昨日の森。
8月は夏の自然観察会!
千葉市政だよりの掲載案内を見て来られた一般参加者を加え約40人、
園内を巡る自然観察会とピクニック広場でカキ氷を行った。
千葉市の中心にあって、豊かな自然が維持されたこの森は、さまざまな生き物と人間が交わる貴重な空間となっている。
お天気に恵まれ、おかげさまで、事故もなく無事に開催できた。
今日の様子は、千葉市のケーブルテレビ「JCOM」さんが取材、
現役引退後、この活動に参加してほぼ7年になりましたが、ふだん感じていることを思いつくまま列記してみた。
(1)森のいいところ
① 都市化された街中にあって、距離的に気軽に行ける場所に、自然生態系が適切な形で保存された森や水辺の場所がある。遠くに出かけなくともよいし、ましては田舎暮らしなどまで考えずともよい。ちょっと出かければ、春夏秋冬の変化を五感で感じられ、酸素いっぱいの緑の大気がいっぱい吸える 。
② 小さな谷津と平坦な台地からなり、谷津には水鳥の憩う調整池と水辺があり、大地にはイヌシデやコナラの雑木林と杉植林が拡がっている。丸太の階段を上り下りしながら、起伏や平坦な土の散策路を一周約1kmほど歩くと、四季折々の山野草や鳥のさえずりに出逢い、昆虫などにも逢える。
春は、草木が目覚め、芽を吹き、彩り鮮やかに変化していく
夏は、木漏れ日の下を歩くと、やわらかく吹き抜ける風が木の葉をゆすり、頬をなぜ、あたかも天然のクーラー
秋は、散策路際に点在する紅葉が森を彩り、目にまぶしい
四季の森にふれ、心身に癒し効果が現れる。
③ 森には、幼児~小中学生から、異なった経験・特技・感性を持った異年齢の成人男女が集まり、自然観察、ゴミ拾い、園路の整備、草刈りなどを行い、ゆるいけれども楽しいコミュニケーションが交わせる、格好の場所となっている。結果的に、自然生態観察公園の維持管理につながり、社会貢献活動になっている。
(2)この集まりのいいところ
① 会則、会費もなく、ゆったりとしたゆとりのある活動となっている。
② 活動は、面白い・楽しい が優先、自発性がすべて。
心の豊かさにつながっている。
③ 「同好」の、5,6歳の幼児から90歳ぐらいまでの老若男女が、水平型、ネットワーク型の結びつきをしている。(垂直型組織ではない) 。人間関係がゆるやかである。参加者ができる範囲でできる時間を使ってやれることをやる。
④ 経験とか特技とかが多様な人たちが集まって参加を楽しんでいる。参加される皆さんは、人の気持ちを感じ、出逢いを大切にしている。
⑥ 小学生のお子さんたちも両親などと参加している。
森とそこに集まる人たちとの交流を通じて、参加の年数を重ねるごとに、子供さんたちの変化成長していく姿が目に見える。
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