湿原の標高は1630メートルです。

木道の湿原側では、桃色のシモツケソウの花がたくさん咲いています。草原を美しく彩っています。





 同様に、木道の側では濃い黄色のキンバイソウが花を咲かせています。





 キンバイソウの花はとても美しいので、夏の山野草の中では人気の高い花です。

 青紫色のクガイソウも咲いています。





 八島湿原で育つクガイソウは、花が長く伸びて育っています。

 オミナエシもやや大きく育っています。



 木道の上に、今年産まれたノビタキの幼鳥が出て来ました。





 この日は晴天のおかげで、花をよく咲かせている山野草に、アブやハチ、チョウなどが蜜を吸いに来ています。この昆虫を狙って、夏鳥のノビタキが飛び交っています。

 晴天の下で、さまざまな山野草が花を咲かせ、美しい景色になっています。



 散策する方があまり、いない静かな八島湿原です。

長野県諏訪郡下諏訪町などにまたがる八島湿原では、ヤナギランの花が咲き始めています

2018年07月30日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがる霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ヤナギランの花が咲き始めています。

 八島湿原の西端の入り口に午前8時半過ぎに到着し、八島湿原の南西側の山麓沿いの木道を進みました。



 車山(標高1925メートル)の北西側に位置する八島湿原の標高は1630メートルです。約4週間ぶりに、八島湿原の木道を進みました。

 奧に見える車山肩(標高1800メートル)の山麓に比べて、標高が約200メートル低いのですが、湿地のためか、平均気温が異なり、花を咲かせている山野草の種類が微妙に違います。

 八島湿原の南西側の山麓沿いでは、ヤナギランが花を咲かせ始め、華やかな風景です。



 ヤナギランの真ん中辺りから花をいくらか咲かせ始めています。





 ヤナギランの中には、まだ花が開いていないものもあります。

 広大な八島湿原の南西側の山麓沿いでは、ノハナショウブの花がまだ咲いています。





 広大な八島湿原では、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の花も所々で、まだ咲いています。



 オモナエシの花も咲いています。



 ノビタキのオスが出て来て、大きなシシウドに留まりました。


 
 このノビタキのオスは夏羽根から少し色が変わり始めている様子です。

 八島湿原の南西側の山麓沿いをかなり進むと、県指定史跡の御射山遺跡近くまで到達し、車山の車山肩の北側山麓にあるヒュッテが見えました。



 先ほど、この車山肩の北側山麓のヒュッテの側から、八島湿原を見下ろしたばかりだったのですが・・。

 この車山肩の北側山麓のヒュッテ近くまで行った話は、弊ブログの2018年7月29日編をご覧ください。


長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩の山麓は、あたかもスイスの高原のような風景です

2018年07月29日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩の北側に広がる山麓の草原では、いろいろな山野草が花を咲かせています。

 車山(標高1925メートル)の車山肩は、車山への登山や北側に広がる八島湿原までのトレッキングの出発点・終着点です。

 車山肩(標高1800メートル)から北側に広がるなだらかな山麓の草原を進むと、北側の眼下には八島湿原の一部が見えてきます。





 最初は、八島湿原側には霧がいくらかかかっていました(早朝だからです)。

 車山山麓の北側のなだらかな草原は、一見すると、スイスの“ツェルマット”の草原を思わせる景色です。あるいはオーストリアの“チロル”を髣髴(ほうふつ)とさせます。



 この辺りは、実は、本来はコバイケイソウやシシウドなどの群生地なのですが、今年は7月下旬で、コバイケイソウは花期を終えていました。

 山麓の草原では、カワラナデシコが所々で咲いています。濃い桃色のカワラナデシコ花が鮮やかです。



 薄紫色のマツムシソウの花も所々で咲いています。



 青紫色のクガイソウの花も咲いています。



 ツリガネニンジンの小さな花も所々で咲いています。



 白い小さなイブキボウフウの花が咲いています。セリ科の山野草です。



 キク科キオン属のコウリンカの花もいくらか見かけました。濃い赤みがかった黄銅色の花です。



 なだらかな草原では、夏鳥のホオアカも出て来ました。



 車山肩から山麓の草原を北に進むと、この辺りは散策する方があまりいません。ほとんど人がいない静かな草原を楽しみました。


長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩では、夏鳥のホオアカなどが飛んでいます

2018年07月28日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩は、午前6時ごろには快晴の夏空でした。そして快晴の下で、さまざまな山野草が花を咲かせていました。

 車山(標高1925メートル)の西側中腹にある車山肩(標高約1800メートル)は、霧ヶ峰高原・車山のトレッキングの出発点です(霧ヶ峰富士見台の北西側に位置しています)。

 ここはゼンテイカ(通称 ニッコウキスゲ)の大群生地ですが、ほとんどが花期を終えています。開花の全盛期には、多くの観光客で賑わいます。

 花をまだ咲かせているゼンテイカの花です。





 カワラナデシコが、所々で桃色の美しい花を咲かせています。



 夏の後半を彩るヨツバヒヨドリの花が咲き始めています。



 同様に、夏の後半を彩るマツムシソウが花を咲かせています。淡い紫色が美しい花です。



 夏の山野草の花があちこちで咲いているために、チョウやハチ、アブなどが花の蜜を吸いに来ています。その昆虫を狙って、夏の野鳥が飛び回っています。

 草原を飛び回っている夏鳥のホオアカが岩の上に留まりました。



 ホオアカは周囲を見回しています。







 車山肩から西側に広がっている霧ヶ峰高原・車山の山麓です。ゼンテイカの開花時期には、黄色い花がたくさん咲いていたのですが・・。



 霧ヶ峰高原・車山は、もう夏景色の後半部に入ったような雰囲気です。

 この霧ヶ峰高原の車山肩で、ゼンテイカが花を咲かせ始めた話は、弊ブログの2018年7月3日編をご参照してください。

長野県諏訪市四賀にある霧ヶ峰富士見台の山麓では、ゼンテイカの花は終わっています

2018年07月28日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある霧ヶ峰富士見台の北側斜面では、ゼンテイカの花は既に終わっていました。

 諏訪市郊外の霧ヶ峰高原から東側にある茅野市と北佐久郡立科町にまたがる白樺湖をつなぐ観光道路のビーナスラインを、車山肩から南に向かってからさらに北東方向に大きくUの字に曲がると、その先には茅野市が眼下に見える霧ヶ峰富士見台があります。

 霧ヶ峰富士見台の北側にある車山(標高1925 メートル)の南側の山麓部分は、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)などが群生する、山野草観察の名所です。



 例年ならば、7月末でもゼンテイカの花がいくらか咲いているのですが、今年の7月は暑かったために、ゼンテイカは本のわずかに咲いている程度でした。

 何とか見つけたゼンテイカの花です。



 ほとんどのゼンテイカの茎の先端は、既に実をつけています。





 最初は、ゼンテイカの花だと思ったアサマキスゲ(ユウスゲ)の花です。



 花の色が明るい黄色いので、アサマキスゲと推定しました。

 マルバダケブキの濃い黄色の花が目立ちます。



 ツリガネニンジンの淡い青紫色の花もたくさん咲いています。



 通称、野アザミのタムラソウの花もあちこちで咲いています。



 南側の山麓を上って、南西方向を見下ろすと、霧ヶ峰高原の踊り場湿原の一部が見えました



 ゼンテイカの花期が終わり、車山南側の山麓部分は静かな高原でした。そして涼しい天候でした。

(注)
 観光道路のビーナスラインは、霧ヶ峰高原の交通の要所の“霧の駅”交差点からは、北に向きを変え、美ヶ原高原にまで伸びています。