僕は自分に抑制をかけた。
席を立ちそうになる位の葛藤を吸い込んで!
上がりたい気持ちを抑え、その上のその先の未だ来ぬ数秒後に賭けたのだ。
まず(写真上)
トイ面が切った九索で上がらなかった!
ここでロンをしても跳ね萬にはなるーーが、そんな堅い打ち方で本当に良いのか?と自問する。
地下鉄中央線の中で、誰よりも集中がいる決断をする為、猛烈なパルスが脳の中を走った。何処を走ってるか、何の帰りかも忘れて集中した。そして「役満を狙う!」と僕は決断し九索を見送ったのだ。
もしやもしやで、もしやもしやで、他家に上がられるかも?と言う不安もあった。ちょっと心臓も縮こまった。母がよく言っていた「欲張ったらあかん!質素に質素に‼️」の言葉も胸を突いたがーーーーーーー
僕は欲を出した。大物を狙った。金の斧と言った!
そしたら「發」を積もった。
いや「發」から積もって来てくれたのだ!
そして大三元となった。(写真下)
この事は2000年後から観てみると故事となるだろう的発想で洋子が語り記しておく事にする。
九索見逃しずんば大三元積配は得ず
妻如き者これを怒り頑道を叫ぶ
友如き者これを称え酒を交む
仁ある者これに喜ばず粗食を好むーーー孔洋
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