ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県下伊那郡高森町の深山にある不動滝の近くでは、チゴユリが咲いています

2018年05月08日 | 旅行
 長野県下伊那郡高森町牛牧の深山にある不動滝を見上げた話の続きです。

 不動滝は、深山の中にある迫力あふれる滝です。不動滝は“千畳敷”と呼ばれる花崗岩の岩床から一気に流れ落ちています。





 不動滝の下側の滝壺が望める場所までは、駐車場からはやや急な山道を大きくカーブしてひたすら上ります。

 このカーブした山道の片側斜面は日陰です。日陰の斜面では、チゴユリがいくつか咲いています。



 クサボケの深紅の花もいくつか咲いています。



 種類が分からないスミレも点々と咲いています。



 山菜のワラビと思われる山野草も育っています。



いくらか日当りがいい斜面部では、ヤマブキの花がよく咲いています。



 このカーブした山道の片側の斜面は、日当りがよく、ヤマサクラの木が花をたくさん咲かせています。

 駐車場から山道を下り始めて、最初の橋を渡る辺りは、日当たりがよく、大きなウワミズザクラの木があり、花をたくさん咲かせています。





 実は、この木の近くに、オオルリが1羽、留まっていました。残念ながら、撮影する時間がありませんでした。

長野県下伊那郡高森町の山中にある不動滝は、迫力あふれる滝でした

2018年05月08日 | 旅行
 長野県下伊那郡高森町牛牧の山の中にある不動滝は、深山の中にある迫力あふれる滝でした。

 伊那市から駒ヶ根市、上伊奈郡飯島町、下伊奈郡松川町、高森町と南下し続けると、その西側には中央アルプスの峰嶺がずっと見え続けます。松川町辺りから見える嶺峰です。まだ山頂は積雪しています。



 高森町に入ってさらに南下し、途中から右折して、中央アルプス側に向かって山道を上がります。「高森町」という町名の由来となった本高森山(標高1889メートル)に向かって北西方向に山道を上がります。

 車が何とかすれ違える程度のくねくね道の山道を登ると、不動滝のすぐ側の駐車場に到着します。

 ここから5分ほど山道を上がると、不動滝の横顔が見え始めます。



 さらに上ると、不動滝の全貌が見えます。



 不動滝は、高さ約50メートル、幅約10メートルの滝です。その滝の規模は伊那谷随一なのだそうです。



 まだかなり北西方向の奧にある本高森山を水源とする干水ノ沢(ひすいのさわ)にかかる滝だそうです。

 不動滝の上部は“千畳敷”と呼ばれる花崗岩の岩床で、そこから豊富な量の水が流れ落ちています。



 この滝の落下した水は、本沢と合流し、大島川として流れ下り、最後は天竜川に流れ込むそうです。

 本沢側の山麓です。深山を感じる風景です。



 対岸の山麓に、桃色の花のミツバツツジが咲いています。新緑が芽生えた中で、この花が美しく咲いています。



 また、不動滝の駐車場から上る途中の山道の日当りがいい斜面では、ヤマザクラの木が花を咲かせていました。





 この不動滝の辺りは、紅葉の時期が美しい風景になるそうです。

 この不動滝という名前は、この滝に不動明王がまつられていることから、名付けられたそうです。不動滝の下流にある瑠璃寺を1112年(天永3年)に創建した比叡山竹林院の観誉僧都(かんよそうづ)が、この滝を見て感動し、この滝に不動明王をまつったのだそうです。

(追記)対岸の山麓に咲いていた桃色のツツジは、植物に博識が高いブロガーのkazuyoo60さんから「ミツバツツジ」あるいは「コバノミツバツツジ」とご教授いただき、本文を訂正いたしました。