ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市霧ケ峰にある踊場湿原では、ノアザミが花を咲かせ、チョウが乱舞しています

2017年07月31日 | 旅行
 長野県諏訪市霧ケ峰にある踊場湿原に、また行ってきました。約2週間振りの訪問です。

 この踊場湿原は、“池のくるみ”とも呼ばれていて、湿原の中心部に池と湿地があります。このために踊場湿原は“池のくるみ踊場湿原”という呼び名もあります。





 今年は池の水が少ないです。

 踊場湿原は標高 が約1530メートルと、車山高原・霧ヶ峰高原の中では標高が少し低い部分にあります。東西には約820メートル、南北方向に約100メートルと細長い湿原です。ここは、八島湿原と同様に、国の天然記念物に指定されています。霧ヶ峰高原の中心から少し離れているために、観光客はほとんど来ていません。

 踊場湿原の中程の側道から北東方向を見上げると、奧には車山(標高1925メートル)の山麓が見えます。



 今回は、車山高原は朝霧の中でした。

 踊場湿原では、ノアザミが花を咲かせ、ハチやアブ、チョウなどが来ています。



 本当は、ノアザミの花に留まったアサギマダラを撮影したかったのですが、近くには寄って来ませんでした。

 この湿原で咲く花に昆虫が来ていることから、モズなどの野鳥が時々、姿を見せます。踊場湿原の上部の草原に出て来たノビタキです。



 草むらの中では、ウツボグサも花を咲かせています。



 ノハナショウブの花も点々と咲いています。



 ノハナショウブの花の近くでは、コウリンカの花が咲いていました。



 コウリンカの花はこれからは増えるようです。

 そして、草原の中では、コオニユリも咲いていました。



 踊場湿原では、カッコウが時々、鳴きました。しかし、カッコウは近くには姿を見せませんでした。

 踊場湿原の下側では、諏訪市の市街地まで、森や農耕地が広がっています。

 その森の中では、オオウバユリが蕾を膨らませています。



 ここ数日間で、オオウバユリは花を咲かせます。



 オオウバユリの花が咲き始めると、盛夏は初秋に向かい始めます。

長野県諏訪市の山麓にある霧ケ峰富士見台では、ゼンテイカがいくらか咲いています

2017年07月30日 | 旅行
 長野県諏訪市の山麓にある四賀霧ケ峰富士見台では、夏を彩るゼンテイカの花がまだいくらか咲いていて、見ごろです。

 霧ヶ峰高原・車山高原は、早朝の朝霧・濃霧に包まれています。諏訪市の一番東側にある四賀の霧ケ峰富士見台もいくらか霧につつまれていて、隣接する茅野市側が見えません。

 ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の観賞・観察地である霧ケ峰富士見台では、まだいくらか咲いています。





 標高が約1700メートルあるからでしょうか。

 濃い黄色い花のゼンテイカに混じって、黄色い花を咲かせるユウスゲ(右側)が咲いてます。



 群生するゼンテイカに混じって、ヒヨドリソウが白い花をたくさん咲かせています。



 ノハナショウブもまだ花を少し咲かせています。



 草原の中では、ツリガネニンジンの花が目立つようになりました。



 カワラナデシコも咲き始めています。



 霧のためか、ノビタキは、人間を気にすることなく、すぐ目の前にある、シシウドなどに留まります。よくさえずります。





 いくらか羽根の色が薄いノビタキです。この夏に産まれた幼鳥ではないかと推定しています。





 霧ヶ峰高原・車山高原が早朝の朝霧に包まれて、視界が良くないためか、観光客・観察者の方々はあまり増えませんでした。

 ノビタキの鳴き声が響き渡る、静かな高原でした。

長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、キンバイソウがたくさん咲いています

2017年07月29日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の南端にある女神湖の湿原では、夏を代表する山野草のキンバイソウの花が咲いています。

 蓼科山(標高2531メートル)の山麓にある女神湖は、蓼科山の山麓側から雪融け水などが次々と流れ込み、豊かな湿原をつくっています。

 女神湖自身は、静かな高原リゾートの湖(人工湖)です。湿原がある南側から見る女神湖の北西側の湖畔です。

 この日は薄曇りの天気です。午前6時ごろの早朝の湖面です。



 水面の標高が約1540メートルある女神湖の周囲を、若い高校生のアスリート(陸上競技?)集団がランニングしています。ある種の高地トレーニングです。

 女神湖の湿原では、真夏に咲く山野草の花々があちこちで咲いています。

 一番目立つのは、濃い黄色い花を咲かせているキンバイソウです。あちこちで、たくさん咲いています。





 草原では、黄色い花のトモエソウもたくさん咲いています。薄いもも色のチダケサシの花と競演して咲くトモエソウの花です。



 オタカラコウの花も咲き始めています。



 夏の山野草が繁る草むらの中では、カワラナデシコの花も咲き始めています。



 女神湖から少し離れた場所では、群生したヤナギランが花を咲かせています。





 ツキミソウも咲き始めました。



 7月末になり、女神湖の周辺は、夏らしい風景になっています。

埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼では、カイツブリの幼鳥も観察しました

2017年07月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼のハス田で咲いている行田ハスの花を見に行った時に、カイツブリの幼鳥なども観察しました。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形状の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 伊佐沼の北側にあるハス田では、古代ハスである行田ハスが花をよく咲かせています。







 そのハス田の中にある水辺では、カイツブリの母親と幼鳥がいました。この親子は、浮巣の名残(残骸?)のような部分にいました。



 その近くでは、よく鳴き続けているカイツブリの幼鳥がいます。親離れをした幼鳥です。



 この幼鳥は、小魚獲りは一応、身に着けたようで、何回も潜っています。

 北側部分のハス田からいくらか伊佐沼の中央部分にある島(中州)近くの杭には、ダイサギやコサギがいます。





 ダイサギの隣には、アオサギもいます。



 ダイサギやコサギ、アオサギは時々飛び上がります。小魚を捕っている様子です。

 ごく少数ですが、カルガモも数羽います。





 実は、セイタカシギも2羽、飛来したとの話でしたが、見つけられませんでした。

 真夏の伊佐沼は、ダイサギやコサギ、アオサギが集まり始めている様子です。

埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼で、カワセミを久しぶりに観察しました

2017年07月27日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼では、ハスの花がたくさん咲いています。真夏らしい風景です。

 雨が午前中まで降り続き、雨が上がった午後に、伊佐沼のハス田で咲くハスの花を見に行ってきましたた。約3週間振りの訪問です。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 伊佐沼の貯水量はほぼ満杯で、池の水位は高いままです。



 伊佐沼の北側に設けられたハス田では、古代ハスである行田ハスの花がたくさん咲いています。蕾もまだたくさんあります。





 ハス田の中に設けられた柵に、カワセミが1羽、留まりました。



 このカワセミはやや小さく、羽根の色合いがやや地味です。





 一度、水中に飛び込んだのですが、小魚は獲れなかったようです。





 推定ですが、このカワセミは産まれたヒナが成鳥に育ったばかりの幼鳥ではないかと想像しています。オスかメスかも分かりません。

 ある野鳥観察愛好家の方のブログでは最近、伊佐沼でカワセミの番が子育てをしていると伝えていたからです。

 伊佐沼の湖面からは、カイツブリの鳴き声があちこちから聞こえています。

 なお、ハスの花が咲き始めたころに、伊佐沼を訪れた話は、弊ブログの2017年7月8日編をご参照ください。