■ 翌日、帰路 10.18(月) 晴れ
7:30、ホテル前の循環バスに乗り、集合場所の安並運動公園体育館に行く(8:10ころ到着)。
8:40帰りの高知空港に出発。
通過する土地土地の歴史、産業、物産などについてガイドさんの説明を聞きながら、海辺から山間をぬう。
行きも帰りも、車中から遍路道を歩くお遍路さんが見えた。
黒潮町で、Tさんたちが同乗。
ゆういんぐ四万十で、特産の馬事村の「ゆずぽんず」と「しょうが」をみやげに買う。
窪川、須崎、高岡とかいう土地を抜けて、11:30ころ、高知城の駐車場に到着。
竜馬さんが待っていました。
初めての出逢い(ブログ友)
約1時間でしたが竜馬さんと一緒に見学です(といっても竜馬さんは、何回も訪れているはず。ときどき、案内をいただきました)。
追手門
山内一豊の妻像
城の石垣
下から見た天守閣
出がけ羽田空港で出逢ったお二人と一緒にパチリ
天守閣の中(風通しがよく、全方位見晴らしがよい)
天守閣より眼下を見おろす
天守閣より市内を眺める
12:50高知空港に向かい、飛行機で羽田、リムジンで千葉へ帰る。
17時帰宅 でした。
■ 後日、帰宅後の疲れ、障害その後
6日めの今日(土曜日)現在、右太もも前の筋肉痛がまだ少々残り、左はまったくない。
右足くるぶしもほぼ元に戻る。
爪も少し色が変わっている程度で大丈夫。
左腕の擦過傷は、傷の面積がせばまり、消毒液でしみますが、あと3,4日もすれななんともなくなるでしょう。
左足底痛は、左右をよく見ると、気のせいか左がやや偏平足に見え(?)強い痛みはなくなった(?なぜだかわからない、不思議?)。さらに、自分の足に適したウルトラ用のシューズを検討する必要がある。
昨夕は、大会後はじめて、ゆっくりジョグで走ってみた。
■ まとめ、今後
① 最大の目標「完走」なる。
タイムは、13時間56分28秒(冷汗)。
② 2、3の故障をかかえてのウルトラだったが、完走によって、今後の参加につながる内容になった。たとえ難しいことであっても、どこかに道はあるもの。すれすれタイムでしたが、上できでしょう。
次回は、ふつうの体調で参加したい。
③ 気温も13度~25度で、日中日差しが強かったかな、くらいで比較的走りやすい天候だった。
④ 6日を経過し、体はほぼ元に戻ったが、昨日、大会から5日たっての初ジョグでは、右脚の筋肉痛が残っていた。
スピードを上げようとすると、ぎこちない走りになって、9分/km以上の速度がでなかった。
したがって、ウルトラの途中からのペースダウンの要因はいくつか考えられるが、経験上、太もも前の筋肉痛発生がもっとも大きなブレーキになるものと考えられる。
ジムでの筋力運動はしないから、今後は、園生の森の階段をふくめたトレーニングを自然な形でとりいれていこう。
⑤ 前半のペースを抑えることが、今後の課題、そして、最後まで完走をあきらめないこと。
⑥ 給水・給食も課題。エイドで食べられるように、何らかの工夫をすること。
⑦練習の量と質
参考までに、八ヶ岳と四万十の練習量を比較してみる
☆2月:79km、3月:105km、4月:103km、5月八ヶ岳大会前:121km
☆6月:7月:273km、8月:303km、9月:293km、10月四万十大会前:117km
これからすると、完走は、練習量以外の要素も多分にあり、故障なしで大会に臨むには、練習量はほどほどがよいのかもしれない。 高齢者にとっては、200~250km/月くらいでよいのではないか?
貴重な時間が、走り以外のことにとれるメリットもある。
ちなみに、大会前3ヶ月半の練習量を比べると、
八ヶ岳:408km
四万十:1086km
八ヶ岳の方が、四万十より標高差があるし、峠も2箇所あるのに、あれだけ走れた。
練習の質(園生の森などで太もも前の筋肉をトレーニングする、累計距離が少なくとも、50kmくらいの長距離を走っておくなど)と、体調管管理をうまく運ぶ、直前の調整が大切。
Aさんや、Hさんの例をみれば、まだまだ何年かは楽しめるのかもしれない。
⑧ 今回のラップ&スプリットタイム(参考) など
0k 10k 20k 30k 40k 50k 60k 70k 80k 90k 100k
0:39 1:06 2:25 3:32 4:39 6:09 7:44 9:24 10:46 13:56:28
1:06 1:19 1:07 1:07 1:30 1:35 1:40 1:22 3:09
(レストステーションで11分費やす)
0~40kmのペース: 7:00/km ※ 大会コースマップ
40~53.8kmまでのペース: 9:12/km(53.8kmの半下沈下橋の写真撮影時間より計算)
53.8~100kmまでのペース: 9:18/km (11分のレストステーション休憩込み)
坂を下って、フルあたりの地点から、完全に失速し、最後まで復活していない。
< 記録 > 13:56:23 部門順位 119位/123人(登録男子100km)出走者150人
総合順位 938位/964人(男子100km)出走者1291人
総合順位 1070位/1102人(男女100km)出走者1494人
完走率73.8%
以上で、完走記を終わりにします。
ウルトラ長文になってしまいましたが、筋肉痛にならずにお読みいただけましたでしょうか?
長時間おつきあいいただきまして、ありがとうございました。
6日も過ぎると、しんどさは忘れ、楽しさだけが残っていますね。
(2010/10/23記)
シマントの完走記じっくり拝見しました。
大会前、中、後といろいろドラマがあったんですね。ほんとうにお疲れさまでした。
長丁場のウルトラだからのアクシデントを乗り越えてのゴール、感激もあり、ちょっぴり悔しさも交えながら完走に、ランナー仲間としての大いなる共感を覚えました。
大会後のいつもきちんとした総括には敬服いたします。私などは走りぱなしで、なかなか総括出来ずに終わってしまっています。
ブログでは親しくしていただいているのですが、高知城での初対面でしたが、違和感もなく旧知の間柄のようにお話ができうれしかったです。
またわざわざ荷物になるのに、千葉からの銘菓のお土産もいただき、恐縮いたしました。ありがとうございます。
またどちらかの大会では、ご一緒できればいいですね。
私の年末までの大会予定は、11月にハーフを2回走り、12月の奈良マラソンで締めます。
高知城では、私も初めてお会いするような感じがしませんでした。お天気もで、おかげさまで楽しく見学ができました。
今回のようなスレスレの完走は、はじめての経験であり、感慨も深く、余韻も残りますね。大会のあとは、いつも総括をするんですが、のどもとすぎればなんとやらで、改善点が反映できたことがあまりないんです。
今回もそうですが、大会では、いつもスゴイ同宿同部屋の参加者に会ってしまいます。みんな70歳以上で速い人ばかりです。私の場合は、速くなくても故障なくいつまでも走れるようにありたいと思っています。
またどこかの大会でお会いできるといいですね。