■ なんとか完走できました!
2,3の障害をかかえ、トラブルとアクシデントが生じるなか、13時間56分28秒、制限時間すれすれで完走できました。
最終関門の94.2km過ぎは、はらはらどきどきの連続でした。
完走への執念はとぎれないようにしていたんですが、思うように脚が前に進まない、時間が刻々迫る!!
こんなゴールは、初めてです。
完走メダル
早朝の暗闇に、かがり火がもえあがる、陣太鼓が鳴る。
朝の寒さに冷えないようにしていた、透明ポリ袋を脱ぐ(寒暖の差が大きく、日中は暑かった)。
スタートのカウントダウンが始まる。
左足底がジーンと重い。
… … …。
ゴール後、左足・脚は、ほとんど筋肉痛はなく、損傷もない。
かわりに、左足をかばった健全な右足・脚にダメージを受ける(親指の爪、くるぶし、太ももの筋肉痛)。
… … …。
最初の山越えの頂上過ぎ(21km付近)、下りに入ったばかりの所で、転倒のアクシデントも発生。
紙コップを返却しようとしましたが、回収用のダンボールが後ろになってしまったので、ちょっと戻ろうとして、自然に右足にブレーキがかかる。
ブレーキがかかった下り路面は、ランナーの給水でビチャビチャに濡れている。
結果的にその路面でスリップをして、後ろに倒れ左腕で受身、救護車で応急手当を受ける。
そんなことがありましたが、走りの間に垣間見たコース上の絶景、走りながらのランナーとの会話、沿道の応援、大会運営の配慮などが、シンドサを忘れさせてくれた。
… … …。
すばらしい出逢い(数年前、宿泊の同じ部屋で出逢った埼玉県のAさんと同じような出逢い→ ① ② ③ 、④ ⑤ ⑥ が、今回もありました。徳島県のHさんという方で、やはり同じ部屋になり、驚嘆に値する参考になる話を伺いました)
や、
楽しい出逢い(ブログで知り合いになった高知県出身で奈良県在住のランナー、竜馬さんが、桂浜の実家に帰省されていて、大会後の18日、見学コースの高知城に会いに来ていただきました)
もあり、
首や足や腰に不安をかかえての参加でしたが、様子をみながら完走まで粘ることができ、
たいへん楽しい大会参加になりました。
完走記は、近日中にアップします。
※1. 「あのな~江本君、長生きしたかったらなあ、一年にいっぺんだけ、ぎりぎりまで自分を追い詰めることやってみるんや。フルマラソンでも断食でも何でもええ。死なんまでも相当きついことをな。そいであとは普通にしていればええのや」』(鏡の国のランニング、江本嘉伸著、窓社の中で、80歳半ばを迎えた、第一次南極越冬隊長の西堀栄三郎さんが言われた言葉)
※2. 埼玉県のAさんは、ランナーズ2010年11月号、P20に紹介されていました。
(2010/10/18記)
今日のラン&スイム
四万十川ウルトラマラソン 100k
当月 R=217k S=0.5k 年間累計 R=1993k S=20.8km
苦しいレースだったようですね。
今は十分の休養を
障害がありながらもゴールまで走られたこと、これからの自信に繋がりますね。
どこかに、左足をかばおうという心理がはたらいていたので、そんなに無理して走ったという記憶はないんですが、ラストでスピードが上がらず、時間が迫ってきたのにはあせりを感じましたですね。
しんどさもありましたが、完走によって、それも楽しみに変わります。
しばらく休息して、また次の目標に向かいたいと思っています。
無理はしないですが、100kmの長さを走りきれたことで、今後のランニングライフが明くなりました。
頚椎もほとんど良くなっています。腰も、近いうちに長時間の運転を離れ、普通の生活に戻れますので大丈夫でしょう。足底も状況に合わせ、走って治していきます。
正しい知識を持ったり、適切なケアーをしていけば、あと10年くらいは長い距離を楽しめそうですね。